エンタメ
2019/9/17 10:00

日本列島をザワつかせた「伯方の塩」2代目声優オーディションの結果発表ッ!

“塩”としてはおそらく日本一有名なブランドが、愛媛県に本社のある伯方塩業の「伯方の塩」だろう。海水中のにがりをほどよく残した風味と味の良さで、今や調理や調味の際に、また食卓に欠かすことのできない存在に。このおいしさはもちろんだが、「伯方の塩」の知名度アップに大きく貢献したのが、テレビCMで、男性ボーカルがパワフルに「は・か・た・の・しお♪」とシャウトする耳馴染みのいいサウンドロゴだ。

 

伯方塩業では、「伯方の塩」のウェブ広告でこのお馴染みのフレーズを歌う「二代目声優」をTwitter上で募集。予想をはるかに上回る膨大な数の応募の中から、いよいよグランプリが決定した。

Twitterでの簡単応募で“公開オーディション”化

「は・か・た・の・しお♪」は、1987年からCMで使用され30年以上も親しまれているフレーズで、今回の「二代目声優オーディション」は、若い世代にもっと「伯方の塩」のことを知ってもらおうとスタートした企画。仕掛け人は、フジテレビ在籍時代に「逃走中」や「ヌメロン」などのバラエティ番組をヒットさせた、プロデューサーの高瀬敦也氏だ。

 

「TwitterやYouTubeといったSNS上で、お馴染み『♪は・か・た・の・しお♪』のフレーズを多くの方々にアレンジして歌っていただけていることから、よりたくさんの方々に知っていただたきたい、また皆様のアイデアを形にしていきたいという思いで今回、企画しました」(高瀬さん)。

 

応募にはTwitterを使用。多くの人が応募しやすいよう、アレンジも自由で、録音した作品をスマホなどから簡単に送ることができるようにした。

 

芸人やタレントも! 傑作が入れ食い状態に

初めての試みのため、企画段階では「どのくらいの応募があるのか」と心配したというが、5月11日に募集を開始すると、直後からTwitterで大きな反響を呼び、わずか10日間で1500件超の投稿が殺到。最終的には2639件の応募があり、伯方塩業のツイッターのフォロワー数も、募集開始時の2600人から約1万785人(9月7日現在)と約4倍に激増した。

 

想定外のバズりには、伯方塩業の石丸一三社長も「伯方の塩のフレーズが皆様に愛されている結果だと大変うれしく思っています」とコメント。また応募作品の完成度も高く、歌うだけではなく、ライブやコント、アニメを使うクオリティの高い動画付き作品も目立った。

 

さらに、なだぎ武さんやぺえさんなど芸人やタレントに加え、歌手やミュージシャンといった“プロ”も応募を表明。Twitterの拡散力もあり、「伯方の塩」が大きな盛り上がりをみせていった。

 

・なだぎ武さんはカリスマロッカー“●ちゃん”をオマージュ!?

↑なだぎ武さんが、日本を代表するカリスマロッカー(おそらく)の物マネコントで「「は・か・た・の・しお♪」を絶唱。気合を感じる展開は何度見ても飽きない
↑なだぎ武さんが、日本を代表するカリスマロッカー(おそらく)の物マネコントで「「は・か・た・の・しお♪」を絶唱。気合を感じる展開は何度見ても飽きない

 

・ぺえさんは個性的な風体でハニカミながら美声を聴かせる!

↑タレントとして活動を広げるぺえさんは、町の公園で、少しハニカミながら2タイプを録音しその場で投稿。個性あふれる美声による「は・か・た・の・しお♪」は必見
↑タレントとして活動を広げるぺえさんは、町の公園で、少しハニカミながら2タイプを録音しその場で投稿。個性あふれる美声による「は・か・た・の・しお♪」は必見

 

Youtubeでも次々と作品が発表される事態に!

応募はTwitterに限定されていたが、作品をYouTubeにアップする投稿者も多く、SNSでの盛り上がりにのって、YouTubeでもオリジナルの「♪は・か・た・の・しお♪」が大きな話題に。これも「伯方の塩」が、たくさんの人に愛されているからこそだろう。

 

結果発表! ウェブ広告の声優を勝ち取ったのは一体……?

想定を超える応募が寄せられたことから、全作品を厳正に審査するための選考期間を1か月延期。また、投稿者の思いがこもったさまざまなバージョンの作品が投稿され、受賞作品を8つに絞りこむことが難しいと判断し、新たな賞も設けられた。

 

企画者であり、審査員にも加わった高瀬敦也さんは、「今回の企画は、“は・か・た・の・しお”という単語の制約があったからこそ、想像を遥かに超える作品がたくさん生まれたんだと思います」と、クオリティの高い作品が集まった理由を分析。「応募作品を見ていると家族や仲間、ネット上のつながりなど人と人の繋がりをたくさん感じることができました。もちろん声優さんや歌手の方がオーディションを活用して知名度を上げる一助になれたことも光栄なのですが、それよりも、伯方の塩が親子の会話のキッカケになったり、仲間とのコミュニケーションツールになれたことが一番嬉しいですね」と、今回の企画を通じて知った“気づき”を語った。

 

そのうえで「オーディションの意義は単純に『伯方の塩』の知名度を上げたことではなく、子どもたちが「は・か・た・の・しお♪」を口ずさみ、彼らの記憶にブランドが刻まれたことに真の価値があると感じています。将来、彼らがお父さんお母さんになった時にこの企画の真の威力が発揮されるんじゃないでしょうか」(高瀬さん)。

 

それではいよいよ、厳正な審査のもと選ばれた作品を紹介していこう。

 

グランプリ

「伯方の塩」のウェブ広告に出演する資格と、賞金10万円が授与される。

投稿者は福岡を中心に活動するアコースティックユニットのお二人。オリジナルの温かみのあるメロディにのせ「伯方の塩」のあるくらしを優しく綴り佳曲へと仕上げた。

 

【審査員のコメント】

応募作品の中でもっとも『伯方の塩』のブランドを的確に表した作品だと思います。『伯方の塩』は、家族や家庭にそっと寄り添い、気付かないうちに家族の一員となっているそんなブランドだと思っています。幸せな家庭を『伯方の塩』が作ったわけではないですが、その家族に『伯方の塩』が一員として存在しているということを、歌詞と曲調のバランスの良いマッチングによってうまく表現されていると思います。シンプルな詩は難しいものですし、それを心地よく聞かせることは簡単にできることではないと思いますが、その難題を上手く消化しており素晴らしいです」(高瀬氏)

「フレーズのやわらかい歌い方が印象的でした。6文字のフレーズ・同じ曲調でも大きくイメージが変わり、心地良く聞けました。あいうえお作文の歌詞は、思わず口ずさんでしまう素晴らしい作品です」(伯方塩業)

 

続いて、優秀賞2名、特別賞5名の発表だ。

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