ニュースレター配信サービスSubstackは、短文が投稿できる新機能「Notes」の提供を始めました。これまで同サービスは長文のメルマガを投稿する場でしたが、最近なにかと制限が増えているTwitterに代わるものとして注目を集めています。
Notesは、Substackのアプリ(iOS版とAndroid版あり)とウェブ版の両方で利用可能。その画面インターフェースは、Twitterそっくりです。ツイートの代わりにメモ、「いいね」や「返信」、RTの代わりに「Restack」もあり、テキストのほか外部リンクや画像(GIFが6枚まで)も投稿できます。
画面上にはタブが2つあり、「ホーム」タブには購読しているクリエイターや、そのクリエイターがお勧めする他のユーザー、それにユーザー本人がフォローしている人たちのメモを読むことができます。一方、「購読(Subscribed)」タブでは、実際に購読しているクリエイターのメモやアクティビティが優先的に表示されます。
Notesが現地時間4月5日に発表された直後、この新機能に対してTwitterが嫌がらせをしているかのような現象も見られました。Substackのリンクが貼られたツイートにいいねやRT、返信しようとするとエラーが表示されたとの報告もありますが、現在そうした攻撃じみた措置はすべて解除されている様子。
Substackはまだ初期バージョンであり、「でこぼこやバグ、不完全な点」があると断り書きをしています。とはいえ、日本国内からもAndroidスマートフォンやiPhone、ウェブ版のいずれも問題なく使えるようです。
短文投稿サービスとして健全な競争を繰り広げることで、Twitterもよりユーザー思いのソーシャルメディアに改善されると期待したいところです。