エンタメ
2022/2/27 20:00

話題沸騰中のYouTuber『街録ch』主宰・三谷三四郎氏が語る転身の舞台裏

YouTuberの中でも異色の経歴ではなかろうか。芸能人が小遣い稼ぎにYouTubeチャンネルを開設することはあるが、本職のTVディレクターからYouTuberに転身し、街行く一般人から、芸能人、政治家などに本人が街頭インタビューをするという街録ch(チャンネル)は、わずか2年間で登録者が約60万人という金字塔を建てたのだ。そのディレクターの名は三谷三四郎。街録chを運営する男に、現場での苦労、成功までの理由を聞いた。

街録ch

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:松本祐貴)

タレントのロケよりも、一般人とのガチンコのインタビューが面白い!!

ーー街録チャンネルは、見ごたえがあって、出演者のセレクトもスゴいし、本当に面白いです。そもそも『街録ch』を三谷さんが始めようとしたキッカケを教えてください。

 

三谷三四郎(以下 三谷)もともとは、『その他の人に会ってみた』(TBS系)というMCに東野幸治さんを迎えた人物バラエティー番組がありました。私はフリーディレクターとして関わり、地方で街なかの変わった人たちをインタビューし、それを20分ぐらいのVTRにまとめるというのが仕事でした。ところが、2020年の3月にその番組が終わってしまったんですね。

当時は、TV番組のディレクターになって3、4年目でした。台本ありきで、タレントさんとロケをするのは楽しかったのですが、一般人の人を相手に何が起こるかわからない取材が、より一層楽しかったんですよ。タレントさんとのプロレス的なものより、一般人とのガチンコのボクシング勝負が相性がよかったんでしょうね。

あと、小説や芸人さんのネタのような完璧なる0→1の創作物を作る才能がないからTVのディレクターをやっているのに、一方でタレントロケのVTRは大筋の台本がある創作物なんだけど、創作物じゃないかのような見せ方をする、っていうこの感じがどうも好きになれないってことが、いろんな仕事をしていく中でわかってきて『その他の人に会ってみた』という番組で確信しました。

 

ーーなるほど。三谷さんはTV番組のAD(アシスタントディレクター)からキャリアを始められたんですか?

 

三谷 ADで「バラエティーをやりたい」と言い続けていたら、フジテレビで『笑っていいとも!』を担当させてもらえました。2年ほどして、28歳になったころ「もうすぐ30歳になるのに派遣社員はイヤです」と半ば無理やり独立し、フリーディレクターになりました。フリーになりたてのころは自分の実力もなくて、めちゃくちゃ怒られてましたね。

 

ーー『街録ch』はドキュメンタリー要素があると思いますが、そのときはバラエティーを目指していたんですね。

 

三谷 もともとはバラエティー志望です。『街録ch』にもたまに出てくるような「なにをやってるんだこの人」という方を捕まえてきて、スタジオの演者さんに笑ってもらえるVTRを作るのが生きがいだったんですよ。

 

ーー『街録ch』の作り方に似ていますね。

 

三谷 『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)だと街頭インタビューも1人10秒、15秒で切り替わりますが、『その他の人に会ってみた』の僕のコーナーだと、4、5人を20分で紹介していたんです。やっぱり想像もつかないようなことが起こるのが魅力です。

例えば、鳥取砂丘で男が20歳ぐらい年上の年の差カップルに会ったことがあります。理由を聞くと「一緒にやってたオンラインゲームで熱い場所なんで来ました」と言うんです。その付き合ったキッカケを聞きたいじゃないですか。山形県の蔵王では、もともと沖縄に住んでいたラーメン修行をする40歳のオジサンを取材しました。ラーメンの師匠が静岡や富山に行けば、夫婦と子ども2人の全員でついていくそうです。子どもは小学校も何度も変わってますが、家族は楽しそうだし、いいなぁと思ったりね。

 

ーーおお、それはたしかに気になりますね。『街録ch』では、バラエティーより、ドキュメンタリーの印象が強いですが、三谷さんはどうお考えですか?

