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2023/1/19 21:00

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは?【インタビュー前編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで業界を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

 

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

 

『ABCお笑いグランプリ』で決勝進出。「賞レースは〝世間に認めてもらいに行く場〟だと意識しました」(蓮見)

――昨年はさまざまなメディアや舞台で大活躍だったダウ90000の皆さんですが、まずは2022年を振り返っていただきつつ、ご自身が成長したなと思う経験を教えていただきたいです。

 

蓮見 そうですね。昨年は公演やライブだけでなく、いろいろとテレビ番組やドラマなどにも出させていただきまして、活動の場はかなり広がった1年だったと思います。

 

飯原 僕は自分の部屋までテレビに出ちゃいましたから。

 

――『有吉ゼミ』(日本テレビ)の飯原さんの汚部屋掃除の回ですね。面白かったです。

 

飯原 SNSでめちゃくちゃ叩かれました(笑)。まあ、そりゃそうなんですけど……。

 

中島 めっちゃ怒られてる!と思って、面白くなっちゃいました。

 

吉原 部屋が汚いって本当にダメなんだなって思いました……。

 

――大変でしたね……。

 

蓮見 「人間性を疑う」って言われてたもんな(笑)。

 

――お部屋は維持されているんですか?

 

飯原 もちろんです。

 

蓮見 偉いね。タバコも辞めたんだよね?

 

飯原 辞めました。佐藤 満春さんに、部屋が燃えるからやめたほうがいいよって言われたので。それも一つの成長ということで。

 

――なるほど(笑)。それでは、それぞれ2022年を振り返っていただければと思います。

 

中島 はい。昨年、私の中では「ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に出場できたことが、大きかったです。あの時、賞レース独特の圧を感じたんですよね。決勝で披露したネタは、その2か月前くらいに単独公演で何回もやっていたネタなので、だいぶ慣れているはずだったのですが、口は動くのに、頭が飛んでいきそうな感覚になっちゃって……!

 

――緊張していたということですか?

 

中島 ん~、あの感覚は言葉にできないですね。緊張にやられていたのかもしれないし、逆に高揚していたのかもしれない……。ふわふわしてるけど、セリフは出る。あの気持ちを味わう前と後では大違いなので、経験できてよかったと思います。

 

――やはり賞レースは普段の舞台とは違うものなんでしょうか。

 

吉原 そう思いますね。私も初めて2021年に蓮見さんと女子4人で「M-1グランプリ」に出場した時は、1回戦からいつも以上に緊張していました。

 

――そうだったんですね。

 

吉原 2021年は「キングオブコント」にも出場したんですけど、1回戦で落ちてしまったんですよ。だから、2022年はABCで決勝に進んでいた手前、絶対に負けられないし……落ちたら終わる、くらいの気持ちで本番に挑みました。それこそ2022年はお仕事をいろいろ貰えるようになってきたけど、賞レースでしっかりしないと……と思って、プレッシャーを感じていましたね。

 

――皆さん、普段は緊張されるタイプですか?

 

吉原 一番緊張しやすいのは……園田さんですかね。

 

園田 僕はもう、毎回緊張してるから、どれが一番緊張したとか、区別もできないですけど(笑)。ただ、僕としては賞レースに出たことで“勝ち負け”の感覚が生まれたのが大きかったですね。スベるとかうまくいかないとかじゃなくて、勝つとか負けるっていうのが、すっごい重圧に感じました。

 

――通常の舞台にはない部分ですもんね。蓮見さんはいかがですか。

 

蓮見 ん~。やるべきことをやるまでなので、プレッシャーは特に感じないタイプなのですが、賞レースは“世間に認めてもらいに行く場”なんだというのは強く意識するようになりましたね。今まで自分たちの中で進めてきたことをいろんなルールに乗っ取ってやらなきゃいけなくなったというか。賞レースだけでなく、昨年はドラマもそうで。映像の中で、できることと、できないことを知ることができました。

 

――活躍のフィールドが広がると、やり方も変えなくてはいけないということですね。

 

蓮見 はい。昨年は、いい意味で自分の好きなようにものづくりをできなくなった年でしたね。難しいなと思うことが多くて、あまり全部を掴みきれないまま終わりましたよ、2022年は。

 

テレビの仕事が増えて……「肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていました」(吉原)

――さきほどのお話にありました初の冠ドラマ『深夜1時の内風呂で』(フジテレビ)や『今日、ドイツ村は光らない』(Hulu、日本テレビ)などのドラマ出演も大きなできごとだったかと思います。

 

蓮見 そうですね。メンバーは特にそこを目指してた人が多いんで。やれたのは良かったですよね。こんな言い方したらアレですけど……みんなすごいちゃんとやってました(笑)。

 

一同 あははは!

