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2022/4/26 19:30

ソフトバンク&ワイモバユーザーなら6か月無料! 音声通訳端末「ポケトーク」のスマホアプリの魅力とは?

ソースネクストの「ポケトーク」といえば、74言語に対応した音声通訳端末。海外への出張や旅行、はたまた訪日外国人への対応などさまざまな場面で活躍するデバイスで、日本だけでなく欧米やヨーロッパでも幅広く利用されています。

 

そんなポケトークに待望のスマホアプリが登場します。とはいえ、翻訳アプリなんて「Google 翻訳で十分では?」という声もあるはず。そこで、4月13日に開催されたポケトーク新製品発表会でわかったアプリ版ポケトークの魅力をご紹介しましょう。

↑ポケトークにスマホアプリが登場

 

週額120円で短期間の利用もOK

従来のポケトークの場合、9900円/3万2780円/3万4980円での端末の購入、もしくはレンタルサービスを利用する必要がありました。しかし、アプリ版ポケトークなら、週額120円、月額360円、年額3600円で利用できます。初回3日間は無料なので、使い勝手を実際に体験してからプランを契約するかどうかを検討できるのも、スマホアプリならでは。

↑ポケトーク株式会社代表取締役社長兼CEOの松田憲幸氏

 

レンタルサービスを利用すれば、端末を購入するよりもリーズナブルな価格で利用できますが、端末を手配したり、手元に届くまでに時間がかかったりするのがネック。しかし、スマホアプリなら使いたいと思ったその場で利用を開始できます。

 

ソフトバンク&ワイモバユーザーなら6か月間無料

さらに特筆すべきは、ソフトバンク/Y!mobileユーザーなら無料キャンペーンが利用できる点です。専用のキャンペーンページへアクセスし、ポケトークアプリの利用を申し込んだうえでキャンペーン期間中に利用を開始すると、専用のクーポンコードが送られ、利用料が利用開始日から6か月間無料になります(キャンペーン開始の日程は未定)。

↑発表会にはソフトバンク常務執行役員菅野圭吾氏(左)も登壇。ソフトバンクとポケトークの提携を発表した

 

無料期間終了後は自動解約となり、キャンペーンに申し込めるのは期間中1回線につき1回限り。キャンペーンが始まったらぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

複数のエンジンから最適なものを選択

ポケトークは高い翻訳精度が強みです。まずはクラウド上で音声をテキストにし、そのテキストを翻訳。そして、翻訳したテキストを音声にしてくれるのですが、使用言語に応じて最適なエンジンを選びます。この仕組みにより、実際に会話をするようなスピードでより正確な翻訳が可能となっているのです。

↑翻訳エンジンはGoogle、Amazon、Facebook(メタ社)、Appleの音声翻訳エンジンや総務省のエンジンなどさまざまなものを使っているが、利用者がエンジンを選ぶ必要はない

 

アプリのUIはシンプルで、翻訳する言語を選んで翻訳ボタンを押しながら話せば、素早く翻訳結果を発話してくれます。アプリでは「通訳」機能だけでなく、カメラ翻訳、発話練習にも対応しているので、海外の飲食店で料理のメニューを翻訳したい、語学スキルをアップしたいといった場面でも役立ちそうです。

↑アプリは初めてでも操作性がわかりやすい

 

とはいえ、これまでの専用端末ならではの魅力もあります。たとえば、うるさい場所でもマイクが使えるのは専用端末のいいところ。また、法人利用の際、専用端末であれば翻訳アプリのためにスマホを購入する必要がなく、起動までに即時性があるので病院などでも活用されているのだとか。利用シーンに応じて、スマホ版アプリと専用端末のどちらが自分にあっているのかを考えて選ぶといいでしょう。

 

日本の英語力はデータから見てもかなり低いとされており、今後徐々に訪日外国人が増えることを考えても翻訳アプリは欠かせない存在となりそうです。

↑調査によると日本の英語力は世界112か国中78位となっている

 

会議の動画に字幕が付けられる「ポケトーク字幕」も開始

ほかにも、ポケトークの注目の取り組みといえば、AI翻訳・字幕ソフト「ポケトーク字幕」(Windows/MacOS)のサブスクリプションサービスの開始です。すでに開始している月額2200円(初回7日間は無料)のプランに加え、5月13日より家電量販店にてパッケージ版(1年版)も2万6400円で発売されます。

 

ポケトーク字幕は、ZoomやTeamsなどを使ったリモート会議で、自分が話した言葉を指定した最大2言語(82言語対応)に翻訳し、画面に字幕として出せるのが特徴。3言語間でのリモート会議や、3言語に対応したストリーミング配信などで活用できます。

 

また、360度カメラ、マイク、スピーカーが一体になったリモート会議の専用デバイス「KAIGIO CAM360」も4月14日より発売されています。4つの2Kカメラ、8つのマイク、3つのスピーカーを備え、会場全体を映し出すパノラマ画面が表示可能。大人数でも参加者の顔が見えるミーティングが行えます。

↑「KAIGIO CAM360」を発表するソースネクスト代表取締役社長兼COOの小嶋智彰氏

 

KAIGIO CAM360は8万8000円で、話者に自動フォーカスする機能のある「Meeting OWL(ミーティングオウル)」(9万9880円)よりも低価格となっています。

↑Meeting Owlは専用アプリと連携して、会議時間の傾向や会議参加者の発言割合の分析が行えるなど高機能なのに対し、KAIGIO CAM360は導入しやすいシンプルな設計となっている

 

ポケトークが目指すのは「言葉の壁をなくす」こと。アプリが登場してより始めやすくなったポケトークがあれば、海外の人とこれまで以上にスムーズなコミュニケーションを図れそうです。

 

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