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デジタル周辺機器
2023/11/29 21:30

趣味の世界に没頭できるデジタルアイテムは? プロが解説&オススメします

趣味の世界にもっと没頭したいなら、シーンに適した“専用機”の導入を検討しよう。自宅でゆったりとゲームを楽しめるポータブルデバイスや、旅先の風景をキレイに残せるデジタル一眼に注目だ。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が解説します!

テクニカルライター
湯浅顕人さん

PCやガジェット、AVに精通。メインはデスクトップPCだが、外出状況に応じ複数のノートPCを使い分ける。

 

【その①】ゲーム機にもPCにもなるポータブルゲーミングPCが手軽

ASUS
ROG Ally RC71L-Z1512

7型HD液晶の左右にコントローラーを装備した小型ゲーミングPC。ポータブルゲーム機向けに開発した最新プロセッサーを搭載する。Windows 11を搭載し、多彩なPCゲームのプラットフォームやAndroidのゲームをプレイ可能。

 

↑特別な構造のパイプを使用した「ゼログラビティ冷却システム」を採用。冷却性能と静音性を両立するデュアルファンを搭載している

 

<湯浅‘s Check>

「決められた時間に参戦する必要があるチーム戦系のゲームをプレイしている人は、外出先で遊べるポータブル機をチェック。基本スペックはPCなので、キーボードを接続すれば仕事にも使えます」

 

【その②】PS5のリモート専用デバイスはWi-Fi接続して手元で楽しめる

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
PlayStation Portalリモートプレーヤー

PS5のリモートプレイ専用デバイス。電源を入れたらボタンを押すだけでWi-Fiを経由してPS5に接続し、テレビのない部屋でもゲームプレイを開始できる。「DualSense ワイヤレスコントローラー」の機能を踏襲。

 

↑8インチのフルHDスクリーンを搭載。最大1080p/60fpsに対応し、ゲームプレイ中も滑らかで鮮やかな映像を描写する

 

<湯浅‘s Check>

「毎日コツコツ進めているゲームを空き時間にちょっとプレイするのにピッタリ。子どものいる家庭で、過激なゲームの画面をリビングのテレビに映したくない場合にもうってつけです」

 

【その③】録画機能に特化した自分専用のレコーダーはいかが?

アイ・オー・データ
HVTR-T3HDTシリーズ

同時録画数と録画容量を中心に、録画機能にこだわったハードディスクレコーダー。1TBモデルでは最大約1090時間録ることができ、トリプルチューナーにより「3番組同時録画」にも対応する。スマホ連携で予約や視聴、自動持ち出しも可能。

 

↑チューナーとハードディスクはUSB接続。容量がいっぱいになったら新しいハードディスクに付け替えるだけで録画を再開できる

 

<湯浅‘s Check>

「家庭内で自分しか見ない番組を録画するための専用機に最適です。スマホアプリから試聴できるため、本体はリビングに設置しておいて書斎などで番組を楽しむ、という使い方もできます」

 

【その④】お手ごろ価格の防水時計で心置きなくアウトドアを満喫

シチズン
Q&Q VP84-854

Q&Qは、Quality(品質の良いものを)&Quantity(より多くの人へ)をコンセプトにしたカジュアルブランド。約1000円という手ごろな価格ながら10気圧の生活防水を備えるタフな一本だ。40mmケースの視認性も良好。

 

<湯浅‘s Check>

「スマホを確認できない遊泳中や、腕時計をぶつけたり汚したりしがちな登山・キャンプ中に使いたいモデル。なお、自宅では浴室に掛けておけばお風呂用時計として有効活用できます」

 

【その⑤】ラクにスマホに取り込めるサウンドレコーダーの出番

バッファロー
ラクレコ RR-PW2

スマホへのCD音源の取り込み・DVDの再生がラクラク。CDアルバムなら約5分で取り込みが完了する。microSDカードスロットを新搭載。スマホへの取り込みと同時にmicroSDにも楽曲データを保存でき、アーティスト別に自動整理してくれる。

 

↑microSDカードスロットを装備。保存した楽曲は「SDライブラリー」としてアーティスト別に管理され、PCを介さず容易に転送できる

 

<湯浅‘s Check>

「現在では多くの音楽・映像コンテンツがネットで視聴できますが、いまだにCDやDVDでしか入手できないコンテンツも。自宅に眠っているCD/DVDも、スマホで再度楽しめます」

 

【その⑥】手のひらサイズのカメラでいつでもどこでも撮りまくり

富士フイルム
INSTAX Pal

“チェキ”の愛称で親しまれる同シリーズの大きな特徴であったプリント機能を切り離して「撮影」に特化することで、小型化を実現。専用アプリを使うと「リモート撮影」や3秒間隔の連続撮影を行う「インターバル撮影」ができる。

 

↑広角レンズを採用し、風景写真や大人数での集合写真に最適。スマホでは撮りにくい構図もダイナミックに撮影できる

 

<湯浅‘s Check>

「ポップな外観で、撮影していることを周りに意識させないのが特徴。きちっと撮りたいだけならスマホでも十分ですが、コレは意図しない構図や意外な表情が撮れる、そんなカメラです」

 

【その⑦】様々なシーンを鮮明に記録するタフなデジタル一眼を持って出掛けよう

パナソニック
LUMIX DC-G99DH

ローパスフィルターレス設計の「20.3M Live MOSセンサー」を搭載し、LUMIXらしいみずみずしい生命力・生命美を表現。防塵・防滴に配慮した構造で、タフな現場にも耐える。最大5.0段ぶんの強力な手ブレ補正も心強い。

 

↑撮影者がファインダーに集中できるボタン配置を追求。絞りやシャッタースピードなどを調整できるダイヤルは前後2つ搭載した

 

<湯浅‘s Check>

「普段はスマホカメラを使っていても、ふと『望遠で動物や天体を撮りたい』と思うことも。そんなときに、望遠レンズや明るいレンズなどを選択できるカメラがあると楽しいですよ」