 

蓮見 俺、けっこう現場で眠かったりしたんですけど(笑)、メンバーはそんな感じじゃなかったんですよ!“かかっている”というか。やっぱりみんな好きなんだなと思いましたね、そういう現場が。

 

忽那 私はめちゃくちゃ緊張しましたよ。舞台は今までやってきたことの延長だったんで、ドキドキするのにも慣れているんですけど。ドラマは、まず現場に行くっていうのが初めてだったんで。周りの大人も全然違うし……。

 

――大所帯でロケ撮影は大変ですよね。

 

忽那 そうなんです。スタッフさんの人数にも驚いたりして。そんな中、今この目の前のセリフを読むことしか自分にできることがない状態で。必死でした。あの時の自分どうだったかなって思います。ちゃんとできてたかなあ……って。

 

――ドラマやってみて、新たに知ったことや勉強になったことは何かありますか?

 

忽那 自分の演じている姿をより意識できました。映像だと自分ってこう動いてるんだ、こう映っているんだっていうのをちゃんと認識しながら、進んでいくので……あれ、質問何でしたっけ? この話合ってます……?

 

一同 (爆笑)

 

――映像で残ると、いつもは気づかない部分にも目が行くということですね。

 

忽那 はい! そうです。新しい経験でした。

 

蓮見 みんなドラマを経験して、度胸が付いたと思いますよ。現場に慣れてカメラに怖気づかなくなったというのは、全員あると思います。

 

吉原 なんなら肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていましたね。

 

――皆さんそう見えました。

 

道上 それこそ私たちって、8人でテレビに出始めたのが、2022年の1月から。『ネタパレ』(フジテレビ)が初テレビで、まだ1年しか経ってないんです。それがまず信じられない…。『ももクロちゃんと!』(テレビ朝日)やメンバー4人でしたが『ダウンタウンDX』(日本テレビ)、『アンタウォッチマン!』(テレビ朝日)など、芸能界のすごい方にたくさんお会いした。もう会っちゃったのかあ……って気持ちです。

 

――まだ不思議な感覚というか。

 

道上 そうです。個人的に、収録でメイクさんがメイクやってくれるじゃないですか。あれがすごい楽しくて。自分のメイク用品が変わりました! 良いものを揃えようと。

 

中島 あ、たしかに~。みんな新しい化粧品を買ってます。

 

――皆さん自身も芸能人であることを意識し始めた感じ?

 

吉原 私は、親からも言われるようになりました。ちょっとリーズナブルな靴や小物を買おうとすると、母が怒るんです。他人に見られる仕事なんだから、身なりや持ち物も意識しなさい、細かいところも大人はちゃんと見ているよ、と。もちろん私も自覚は芽生えてるんですけど、母のほうも娘がプロになったことを実感してくれている感じなんです。

 

――周囲の方の反応も変わってきたわけですね。

 

道上 そうですね。当たり前ですが、聞こえてくる世間の方の反応もだいぶ変わりました。テレビに出るとダウ90000を知らない人たちも見るので、「おもしろくねえ」って声もSNSで目にする。見たくないときは自己防衛する力も身に付きましたね。

 

――それこそ飯原さんは、『有吉ゼミ』の後のSNSの反応はどう受け止めたんですか?

 

飯原 僕は元々世間の反応は、あまり気にしないタイプなんです。叩かれたことより、部屋が綺麗になったことのほうがプラスなんで(笑)。

 

一同 あははは!

 

飯原 昔、僕のおじいちゃんがテレビに対して文句を言っていたんですけど、それと同じだよな、と思ってるんです。それでストレス解消になるんだったら別にいいかなって考えですね。

 

初冠ドラマで勝村政信さんと共演。「〝演技って楽しい〟と感じることができたんです」(上原)

――上原さんは、昨年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

上原 んん~そうですねえ。

 

蓮見 あ、しゃべった(笑)。

 

上原 いや、振られたから! 2022年を振り返ると、ダウが始まった最初の1年に比べて、活動の幅が広がって、爆速すぎるくらいの伸び方をしたと思うんです。でも僕としては、そのスピードについて行けなくて、自分がいま何を楽しいと思って活動しているのか、分からなくなってしまうこともありました。

 

――お仕事が増えて、環境も急に変わったわけですもんね。

 

上原 地上波でドラマをやりますってなっても、現実味が湧かないし、意識も足りない。昨年は、そこと向き合い始めた年になりました。ただ、そんな中、『深夜1時の内風呂で』の撮影で勝村政信さんと共演させていただいた時に、「演技って楽しい!」と感じることができたのが良かったと思っています。

 

――それは撮影中にでしょうか?

 

上原 はい。演じている時に不安もなくて、なんならすごく楽しくて。自分の実力不足も演技中に自覚できるレベルなのですが、それ以上に楽しいが勝っていましたね。

 

飯原 何十年もキャリアを積んでいる人と一緒にやるんだから、自分ができないのは前提だけど、落ち込んでいる暇もないくらいでもあるよね。

 

上原 そうなんだよね。やるしかない状況なんですよ。あれは、人生の中で忘れられないくらい大きな経験になりましたね。

 

――素晴らしい経験ですね。

 

吉原 それで言うと、私もすごくもがいた一年だったと思います。外の方には「躍進の年」とか「順風満帆」とか言っていただけるのですが、個人的には悩んだことも多かったので。

 

――例えば、どんなことで悩まれたでしょうか。

 

吉原 大きい仕事との対峙の仕方や、8人の中での自分の役割などですかね。常に考えることが多かったです。ただ、2022年に悩み抜いた感じはあるので、2023年は上手く活動できるように繋げていきたいですね。

 

メンバーそれぞれに注目が集まった一年。「初めて個人でファンレターをもらったんですよ!」(園田)

――昨年はファンもかなり増えたんではないでしょうか。

 

中島 そうですね。私としては、10月にあった演劇の本公演にたくさんお客さんが来ていただいたのが嬉しかったです。ドラマやバラエティで見てもらえる機会が増えたけど、公演の集客に繋がらないと、やっぱり私たちはやっていけないので。

 

――チケットはすぐに完売だったとお聞きしました。

 

中島 ほんとにありがたいです……!