 

三谷 『街録ch』を始めたときは、まず見た目を考えました。テレビだと芸能人がワイプで突っ込んでくれますが、予算的にできません。だから、カメラは一眼レフで、テロップもカラフルなゴテゴテはやめて、大人が見ても恥ずかしくない画面構成にしました。

ドキュメンタリーとは、本来記録するという意味ですよね。僕は街頭で1時間、2時間ぐらい話を聞いているだけなんです。なにも記録していないんですよ。勝手にドキュメンタリーと言ってもらえる分にはいいですが、自分からはなるべく名乗らないようにしようと思っています。本業のドキュメンタリーの人たちは半年間とか取材対象に密着して1時間の作品を作るんです。そう思うと申し訳ないですよ。だから自分的には、ドキュメンタリーを装ったトークバラエティーのつもりで作ってます

 

ーー三谷さんがドキュメンタリーの世界に、バラエティーの街頭インタビューを持ち込んだ先駆者じゃないですか。

 

三谷 いえいえ『ドキュメント72時間』(NHK)などの番組もありますし、珍しいことをしてるわけではないですよ。新しさ、独自性でいえば、台本での構成をせずに同じ人のしゃべりだけで作るところですかね。調べたことがないですが、テレビも古くはそんな作り方をしていたのかもしれませんね。

 

ーー『街録ch』には、いろいろな人が登場しています。例えば、芸能人では、東野幸治さん、カンニング竹山さん、中山秀征さん、坂口杏里さん。ほかにも上祐史浩さん、NHK党の立花孝志さん、素人でいえば、元闇金カメラマン酒井さん、元フィットネスモデルで難病の片岡麗香さん、上野のゲイバー保坂さん、などです。これらのオファーと人選はどんな基準があるのでしょうか。

 

三谷 立花孝志さんは立候補ですね。今は応募も多くて、ここ1年ほどは6〜7割応募です。あとは、タレントさんは紹介もあります。中山秀征さんは紹介でした。

実際に中山秀さんに取材したときは「中山秀さんが目の前にいるよ」って、めっちゃテンションがあがりました。威圧感もなく楽しく話してくれましたね。中山秀さん、勝俣州和さん、カンニング竹山さんなど長年芸能界のメインストリームで戦っている人たちは、みなさんスゴいですね。トーク力の地肩が違う。

こちらからオファーする基準は「話を聞いてみたい」「街録chで今まで聞いたことがない新しい話が聞けそう」「単純に自分が会ってみたい」などの理由で決めています。これからだと義眼の17歳の女の子や北朝鮮からの脱北者にも会う予定です。

もうひとつの基準は「再生されそう」かどうかです。アルバイトの人には1.5〜2万円ほどの日当があるので、それを回収できる再生回数があるかどうかも目安にしています。ただ、自分が話を聞きたければ取材しちゃいますけどね。

 

ーー人選のときには、ひとりで会議をしている感じですか?

 

三谷 昨年の9月ぐらいからオンラインサロンを始めてメンバーに「誰だと盛り上がりますか?」と意見を聞くといろんな人を推薦してくれます。キャンドル・ジュンさんはそこで名前が挙がり取材しました。自分の範囲だけだと限界がありますね。コラボではなくYouTubeのどこにも出ていない人も狙っていきたいです。

 

週に5本の動画投稿をするために週2回は必ず取材

ーーアルバイトの話も出ましたが、三谷さんの1週間はどんなスケジュールですか?

 

三谷 火曜日と金曜日の週2回取材して、残りの4日間は編集をしています。日曜日は休みです。月曜日の朝、1週間のタイムテーブルを最終調整します。編集はまず、アルバイトの人に1回作ってもらいます。それを僕が修正します。それを先方にチェックしてもらい、最終修正はウチの奥さんにお願いしています。妻は元ディレクターで優秀なので、めちゃくちゃ助かりますね。それで週に5本はアップしています。

 

ーーえ、週に5本もですか!! 大変すぎませんか?

