デジタル
パソコン
2020/1/23 21:00

クリエイター向けPC「LAVIE VEGA」…“一般人目線”で見てもアリなPCか?

NECパーソナルコンピュータは1月21日、フォトグラファー向けノートPC「LAVIE VEGA」をはじめ、オールインワンPC「LAVIE Home All-in-one」など、2020年春モデルを発表しました。

↑LAVIE VEGA

 

LAVIE VEGAは、Ultra HD 4K解像度の15.6型ワイド有機ELディスプレイを採用し、第9世代インテルCore i7-9750Hプロセッサーを搭載しており、さらにAdobe Creative Cloudフォトプランの1年間使用ライセンスもついてくる、まさにフォトグラファー向けの一台と言えるでしょう。

↑LAVIE VEGAのメインターゲットはフォトグラファー

 

筆者も実は写真を撮るのが好きで、自分の署名記事の写真はほぼすべて自分で撮影していますし、自慢じゃないですが10年以上前、某玩具メーカーのフォトコンに入選したこともありますよ! 今回、発表会の会場で実物を触ってみたので、“フォトグラファー以外”の一般人目線で見た、LAVIE VEGAのあれこれを書いてみようと思います!

 

まず、画面が非常にキレイ! 先述のとおり、4Kの有機ELディスプレイで、画像や動画がとってもビビッドな発色! これは写真の細かい修正などを行なう時には重宝しそうです。せっかく良い機材で撮影しても、PCのディスプレイがいまひとつだったら出来栄えを確認するのも苦労しそうですからね。しかしながら、こんなにキレイなディスプレイなら、プロご用達の機材で撮影した写真じゃなくて、スマホで撮った何気ない日常の一コマでも、ものすごく美しくビビッドに写りそうですね!

↑これが4Kの有機ELディスプレイ。ビビッドだ!

 

美しいのはディスプレイだけではありません! 外観も美しいんです。見てください、この、キラリ☆と輝く天板!

↑「Gorilla Glass 6」を採用した、プレミアムミラーガラス天板

 

ガラスの裏側に金属調の鏡面加工が施されていて、キラリ☆と鏡のような高貴な輝きを放っています。筆者はノートPCの天板にベタベタとステッカーを貼りたくなるタイプの人間なのですが、こんなに美しい天板だとさすがに貼るのを躊躇してしまいますね(笑)。しかも、ただ美しいだけではありません。耐衝撃性に優れた「Gorilla Glass 6」を採用しているので、堅牢性もあるんです!

 

ちなみに、天板中央にあるLAVIEのロゴマークですが、閉じた状態で「Cortanaさん、音楽を再生して」と話しかけると、Cortanaと連動して光ります! マイクがディスプレイの端に4つ付いているので、閉じていてもしっかり音声を拾います。音楽を再生するためだけにわざわざ開くのも億劫ですので…背面が光るスマートライトのカッコ良さと合わせて、個人的にキュンとくる機能ですね。

↑光るLAVIEのロゴマーク

 

↑4つのマイク(※写真はLV750/RAS)

 

キーのレイアウトも非常に独特で、テンキーを廃止し、GHセンターポジションという、ホームポジションで構えた時にGとHが真ん中にくる配置を採用。左側の空いたスペースにはショートカットキーを割り当てられる、5つの「プロキー」を搭載しています。プロキーはLightroomでの写真加工・編集時だけでなく、WordやExcelなどのOfficeでも使えるんですよ! Officeでも使えるって、すごく仕事効率化に繋がりそうですよね!? 個人的には真っ先に「Ctrl+S」を登録すると思います! 作業に集中しているといつも忘れてしまい、保存されていない状態で不慮の事故が起き、作業が水の泡になってしまうこともあるので、Ctrl+Sは必須でしょう!

↑GHセンターポジションを採用したキーボード

 

↑5つのプロキー

 

レイアウトだけでなく、キー面も、表面が窪んだ「シリンドリカルキートップ」を採用しているので、指にスィッとフィットしやすくなっています。

↑シリンドリカルキートップ

 

Adobe Creative Cloudフォトプランの利用権もついてくるので、LightroomやPhotoshopも利用できます! 前述のとおり、筆者は文も写真も1人で担当することがほとんどですが、昔から「写真が暗い」等々、写真に対する様々なお叱りを受けることがありました…。しかしLightroomさえあれば、いまひとつな写真しか撮れていなくても、いい感じなクオリティの写真に仕上げることができるはず! そんな理由でLightroomを使いたいと思いました(笑)Photoshopは、過去に勤めてきた会社どこでも、フォトショを使う作業は100%発生したので、“あると便利”なソフトというのは十分わかっております。筆者自身「使いこなせている」なんて口が裂けても言えませんが……。

↑Lightroom

 

さて、このLAVIE VEGA、“フォトグラファーに特化した”製品とのことですが、フォトグラファーやクリエイターだけでなく、筆者のようにフォトグラファー以外の一般人でも、質の高い作業ができそうな気がしました! 少なくとも、今の私の業務(エディター兼ライター)では絶対重宝しますね!

 

今回はフラッグシップのLAVIE VEGAを集中してご紹介しましたが、他にも様々な、個性的なラインナップが発表されていました! 以下、簡単にご説明いたします。

 

オールインワンPCのLAVIE Home All-in-oneです。カフェボード型のおしゃれなデザインと、画面から音が聞こえる「Crystal Sound Display」が、大きな特徴です!

↑オリジナルボイスエンジン「LAVIE AIエージェント」を搭載した、LAVIE Home All-in-one

 

シリーズ上位モデルに、高速な起動を実現するSSDをストレージに採用した「LAVIE Note Standard」(※リニューアル製品)です。

↑キーコン強化によりモデルリフレッシュを行なった、LAVIE Note Standard

 

コンパクトで軽量な、大学生をターゲットにしたノートPC「LAVIE Note Mobile」です。

↑LAVIE Note Mobile

 

初めて自分のPCを持つ子どもにピッタリの、タブレットにもなる2in1ノートPC「LAVIE First Mobile」です。かわいい+軽くて持ちやすかったので、私も自分用に欲しくなりました(笑)

↑LAVIE First Mobile

 

と、いうことで、最後にまたLAVIE VEGAに戻りますが、発売日は2月20日、市場想定価格は20万4800円~28万4800円です。詳しいSPECは、過去記事「クリエイターのリファレンスPCになりそう! NEC初の4K有機ELディスプレイ搭載「LAVIE VEGA」」を見てくださいね!

 

【フォトギャラリー(GetNavi webにてご覧になれます)】