ファッション
2018/2/1 20:00

「コロンビア」2018秋冬の注目はどれ? コレクションに潜入して調べてきました♪

「中村 優のイベント潜入レポ」 第7回「 Columbia 2018 FALL & WINTER COLLECTION」

 

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アウトドアブランドとして大人気の「コロンビア」が、2018年の秋冬コレクションを発表。いまやアウトドアシーンだけでなく、機能的な冬用カジュアルウエアとしても注目を集めるコロンビアでは、どんなアイテムをリリースするのでしょうか? 中村 優さんのインプレッションを交えながら紹介していきます。

 

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と、その前に「コロンビア」の歴史から。1938年、ドイツでシャツの縫製工場を経営していたポール・ラムフロム氏がアメリカのオレゴン州へと移住し、「コロンビア・ハットカンパニー」を立ち上げました。その名の通り“帽子専門店”として誕生したコロンビアですが、事業の拡大を目指してスキーグローブなどを開発するコロンビア・マニファクチャリングカンパニーと合弁。社名をコロンビアスポーツウェアカンパニーとし、現在のコロンビアの礎となりました。

 

その後、幾度の経営危機に直面したコロンビアですが、1982年に「スリー・イン・ワン・ジャケット」をリリースします。これは、「インターチェンジシステム」と呼ばれるアウタージャケットとインナージャケットをジッパーで脱着できるジャケットで、気候に合わせて3ウェイの着こなしができるという画期的な商品。またたく間に世界中のアウトドアフリークに支持され、コロンビアを経営危機から救ったのです。また、コロンビアの代表作である「マルチポケット・フィッシングベスト」が80年代の日本で大きなブームを呼び、その名前をトップブランドへと押し上げたことは有名です。

 

今回の発表会では、コロンビアスポーツウェアを率いるマッスィモ・ラッザリ代表が登壇し、2018年に対する戦略を発表。また、アウトドアカメラマンの山田周生氏によるトークショーも行われ、秘境の地でのコロンビア製品の優秀さ、自然との共存の重要性など、興味深い体験を語ってくれました。さらに、過酷なパリ・ダカールレースへの参戦に始まり、自らが開発した自作燃料システムを使った世界の旅、三陸をベースに活動を続ける自然への取り組みなど、実体験に基づくお話に中村 優さんも興味津々でした。

 

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↑マッスィモ・ラッザリ代表

 

コロンビアの2018年の秋冬モデルの特徴とは?

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↑今回の記者発表会にはコロンビアを代表するブランドの最新モデルが勢揃い。会場の入り口には、もうすぐ始まる平昌オリンピックで、アメリカのフリースタイルスキーチームが使用するユニホームを展示

 

「アウトドアを愛するすべての人々のために」というキャッチコピーを持つコロンビアスポーツウェアカンパニーには、コロンビア、コロンビア モントレイル、ソレル、マウンテンハードウェアという5つのブランドがあります。2018年の秋冬コレクションの特徴と、編集部と中村 優さんが気になったアイテムを見ていきましょう。

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↑マウンテンハードウェアの2018年秋冬コレクションの最新作。会場でも注目を集めていたのは驚異的な伸縮性を持つニット素材を使用した「ストレッチダウンDSフーデッドジャケット(写真左)」。従来の製品と比較して格段の保温力を発揮する。3万9000円(税別)

 

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↑タウンカジュアルとしても大人気のバックパック。本格的なアウトドア・フィールドで鍛え上げられた機能性と耐久性は大きな特徴だ。容量やカラーなど、用途に合わせて選べる豊富なラインナップを用意

 

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↑カジュアルなタウンブーツとしてウィンターシーズンのコーディネートに最適な「ソレル・エクスプローラーカーニバル」。サイズは5.5~9.0(レディース)でカラーは全5色をラインナップ1万4000円(税別)

 

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↑コロンビア モントレイルからリリースされた「マウンテンマゾヒストⅣアウトドライ」。既存のモデルをアップデートしてフィット感を向上させ、岩などに対する耐摩耗性と共に優れた防水性を誇る。メンズ/レディースともに1万5000円(税別)