 

蓮見 公演のアンケートを見ると、ドラマを見て来ました、と書いてくださってる方もいましたね。

 

吉原 遠いところから、わざわざ足を運んでくれた方もいて。ありがたいですよね。

 

忽那 集客の話に繋がるんですけど、私たちは昨年、ドキュメンタリー映画も公開したんです。

 

――ダウ90000ドキュメンタリー『耳をかして』ですね。忽那さんはテーマソングを歌っていらっしゃいました。

 

忽那 はい、恥ずかしい……(笑)。はじめ、『ダウドキュ』を見に来てくれるお客さんがいるのか不安だったんです。コントも演劇もトークもしなくて、集客できるのかと。でも、結果的に劇場が満員になるくらい来てくれて、自信になりました。

 

――演劇やコントの公演以外で、というのがファンの方が増えている証拠かと。

 

忽那 みんなの中身を見にきてくれたのが、嬉しかったですね。

 

園田 個人に注目してもらえてきた実感はあります。僕は、昨年初めて個人でファンレターをもらったんですよ!

 

――嬉しいですね!

 

園田 それがめちゃくちゃ自信に繋がった感じで。もしたとえ僕が世間で嫌われ始めても、手紙を送ってくれた人は最後まで付いてきてくれるかもしれないって……(笑)。頑張ろうと思いました。

 

――素敵ですね。皆さん、ドキュメンタリーをご覧になってどうでしたか?

 

吉原 私もくっちゃん(忽那)と同じで、コントじゃないからお客さんが来てくれるか不安でした。作品としても、自分はちゃんと動けているのかな、とか。

 

――拝見しましたが、とても面白かったです。

 

吉原 本当ですか? 不安があったけど、最終的には、大きな劇場の大きなスクリーンでみんなで一緒に見れたっていう体験を含めて、感動しましたね。

 

中島 お客さんの反応を見れてよかったです。

 

忽那 わ~拍手笑い起こってる~!とか。

 

飯原 エンディングで、僕以外のメンバーが全員泣いてたんです。あれ、前に座ってたお客さんどう思ったんだろうな……。

 

一同 あはははは!

 

上原 近くのお客さん相当、気まずかったんじゃないかなと。

 

飯原 嗚咽みたいな声で、みんなボロボロ泣いてた。

 

――蓮見さんも上映後のステージで。

 

蓮見 いや~あとちょっとで泣くとこでした……!

 

吉原 いやいやいや!

 

中島 座り込んで泣いてましたよ!

 

――かが屋さんと一緒に。

 

蓮見 何故か加賀(翔)さんがビショビショに泣いてましたね(笑)。

 

道上 ドキュメンタリーを撮影したのが、昨年の夏だったのですが、秋以降どんどんみんな成長していったので、ちょっと懐かしい気分になりました。みんなの思いもいろいろ知ることができましたし、良かったです。

 

中島 そうだね。お互いの話をすることはちょっと恥ずかしいし、あんまり求めてないのかなって思ってたんですけど、案外みんな「知れて良かった」と話していて、良い機会でした。

 

蓮見 僕としては、メンバー個人のことをもっと知ってもらいたいという思いがあったので、そういった意味で『ダウドキュ』は成功だったな、と思いますし、公開できて良かったと思いますね。

 

→インタビュー後編に続く。

 

【ダウ90000 アンケート<男性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

蓮見 翔(はすみ・しょう)
1997年4月8日、東京都出身

1)自分の劇場を持つ

2)できないことはやらない

 

園田祥太(そのだ・しょうた)
1998年3月2日、東京都出身

1)個人でライブにもっと出たい!企画、大喜利、任せられる人になる!

2)despair

 

飯原僚也(いいはら・りょうや)
1998年6月2日、徳島県出身

1)映画に数え切れないほどでる!

2)それが当たり前と言うには俺はまだ若すぎる

 

上原佑太(うえはら・ゆうた)
1998年10月6日、神奈川県出身

1)好きなもの(嵐、ラブライブ、サッカー、VTuberなど)の話をみんなでして楽しみたいので、きちんと堂々と喋れるようになりたいです。ダウの中での活動の他にも個人での出演もさせてもらえるようになったので、いただいた色々な仕事を通じて自分にはどういうことが出来て何がしたいのかを見つけていきたいです。

2)どうにかなる、なるようになる、きっと大丈夫

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