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ムー
2019/8/17 18:30

唯一のオカルト専門誌「ムー」から得られる人生訓とは……?【マツコの知らない世界】

新海誠監督の新作映画「天気の子」では重要アイテムとして登場し、今夏のコミケでブースが出された、オカルト専門誌「ムー」(学研プラス刊)。創刊40年を超えて、なぜか表舞台に出てくることが増えてきました。そんなムーですが、去る8月13日、TBSで放送された「マツコの知らない世界」で特集が組まれ、その謎すぎる実態が明らかに。本記事では、知られざるムーの世界の一端を紹介します。

 

ムーを読み続けて人生を学んだ男の半生とは?

「マツコの知らない世界」のムー特集に登場したのが、”ムーを読み続けて人生を学んだ男”こと漫画家の石原誠さん(ペンネームは「石原まこちん」)。「THE3名様」などの人気作を手掛ける売れっ子の漫画家なのですが、そこに行きつくまでの半生が、オカルトに満ちているのです。

 

現在43歳の石原さんですが、オカルトに興味を持ったきっかけは「10歳のとき、3輪車に乗る2匹の宇宙人を銭湯帰りに目撃した」こと。それからすぐ、書店で「ムー」の存在を知り、以来毎号熟読するようになります。高校卒業後、就職した会社を3日でやめた石原さん、ニート生活を送るなかで心の支えになったのがこれまたムーだそうで……「ムーを読んで現実逃避していた」んだとか。

 

↑石原さんとそのプロフィール(番組内より)

 

マツコ・デラックス曰く「現実逃避のなかでも最悪の現実逃避」をしていた彼でしたが、”なぜか”そのニート生活から抜け出し、24歳で漫画家デビュー。漫画のなかにひっそりオカルト要素を混ぜ込むなど、オカルト信仰を堅持し続けて現在に至ります。

 

筆者が石原さんの半生で一番気になったのは、ニートになってから漫画家デビューするまでの6年間になにがあったのか。番組では詳しく語られなかったがため、余計にああだこうだと考えてしまいます。もしや、パワースポット巡りでもして、オカルトの力で人気を得たのではないかだとか、、、まあそんなことはないと筆者は思うのですが。

 

ムーをの宝くじ必勝法を実践した結果は……

石原さんによれば、ムーには40年続く10個の鉄板ネタがあるそうです。それは、予言、宇宙人・UFO、都市伝説、古代文明・遺跡、超能力、心霊、UMA、未来科学、占い、探検といったものたち。

 

そんな話題を「異星人地球侵略の証拠をつかんだ!!」だとか「日本沈没は数年後に必ず起こる!!」といった、力強い見出しで言い切るのが、ムーの得意技となっています。なかには「実用スペシャル 年末スーパージャンボ必勝法」というものまで。いいなあ、それで本当に宝くじが当たるんだったら僕もやるんだけどなあ。

 

ちなみに石原さんは、ムーが提唱する宝くじ当選のためのラッキーアクションをすべて実行したうえでくじを買ったそうですが……当たらなかったそうです。やっぱり世の中、そううまくはいきませんね。

 

それでもなぜかオカルトを許容し続ける石原さん。番組ではムーから学んだ人生訓も語っていました。その教訓とそれにまつわる事実がが以下の3つです。

 

・失敗を振り返らない!

→ムーは何度も地球滅亡などを煽ってきたが、その期日はいつも何事もなかったかのように通り過ぎていく。しかしムーがその失敗を振り返ることはない!

 

・時に強引に突き進む!

→ムーの三上編集長は、令和に決まった新元号を「アスカ」と予想。やはり(?)予想は外れたわけだが、なぜか彼は「当たった!」と断言した。その理由は、令和の文字にアスカっぽくみえる部分があるから、らしい。なるほど……?

 

・目立たず生きる!

→映画「君の名は。」にも、登場人物の愛読書としてひっそり登場しているムー。それにあやかって、石原さんもムーの巻末で四コマ漫画をひっそり連載している。ちなみに、新海誠監督の最新作「天気の子」では、ひっそり隠れることなく、ムーが大きく登場! おい、人生訓とやらはどこへ行った!

 

もはや様式美すら感じます。これが40年かけて培ってきた伝統なのでしょうか。特に、「失敗を振り返らない」ことには、すがすがしさすらありますね。きっと、ムーが自身の失敗を後悔する記事を書いた日には、天変地異が起こることでしょう。

 

↑元号予想が当たった!と断言する三上編集長(番組内より)

 

なお、現在ムーは多角的にコラボを展開しています。8月9日から12日にかけて行われたコミックマーケット96では、アニメ業界おなじみのメーカー・フロンティアワークスとタッグを組み限定グッズを販売。ブースには自身がUFOに連れ去られる様子を写真撮影できるコーナーもあり、多くの参加者でにぎわいました。また、テレ東の子ども向け朝番組「おはスタ」では、番組に登場するモアイ像「おどるモワイくん」(下)をプロデュースしています。

 

もはや、コラボとは何なのかがさっぱりわかりませんが、それだけ人を惹きつけるパワーがあるということでしょう。今後もムーに注目です。しかし、ムー関連の記事を書くと「なぜか」というワードが大量に登場してしまいます。筆者も、ムーの力に冒されているのでしょうか……。

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