 

三谷 2021年の12月から週5投稿ですが、それまでは毎日アップしていました。毎日投稿のころは、1日に3人、4人、5人と取材をしていましたね。そうなると集中力が持たないので、週5投稿に変えたんです。

 

ーー登録者約60万人を獲得する裏では、大変な苦労をなさってるんですね。取材で気をつけている点はありますか?

 

三谷 取材では、有名な人も出ていますが、その人のことを知らない人にも伝わるように心がけています。また、取材中の話でもわからないことは素通りしないで「どういう意味ですか?」と聞くようにしています。もうひとつは、当たり前ですが、年上でも年下でも敬語です。かしこまりすぎないようにはしていますけどね。

あとは取材対象のことを調べすぎないようにしています。ある程度のことは調べますが、調べすぎると聞きたいことが多くて「いい話」をのがしちゃうときがありますからね。でも、自分が好きな芸人さんだとマニアックな話もしてしまうので、そこは見ている方に伝わるように意識しています。

これはテレビ業界で培われた能力ですね。自分が作ったVTRを上司にチェックしてもらうと「なんでこの芸人さんはこんなことしゃべってるの?」とツッコミが入ったりします。初めて見る人にはその前段階の説明も必要なんです。

 

ーー芸能界をドロップアウトした人やヤクザ業界の人にもインタビューをしていますが、トラブルに巻き込まれたことは?

 

三谷 先方にチェックも出していますから、トラブルはありませんね。きっと現役の人がいないからじゃないですか。あるとしたら「取材は受けたけどやっぱり動画を出したくない」「取材対象の周辺(家族)から動画の削除を申し入れられる」ですかね。そういう風に消した動画は何件かあります。

 

ーーそれもテレビ業界の押し引きの技が役立っているんですか?

 

三谷 それもありますが、YouTubeの場合は残るんですよ。だからデリケートに扱っています。テレビはやり逃げができるんです。取材相手が怒るような編集でも、相手が見てなかったらバレないんですよ。だから『街録ch』では、取材相手から申し入れがあれば必ず消します。逆に「最悪消す」という覚悟があるので攻めた内容の動画が出せるのかも知れませんね。「コンプライアンスとしてヤバイから出さない」ではなく、「面白いから出したい。最悪消そう」と規制しないように考えています。

 

ーー攻めの姿勢がいいですね。『街録ch』の戦略を教えてください。

 

三谷 戦略がどうこうより、やっていて楽しかったTV番組が終わったので始めたんですよ。それ以外のTVの仕事はお金のためにやっていました。

最初は、『街録ch』がお金にならなくても、月30万円ぐらいをTVで稼いで、家族と暮らしていければいいかと思っていました。戦略というほどでもないですが、取材を受けた人が得するように作れば、取材相手と周りの人の5人〜10人ぐらいは登録してくれるかもと考えていました。それなら1000人取材すれば、5000人から1万人登録してくれるじゃないですか。そんなゆるい計算はしていました。

 

ーー登録者1万人記念の東野幸治さんの出演は戦略じゃないんですか?

 

三谷 受けてもらえるかわからないんで戦略ではないですよ。登録者1万人は普通の芸能人なら1日で達成する数字です。でも、素人からすると4か月、5か月かかってやっとの1万人なんで、そこまで応援してくれる人にとっても、運営してる僕にとってもめちゃくちゃエモい出来事です。そこで思い切って、東野幸治さんにDMをしてみたんですよ。戦略というより、万が一でも返信をもらえたらラッキーという気持ちでした。

