指輪を拾ったその夜にトビラをたたく音が――「ムー編集部厳選 ホントにあった恐怖体験 呪の巻」

ink_pen 2018/5/7
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指輪を拾ったその夜にトビラをたたく音が――「ムー編集部厳選 ホントにあった恐怖体験 呪の巻」
元城健
もときけん
元城健

1985年、秋田県生まれのライター。建築やサイエンス、旅行などの分野で活動するフリーライター。趣味は廃墟巡りなど。旅行中に鉄道の知識も芽生えてしまい、先日は北陸新幹線「かがやき」の一番列車のチケットを入手してしまったほど。どんなところでも生活できることが特技。

付喪神(つくもがみ)をご存知でしょうか?

 

道具に神様が宿った妖怪のことを指します。室町時代にまとめられた『付喪神絵巻』によれば、道具は100年たつと付喪神に変化できるそうです。

 

持ち主を破滅へ導く

持ち主が不幸な目に遭ったときに身に着けていたモノには、持ち主の怨念が宿るという話もあります。

 

“呪いの宝石”と呼ばれる「ホープダイヤモンド」のように、神秘的な美しさを求めて多くの人が手にしてきたものの、その持ち主は次々と不幸になるというエピソードはたくさんあります。古今東西、こうしたモノにまつわるエピソードは事欠きません。

 

ムー編集部厳選 ホントにあった恐怖体験 呪の巻」(学研パブリッシング・編/学研プラス・刊)には、インターネットから投稿された“怖い話”が厳選されて紹介されていますが、モノにまつわるエピソードをいくつか紹介しましょう。

 

 

指輪の持ち主がやってきた!

ひょんなことから、指輪を拾った人がいました。その指輪を気に入ってずっとつけていると、ある夜、「どんっ!どんっ!」と窓を叩く音が聞こえてきたそうです。「うるさい!」と思いながら布団に入って天井を見上げると…

 

なんと天井には血まみれの女性の姿が! ニヤッと笑った女は「私の指輪返して…」と話したといいます。怖くなって指輪を外に投げると、女性は姿を消しました。朝に外に出てみると、投げ捨てたはずの指輪はどこにもなかったそうです。

 

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