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2025/4/14 19:00

さまざまなシーンに対応! オニツカタイガーの新シューズは「ハイファッションとパフォーマンスの融合」がテーマ

「ONITSUKA TIGER(オニツカタイガー)」は3月25日、「ハイファッションとパフォーマンスの融合」をテーマにした新たなスニーカーシリーズ「(ULTI RS SERIES)(アルティ アールエス シリーズ)」を発表しました。

 

ライフスタイルに寄り添うスポーツシューズ

アルティ アールエス シリーズは、トレイルシューズをベースにした「ティグトレイル アールエス」、ランニングシューズをベースにした「ティグラン アールエス」、バスケットボールシューズをベースにした「ティグコート アールエス」の3モデルで構成。いずれも都市生活になじむデザイン性と機能性の両立を追求した点が特徴です。第一弾となる、ティグトレイル アールエスを3月28日に全国の店舗と公式オンラインで発売。ほか2モデルについては、今年秋以降発売予定で価格は未定。

↑「ティグトレイル アールエス」。価格は2万9700円(税込)。カラーは、先行発売するホワイト、オイスターグレー、クラシックレッド、ブラックの4色のほか、ピンク、イエロー、ブラウンも今後登場予定。

 

↑ランニングシューズをベースにした「ティグラン アールエス」。

 

↑バスケットボールシューズをベースにした「ティグコート アールエス」。

 

登壇したオニツカタイガー デザイン開発マネジャー 国分大輔氏が言うには、「同シリーズは、トップアスリートのためのシューズを開発してきた同社のスポーツ工学研究所の持つノウハウを最大限に活用した。異なる素材の組み合わせで、トレイル、ラン、バスケそれぞれのシーンに求められる機能性と履き心地を追求しています」とのこと。

↑オニツカタイガー デザイン開発マネジャー 国分大輔氏。

 

“ティグトレイル アールエス”でいうと、凹凸のある地面を走行しやすいような耐久性と安定性、コントロール性を高める工夫を凝らしている。ミッドソールには、軽量かつ反発性に優れた“フライトフォーム(FLYTEFOAM)”を採用。前足部分はこれを薄く配したことで、足裏で地面を捉える感覚を実現。足の中央部分に配した硬い“トラスティック”と呼ばれるパーツは、足のねじれを防ぎ安定性の向上に貢献しています。またアウトソール部分は、菱形状のラグを斜めに配置し、全方向にグリップ力を発揮できるよう設計。かかと部分には、緩衝材“ゲル(GEL)”を搭載しています。

↑3モデル全てに採用した“ゲル”は外に大きく飛び出した形が特徴で、衝撃緩衝性を高めると同時に、アイコニックな見た目もデザイン性として取り入れています。

 

アッパーは目の細かさが異なる2つのメッシュ素材を重ね、砂などの異物がシューズに入るのを防ぎつつ、絶妙なシアー感があり、ファッション性を高めています。また、シューレースの締め付け具合を調整しやすいループ状のアイレットを採用。日常のシーンから運動時のスタイルの変化をスムースに行えるようにしています。

↑スポーツシューズでは多くない落ち着いた色味でそろえることで洗練された印象に。ロゴは“オニツカタイガーストライプ”をベースに、主張を控えめにしつつ、躍動感のある表現でリデザイン。

 

25日に開かれた記者発表会でアシックスの庄田良二副社長執行役員オニツカタイガーカンパニー長は、「近年のお客さまのライフスタイルの変化を踏まえ、旅行やアウトドア、街歩きまでシームレスに履けるシューズが求められている。加えて、旅行や運動といったレジャー体験こそがラグジュアリーな価値を生むようになった。そうした体験価値を内包するプロダクト開発を“レジャースポーツ戦略”と名付け、新時代のスポーツシューズを開発しようと考えた」と、創業100周年を見据えた新たな挑戦になると意気込みを語りました。

↑アシックスの庄田良二副社長執行役員オニツカタイガーカンパニー長。

 

「オニツカタイガー」の2024年12月期のグローバル売上高は、前年比58.3%増の954億円で過去最高を記録した。日本地域では前年比131.2%の407億円だった。店舗数は14か国で185店舗を展開。さら独自発し世界共通用しつなぐ提供することで、グローバルで存在感を高めています。今年7月にはパリのシャンゼリゼ通りに新たな旗艦店をオープン予定と、創業100周年を迎えるオニツカタイガーの動向からは目が離せません。

 

 

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