当時の街録chの見た目って過去に犯罪を犯してしまったり、現在、家がないですというような人が出ていてなんだか怪しい!という印象で、ゴールデン番組でMCをしている東野さんにとってはにメリットゼロ、リスクしかない、しかもノーギャラと、損しかないような状況なので出演を快諾してくださった時は震えましたし、東野さんのラジオでも触れてくださり本当にうれしかったです。東野さんの出演から間口は一気に広がっていって。もし、オファーを受けてくれなかったら今の登録者数は、半分から三分の一くらいだったと思うので一生掛けても返すことのできない程の恩があります

 

2時間睡眠が続き、過労のために救急車で運ばれる……

ーー『街録ch』の簡単な歴史を整理してもらってもいいですか。

 

三谷 2020年3月に開設、8月ぐらいに登録者1万人、9月に東野さんの出演、20年の12月にかけて登録者が10万人です。2021年にはさらに45万人が登録してくれて、2022年の2月現在で登録者は約60万人です。

 

ーー最初は苦労しましたよね?

 

三谷 初期は応募してくれる人もいませんでしたね。ただ、動画の時間は1人5分から10分程度でした。初期はホームレスの人が社会復帰するまでやバツ2の美容師さんなどをシリーズ化していました。

 

ーーテレビの仕事はいつ辞めたんですか?

 

三谷 2020年の7月ぐらいまでは、月に30万円分ぐらいテレビの仕事、20万円分ぐらいのネット番組の仕事をやっていました。8月に『街録ch』の収益が月に30万円ほどいけそうなのが見えたんです。そこで『街録ch』に力を入れたほうが、人生が楽しそうだったので。TVの仕事を辞める決断ができました。その後はTVのフリーディレクターの収入は超えました。

 

ーーこれからずっと続けていくのは大変じゃないですか?

 

三谷 TVの仕事の方が大変でしたから(笑)。『街録ch』だと自分でスケジュールが組めます。メリットは、いろんな人に会えることです。若い子から年配の方まで知り合いになり、人脈も広がります。ずっとやっていたいと思います。

 

ーー運営していく中で辛かった時期はありますか。

 

三谷 仕事と『街録ch』の両方をやっていた時期ですね。2020年の5月には、救急車で運ばれました。過労だったと思います。テレビの仕事とアイドルのYouTube動画の仕事、それに『街録ch』に毎日投稿していました。あのときは、週に10本は投稿して月1本TVを作っていたので、日本一動画を作っていたかもしれません(笑)。寝ないように毎日1リットルコーヒーを飲み、2時間睡眠でした。仕事のやり過ぎで倒れてから、『街録ch』はお金になってない時代でしたが、資金持ち出しでバイトを雇うようにしました。そのころに比べたら、今は、楽に運営できています。

 

ーー経験のある三谷さんに聞きたいのですが、今後、TV業界とYouTube業界のどちらに将来性を感じますか?

 

三谷 TVというプラットフォームには、将来性はないと思います。ある時間にそのチャンネルに合わせなければ、動画が見られないのは不便すぎるし、TVerがあっても見逃し配信は1〜2週間で消えてしまいます。

その点、YouTubeは好きな時間にスマホで見れちゃいますし、最初は不発だった動画が、3か月後 バズる!みたいな可能性がネットにはあるのにテレビにはない。そういう意味でTVはシステム的に何周も遅れをとっているなと思います。

ただ、コンテンツとしての観点では 『M-1グランプリ』のような国民的で権威があってスターを生む事ができる、そういった番組があることがTVの可能性かなと思います。あれだけの視聴者が熱狂する国民的お祭りコンテンツはまだYouTubeにはありませんので、それがテレビの一筋の光なのかなと思います。

これからTVは、エンタメに関わる若者が「出たい」と思えるコンテンツをいくつ作れるかということと、どうやって電波を捨ていつでもどこでも見られるものに切り替えるかが勝負かなと思います。

あとは、25歳以下のZ世代の人達をTVのコンテンツでスターにすることができるかどうかでも大事かなと思います。今は、YouTubeとかで勝手に自力で有名になった人を引っ張ってきているだけなので。

だから今後、似たようなクイズ、情報、健康番組 みたいなものは大分淘汰されてくような気がします。コンテンツとしては、お金もかかってるし、演者さんの技術も高く、見れば面白いと思うのですが、とにかくプラットフォームが悪すぎるんでそこをなんとかすることが大事かなと思います。

 

ーーコロナ禍でテレビも有料配信を始めたものが見られます。こちらはどうですか?

