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2023/2/20 11:30

M1/M2搭載MacでのWindows 11の正式サポート、Parallelsでついに実現

マイクロソフトは公式ブログにて、「M」シリーズチップを搭載した新しいMacにおける「Windows 11」の正式サポートを、OS仮想化アプリの「Parallels」経由で開始したと発表しました。

↑rawf8/Shutterstock.comより

 

これまで新しいMacでWindows 11を動作させるには、Insiderプレビュー版のWindows 11が必要でした。しかしこの方法はセキュリティ上、あるいはライセンスという意味においても、スマートなものではありませんでした。

 

マイクロソフトによれば、「Parallels Desktop 18」を利用することで「M1」「M2」を搭載したMacでも「Windows 11 Pro」「Windows 11 Enterprise」を利用できるようになります。制限としては、32ビットのARMアプリケーションが利用できないこと、デバイスにはWindows 11 ARMドライバーが必要なこと、AndroidアプリやLinuxシステム、Windowsサンドボックスは動作しないことなどがあります。また「DirectX 12」や「OpenGL 3.3」を要求するアプリも動作しないので、最新ゲームのプレイは厳しいでしょう。

 

ParallelsはOS仮想化アプリなので、「Boot Camp」を利用したMac上でのWindowsの動作よりも、若干パフォーマンスが落ちます。それでも、新しいMac上でWindows 11を安全に利用できるようになったのはうれしいことです。

 

Source: Microsoft via Engadget