ファッション
2017/3/27 6:00

究極のミニ財布「アブラサス」の最上級ver.が復活! 一体どれだけ収納効率がいいんだ……

いかに大量のカード類をスマートに収納するかを考えた財布は多いです。しかし、アブラサスの財布は「本当に持ち歩くべきカードさえ入ればいい」という大胆な発想を元に生み出された、財布における“イノベーション”とも言える存在。この「小さい財布」に詰め込まれたいくつもの驚きを紹介しましょう。

 

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アブラサス

小さい財布 ブッテーロ レザー エディション

1万4500円

約9cm×6cmという極小サイズながら、カード5枚にコイン約20枚、紙幣10枚程度を入れられる。使い勝手についても考え抜かれ、すべての機能にワンアクションでアクセスできるなど、非常に効率的。素材にイタリア製の最高級ヌメ革「ブッテーロ」を用いた最上級モデルだ。●サイズ:W90×H60×D20mm●重量:32g●カラー:キャメル、ブラック

 

財布における「革新的イノベーション」

外出時の荷物は極力小さく、軽くしたいと考える人にとって、財布選びは悩みの種。既存の二つ折り財布や長財布でさえ、カード類はみるみる増え、厚く、大きくふくれあがってしまいます。

 

既存の財布は、これらの増え続けるカード類をいかにたくさん、スリムに収納できるかを考え、工夫を積み重ねてきました。アブラサスを展開するバリューイノベーションの代表取締役であり、「小さい財布」のデザイナーでもある南 和繁氏は、こうした状況を「財布というツールにイノベーションがなかった結果」と説明。

 

「それらのカードは、本当に財布に入れておく必要があるのか?」

 

まずその根底から見つめ直し、生まれたのが、同ブランドの大ヒット作「薄い財布」と、ここで紹介する「小さい財布」です。

 

これらの財布の凄みは、財布自体がカードサイズという驚愕の小ささ。そして、財布を使う導線を徹底研究し、導き出した「自然な使いやすさ」にあります。左手に持ち、右手で開く――すると、カード、コイン、紙幣のすべてを取り出せる状態に。毎日使う普段使いのカードは多くても5枚と定義し、紙幣は折らずに収納したほうが取り出しやすいと判断。シンプルながらも考え抜かれた設計で、必要十分な仕様にまとめあげられています。

 

また、数種類の素材バージョンがあるなかでも、本作は美しい発色と経年変化が特徴であるイタリアの最上級ヌメ革「ブッテーロ」を使用。革新的機能性とともに、使うほどに深まる革の味わいを楽しめる逸品です。

 

【ここに注目01=ディテール】

小さく、そして使いやすさを求めて盛り込まれた工夫の数々

 

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約9cm×6cmとほぼカードサイズと変わらず、手のひらにすっぽりと収まるサイズ。ベースを1枚の革から作ることで縫い代を限界まで減らし厚みを抑えるなど、あらゆるアイデアが注ぎ込まれています。

 

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約20枚のコインが入るコインケースは、紙幣を入れる部分がフタを兼ねます。必要な容量を確保しながらも浅く作ってあるため、コインの視認性も高いです。また、この小ささでありながら、紙幣は折らずに入れられます。

 

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カードホルダーには5枚を収納できます。カードの選抜基準は「忘れてしまった」では済まされないもの。アブラサスの製品は、ライフスタイルの提案でもあります。切り欠きからカードを押し出すことで、取り出しやすいです。

 

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家や自転車のキーなど、薄い鍵であれば、紐で取り付け中に収納可能。気ままな外出なら、この財布とスマホさえあれば事は足ります。また携行しやすいので、旅行用の財布としても重宝する。

 

【ここに注目02=素材】

艶やかで深いブッテーロの美しき発色

 

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イタリアのトスカーナ地方、フィレンツェにある老舗タンナー、ワルピエ社のブッテーロを全面に使用。日本におけるヌメ革ブームの火付け役ともなったオイルを多く含むレザーです。カラーは、キャメルとブラックの2色。

 

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成牛のショルダー部を植物性タンニンでなめしたブッテーロは、コシが強く、耐久性に優れることで非常に人気が高いです。また、透明性のある美しい発色とエイジングによって、表情が変わっていく点も魅力。

 

【ここに注目03=技術】

究極の小型化で魅せる財布職人の確かな技術

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「小さい財布」は全工程を日本の職人が手がけています。縫い目が0.3mmでもズレればカードホルダーの使いやすさは損なわれ、この「小さい財布」は成り立ちません。南氏の斬新なアイデアも、そんなシビアな要求に応えられる技術があってこそ製品として生きるのです。

 

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分厚くがっしりしたイメージのある「ブッテーロ」を、やや薄くすくことで、質感を損なわないままに軽く、しなやかなものへと仕上げています。これもまた、長年にわたり培われた職人の技です。

 

構成・文/稲垣宗彦 写真/江藤義典 スタイリング/茂手木 葵

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