 

今回の2018年秋冬コレクションの特徴は、どのレーベルにおいても機能性の向上とともに、アウトドアウェアでありながらもカジュアルなデザインを採用していること。ハードな環境にも耐えうる性能だけでなく、日常生活にマッチさせることで、より幅の広いユーザーにアピールしています。

 

その背景には「コロンビア」という信頼性と、常に進化を続けるテクノロジーの向上が存在しています。新作モデルとして登場したアイテムには環境に配慮しながらもハイレベルな防水透湿性を発揮する「アウトドライエクストリームエコ」や、次世代の反射熱テクノロジーを採用した「オムニヒート3D」など、より快適な性能を追求した最新技術が盛り込まれていました。

 

なかでも注目はコロンビア モントレイルのシューズです。エリートトレイルランナー用として開発された「ヴァリアンX.R.S」は、ロードとトレイル、タウンから本格的な山まで路面状況やシーンを選ぶことなく快適にランナーの足をサポートしてくれる夢のようなシューズ。

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↑中村 優さんイチオシはコロンビア モントレイルの新作シューズ「フリューイッドフレックスX.S.R」。ロードとトレイルランニングを両立する機能性が満載。アスファルトでの走りを考慮したアウトソールの耐久性も抜群だ。1万2000円(税別)

 

最新のミッドソールテクノロジー「パールフォーム」を採用し、クッション性と反発性の相反する機能を両立し、ランニングのパフォーマンスと走りやすさを兼ね備えているのが大きな魅力です。

 

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会場では優さんのトレイルランニングの師匠でもある上田瑠偉さんに遭遇。コロンビアのマーケティング部に所属する上田さんは、実はトレラン界の第一人者。2014年に開催された過酷な日本山岳耐久レース(ハセツネ)で、驚異的な大会新記録をマークしたトップアスリートなのです。

 

今回のコレクションで優さんが個人的に気になっていたのが「プラナ」。カリフォルニアで誕生したプラナはアメリカでいま最も勢いのあるブランドのひとつで、ヨガをテーマに開発された商品はアクティブな女性にピッタリです。

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同シリーズはアウターや小物類も充実しているので、ライフスタイルをワンランクアップしてくれそうです。素敵なタウンウェア、キュートなルームウェアとしても活用できそうな豊富なラインナップは優さんのイチオシでした。

 

創業80周年のアニバーサリーアイテムも多数リリース

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コロンビアは今年で生誕80周年を迎えます。今回の発表会では、それを記念した16のアイテムもリリースされました。ラインナップはコロンビアの顔ともいえるフィッシングベストの復刻版やアノラックジャケット、クライミング用デニムパンツ、フーディ、グラフィックTシャツなど。最新の技術を盛り込みながらも懐かし色使いやテイストが大きな魅力です。

 

マーケティング部の衛藤 智さんによると、「コロンビアはアウトドアブランドですが、タウンウェアとして愛用してくださるユーザーも少なくありません。機能を高めることはもちろんですが、日常の生活でも魅力を感じさせるカジュアルさにも力を入れています。今回の80周年を記念したモデルでは、当時の雰囲気を表現しながらもパターンを新たに起こし、現代風にアレンジを加えています」と教えてくれました。優さんも懐かしくも新鮮な色使いにフォーリンラブのご様子。ランニングにもピッタリのジャケットを購入しようと目論んでいました。

 

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今回の2018年秋冬コレクションを見学し、古い歴史に支えられたコロンビアはブランド力に奢ることなく、常に「進化」と「変化」を求めていることを再認識させられました。コロンビアが手掛ける全ての商品は、古きを温ね新しきを知る「温故知新」の精神に満ちあふれ、日本のアウトドアシーンとタウンウェアを高い次元で融合する魅力的なブランドとして、これからも愛用者が続出することは間違いなさそうです。

 

コロンビアスポーツウェアジャパン

http://www.columbiasports.co.jp/

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