【バーゼルワールド現地レポート】デザイナーのイメージが色濃く反映されたブルガリ&グッチ

ink_pen 2016/3/25
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【バーゼルワールド現地レポート】デザイナーのイメージが色濃く反映されたブルガリ&グッチ
WATCH NAVI編集部
ウォッチナビ編集部
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2000年6月創刊の腕時計実用誌。購入ガイド、メンテナンス方法などをわかりやすく解説し、読者の時計選びをサポートするのをコンセプトとしている。

今回はファッションブランドとしても名高いブルガリとグッチのバーゼル新作をご紹介。ブルガリからは、同社初で世界最薄というミニッツリピーターが登場するなど大きな話題がありましたが、WatchNavi(ウオッチナビ)的にはオクトやディアゴノの新作がツボでした。極薄ムーブで装着感が良くエレガントなオクトは、フィニッシモモデルにウルトラネロ(イタリア語で超“黒”)のカラー追加!

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これは、実にイタリアブランドらしい選択なのです。というのも、イタリアというと派手なイメージを持つかもしれませんが、黒の取入れ方に定評があります。ステンレススティールDLC(ダイアモンド・ライク・カーボン)加工を施し、さらに黒のラッカーで仕上げられたダイアルの黒は、ホントに引き込まれるような深い美しい色合い! デザイナーのファブリッツィオ氏にも話を伺いましたが、宝飾ブランドでもあるブルガリが故に宝石のような黒の輝きを出すことにこだわったそう。

 

また、ブルガリの本店もあるローマの街をテーマにデザインされたというディアゴノにはクロノグラフモデルが追加。ベゼル部分の半円状の装飾は、ローマの建築物からインスパイアされたと言います。

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グッチは新デザイナーのキャラクターが強く出ていた

一方、グッチからは2015年にデザイナーに就任したミケーレ氏がお気に入りだという、モチーフが色濃く反映されたモデルが登場。G-タイムレス オートマティックは、文字盤のロゼットギヨシェが美しい仕上がりで、インデックスに配されたビー(鉢)が特徴とのこと。

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また、GG2570はミケーレ氏が好きだという25の数字と、70年代のモチーフが用いられた新コレクション。レトロテイストを醸し出す、クッションケースとグッチの伝統的なクラシコストライプが着けるものを楽しい気分にさせてくれます!

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