Twitterの強力なライバルに? 米「Substack」が短文投稿向け機能「Notes」の提供開始

ink_pen 2023/4/13
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Twitterの強力なライバルに? 米「Substack」が短文投稿向け機能「Notes」の提供開始
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

ニュースレター配信サービスSubstackは、短文が投稿できる新機能「Notes」の提供を始めました。これまで同サービスは長文のメルマガを投稿する場でしたが、最近なにかと制限が増えているTwitterに代わるものとして注目を集めています。

↑Twitterの強力なライバルになりそうなSubstack

 

Notesは、Substackのアプリ(iOS版とAndroid版あり)とウェブ版の両方で利用可能。その画面インターフェースは、Twitterそっくりです。ツイートの代わりにメモ、「いいね」や「返信」、RTの代わりに「Restack」もあり、テキストのほか外部リンクや画像(GIFが6枚まで)も投稿できます。

 

画面上にはタブが2つあり、「ホーム」タブには購読しているクリエイターや、そのクリエイターがお勧めする他のユーザー、それにユーザー本人がフォローしている人たちのメモを読むことができます。一方、「購読(Subscribed)」タブでは、実際に購読しているクリエイターのメモやアクティビティが優先的に表示されます。

 

Notesが現地時間4月5日に発表された直後、この新機能に対してTwitterが嫌がらせをしているかのような現象も見られました。Substackのリンクが貼られたツイートにいいねやRT、返信しようとするとエラーが表示されたとの報告もありますが、現在そうした攻撃じみた措置はすべて解除されている様子。

↑Twitterに似ているSubstackのNotes

 

Substackはまだ初期バージョンであり、「でこぼこやバグ、不完全な点」があると断り書きをしています。とはいえ、日本国内からもAndroidスマートフォンやiPhone、ウェブ版のいずれも問題なく使えるようです。

 

短文投稿サービスとして健全な競争を繰り広げることで、Twitterもよりユーザー思いのソーシャルメディアに改善されると期待したいところです。

 

Source:Substack
via:The Verge

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