ファッション
2016/5/23 15:09

made in swissの超タフウオッチI.N.O.X.から超タフレザー仕様が登場!

ビクトリノックスといえばナイフ、とりわけマルチツールが有名ですが、スイスブランドらしく腕時計も積極的に作っています。一昨年に発表したI.N.O.X.は、全世界でヒット中の会心作。最大の特徴は、圧倒的なタフネス性能にあります。この大ヒットモデルに新たな仕様として、レザーストラップが加わりました。7月1日発売で価格は7万7760円(税込)です。

 

日常生活でのサイアクな状況に耐える時計=I.N.O.X.

↑2014年に発表された第一弾モデル。たとえ砂塵にまみれても時計は正確に時を刻み続ける。ラバーストラップで税込7万7760円
↑2014年に発表された第一弾モデル。たとえ砂塵にまみれても時計は正確に時を刻み続ける。ラバーストラップで税込7万7760円

今回レザーが登場したI.N.O.X.ですが、第一弾モデルは一昨年に発表されました。発表までには、4年間にわたる構想と、3年間に及ぶ技術開発、6ヶ月のテスト工程、421個ものプロトタイプ作成、そして130種のテストという、長く、困難な道のりがあったそうです。

 

ちなみにVICTORINOXというブランド名にも含まれていますが、INOXとはフランス語でステンレス鋼を表す言葉。その頭に創業者カール・エルズナーの母親の名前「ビクトリア」を組み合わせて、ビクトリノックスという名前になったわけですね。

 

開発にあたって想定された状況とは、「ポケットに入れたまま洗濯機にかけてしまった」「工事現場の近くに落としてしまった」「真冬に外に置きっ放しにしてしまった」などなど。ただでさえ最悪な状況を、より過酷な条件に設定し直して再現テストを行い、すべてに合格しているのです。

 

「キャタピラに轢かれても余裕」な公式動画

この動画のシリーズ、かなり面白いです。2つのカラビナの間にSSブレス仕様のI.N.O.X.を取り付けてヘリでの人命救助を想定してみたり、氷漬けのところから火あぶりにし続けたり。。。こんなことあり得る!? と思うような状況ですが、世界を視野に入れればありえなくはないのでしょう。

 

こういう状況に耐える時計を作ることができたのは、ナイフで培ってきたステンレス鋼の開発・加工のノウハウがあればこそ。現代技術だけでなく、130年以上の伝統もI.N.O.X.の完成には欠かせなかったに違いありません。

↑ナイフで彫刻したようなベゼルの造形も大きな特徴
↑ナイフで彫刻したようなベゼルの造形も大きな特徴

 

I.N.O.X.のタフさに見合うレザーとは?

レザーストラップに使われている素材は、消防士の長靴に使われている牛革と同じもの。火、水、塩水噴霧、酸性物質に耐性を持ち、ねじりや引張り強度も高い頑丈なレザーです。このストラップでも、I.N.O.X.に課せられた130のテストをクリアしています。

↑新作のI.N.O.X.レザー(ウォームグレーダイアル)

 

ただ頑丈なだけでなく、低アレルギー性な素材であることも大きな魅力。シボの表情豊かな質感と合わせて、見た目にも雰囲気良く仕上がっています。

 

文字盤もサンドブラスト仕上げを施した、新しい顔を採用。ウォームグレーとブラックの2色で展開されます。脱着可能な半透明のバンパープロテクターも、もちろん付属します。

 

 

241738

241737

ビクトリノックス・スイスアーミー

I.N.O.X.レザー

ウォームグレー/Ref.241738

ブラック/Ref.241737

各7万7760円

 

【SPEC】

ムーブメント:クオーツ(Ronda 715)

素材:ステンレススチールケース、レザーストラップ

サイズ:直径43mm

防水性:20気圧

 

【URL】

ビクトリノックス・スイスアーミー https://www.victorinox.com/jp/ja/

I.N.O.X. https://www.victorinox.com/jp/ja/Products/Watches/I-N-O-X-/c/TP_ExtremeWatches