いまパソコンの購入を検討するなら、増税前だからこそ日ごろは躊躇するようなハイエンドなモバイル機を選びたいところ。ハイエンドモバイルは、CPUやメモリなどの性能の高さも魅力ですが、ほかにも優れた部分が多くあります。
例えば、そのコンパクトさ。13型はメインノートとしても十分使えるサイズですが、12型の場合はメインPCに加えて持つサブ機向き。ただ、ハイエンドの世界では、狭額縁化によって、13型クラスの筐体に14型、12型クラスの筐体に13型のディスプレイを積む機種も登場してきています。
ハイエンドモバイルなら、携帯性に優れた12型クラスの筐体で、メインノートとしても使える13型ディスプレイを搭載したモデルを選べるということです。また、スタミナ面でも安心感のあるモデルが多い。目安として、公称値で10時間駆動以下だとやや不安ですが、12時間以上駆動できればほぼ丸一日屋外で使用しても問題ありません。これらのポイントを吟味し、ガッツリと外でも活用できるPCを選びましょう。
【買い時の傾向と対策】 新作発表の直前が最も値下がりしている
買い替えニーズの高まるボーナス商戦時期と新生活シーズンに値下がり傾向にあります。また、次モデル登場の直前は最も価格が下がりやすい時期。今回取り上げたモバイルノートは多くが新作で、すぐに値下がりはしなさそうなので、増税直前のタイミングは狙い目です。
PC(モバイル)押さえておくべき4大トレンド
モバイルPCは、確実なネット接続や長い駆動時間を実現し、携帯性や拡張性を強化したモデルがトレンドに。どこでも快適に使える「身軽さ」が重視されています。
【トレンド1】 LTE通信機能
格安SIMなどと併せて使うことで、Wi-Fi環境のない場所でもネット接続できるLTE通信対応PCが増加中。いつでも確実につながる安心感が支持されています。
【トレンド2】 12時間以上駆動
外出先で使うことが多いモバイルPCは、バッテリー駆動時間が重要。安心して日中使える駆動時間12時間以上のモデルが現在のハイエンド機の主流です。
【トレンド3】 軽さ1kg以下
素材の軽量化などにより、12~13インチクラスの画面サイズでも、1kg以下の軽さを誇るモデルが続々登場。より気軽に持ち歩きやすくなりました。
【トレンド4】 USB Type-C端子
インターフェイスには、USB Type-C端子を採用するモデルが増加。天地の区別がないためスムーズに接続でき、様々な機器を利用することができます。