 

三谷 それは生き残りの方法で、唯一の正解という気がします。『あちこちオードリー』(テレビ東京)のオンラインライブのチケットが8万枚も売れたそうじゃないですか。

佐久間さんとオードリーさんという 一流のTVマンと芸人が、お互いそれぞれお金を払ってくれるファンを持っている状態でタッグを組んだからこそ、叩き出された枚数なのかなと思います。多分どんな人気YouTuberでもオンラインライブして、それが8万枚 売っちゃうみたいなことはできないんじゃないかなと思います。

そういう意味では普段の番組を広告として、定期的にオンラインライブで大金を稼いで、それを普段の番組の制作費に還元してクオリティ高いものを作っていくっていうのがTVのレギュラー番組の今後の戦い方なのかなと思います。

 

ーー三谷さんはその方向には行かないんですか?

 

三谷 今度4月14日(木)に草月ホールで『街録ch』2周年記念のイベントをやります。有観客&配信チケットもあります。東野幸治さん、平成ノブシコブシの吉村崇さん、歌手の大森靖子さんが出演します。今まで『街録ch』に出た笑っちゃうような人たちを再編集し、それを東野さん、吉村さん、大森さんにリアクションしてもらうイベントです。一流の芸人たちが真剣にツッコむことで「こんなに面白くなるんだ」というのを視聴者の方に体感してもらいたいですね。

長年愛される冠番組を持っているわけではないけど、ずっと第一線で活躍してる芸人さんの実力が半端ないってことを視聴者の人にも体感してもらいたいなと思ってます!

ちなみにこれは観客が満員になっても赤字なんですけど、やりたいことを諦めて予算を削るのではなく、クラウドファンディングでお金をなんとしてでも集めるって道を選びました!まずは第1回目を成功させて、1000人、2000人とどんどんキャパを増やしていきたいですね。

 

ーー三谷さんは作りたい番組はないんですか?

 

三谷 このイベントがそうかもしれないですね。仮にNetflixさんとかAmazonプライムさんからお話いただけたら、なんかやってみたいなとは思いますが、僕は昔から予算がかかるタイプのコンテンツを作っていないので、そんな大手外資の求めるリッチなコンテンツは作れないかもしれません(笑)。

 

ーー最後に今後の目標を教えてください。

 

三谷 YouTubeのチャンネルとして2022年内に登録者100万人を目指したいです。それと今度のイベントを成功させて、1年に1、2回、定期的にやってみたいです。

コロナが落ち着いたら海外にいる日本人にインタビューもしてみたいですね。ターゲットはもっと裾野を広げる方向で「『街録ch』にはこんな人も出るんだ」という驚きを届けたいです。

 

 

『街録ch』の生みの親・三谷三四郎氏のインタビューはどうだっただろうか。フリーディレクターからYouTuberへの見事な転身の裏には、救急車で運ばれるほどの苦労もあったのだ。

 

「好きなことで、生きていく」というYouTubeのキャッチコピーが一時期流行したが、三谷氏はそれだけでなく、視聴者が「なにに興味を持っているか」「どうすればわかりやすく伝わるのか」ということを考え、動画を作っている。TV業界の下積み時代にこの基礎を知ったからこそ、今の大成功があるのではないだろうか。だから、誰も傷つけることなく、他人の話を一生懸命に聞けるのだ。これからも三谷氏には、さまざまな人の人生を切り取り続けてほしい。それを見た視聴者は、きっと「好きなこと」が見つかり、励まされるのだから。

 

 

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