ファッション
2019/8/9 18:00

夏の「冷感インナー」に穴場的名品を発見! ゼビオの「ドライプラスクール半袖シャツ」は、夏のベストインナーである!

誰が言ったか、今年は冷夏ーー明けてみれば激暑、息をするのも苦しい日が続いており、天気予報を見る限り、しばらくおさまらなそう……こんなときに活躍してくれるのが機能性インナーですが、機能性インナーといっても各社から色々出ており価格帯も様々。どれを選んだらよいか悩んでいる人も多いはず。

 

GetNavi webではこの酷暑を乗り切るためのベストなインナーシャツをリサーチしていたところ、いい感じの商品を見つけました。それが大型スポーツ専門店【スーパースポーツゼビオ】で販売されている「ドライプラス半袖シャツ」と「ドライプラスクール半袖シャツ」です。

↑ドライプラス半袖Vネックシャツ(写真左)とドライプラス半袖クルーネックシャツ(写真右)。ともにホワイトカラー

 

本記事では、意外に知られていないこの商品を紹介していくわけですが、そもそもインナーの選び方、着方って誰かに教わるものでもないなと思い、基本的なインナーの豆知識もお届け。そのうえで、編集部員によるレビューをお伝えしていきましょう。

ドライプラスのオフィシャルサイトはコチラ!

 

意外に知らないインナー(肌着)の選び方と着方

インナーを着る効果は、汗によるニオイを抑える、上に着るシャツへの汗ジミを抑える、シャツが肌に張り付く不快感を抑える、シャツの皮脂汚れを抑えるといったものが挙げられます。

 

大量に汗をかき、肌が透けた状態での社外の人との対面や、肌がベタベタした状態での仕事は嫌なもの。サラリーマンはビジネスシャツなどの下にインナーを着るのが当たり前になっていますが、非スーツスタイルのワーカーでもポロシャツやTシャツの下にインナーを着る人のが一般的になっています。では、その選び方と着方は? 以下に簡単にまとめてみました。

 

①ビジネスシャツの下に着る場合はVネックデザイン

ビジネスシャツの下に着る場合は、深めのVネックを選びましょう。こうすることで第1ボタンを開いた状態でもインナーが見えにくくなります。「いや、それって当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、意外にYシャツ+丸首でインナー見えちゃってる人、見かけます。Vネックの場合、首回りもすっきりするので動きが制限されることもありません。

 

②汗対策が施された高機能のものを選ぶ

汗対策としては、吸汗速乾機能や消臭機能のついた高機能インナーを選びましょう。最近のインナーは多くがこうした機能を備えているので、選ぶのは難しくありません。高機能インナーのなかには、素材の上に速乾機能やクール機能のある加工を施す商品もありますが、それらは使用するうちに徐々に効果が落ちてきてしまうため、素材自体に機能性があるものを選ぶとなおよしです。

 

③サイズは身体にジャストサイズがおすすめ

Tシャツやポロシャツの下に着る場合は、袖からインナーが見えないサイズを選ぶのは当たり前ですが、身体にピッタリとフィットするサイズを選ぶのも重要。ジャストサイズだと一見、汗でベタついて気持ち悪そうと思うかもしれませんが、高機能インナーは汗を素材が吸って、蒸発させること涼しさを得られるので、ジャストフィットデザインがよいです。

↑ドライプラスクール半袖Vネックシャツ(写真左)とドライプラスクール半袖クルーネックシャツ(写真右)。ともにホワイトカラー

 

④薄さだけで選ばない

夏物のYシャツやTシャツは生地が薄めのものが多いので、乳首が透けてしまうことも。夏のエチケットとしてそこは避けたいわけですが、インナーも薄いと二重にしているのに透けちゃうという事態が起こりがち。インナーも薄さだけで選ぶのではなく、ある程度厚みがあって透けないものを選ぶとよいです。

ドライプラスのオフィシャルサイトはコチラ!

 

ドライプラスシャツは上記の条件を満たしている

「ドライプラス半袖シャツ」と「ドライプラスクール半袖シャツ」は、丸首、Vネック両方をラインナップ(①の条件をクリア)。どちらも“異形断面糸”という糸を使用しています。普通の糸は円形の断面ですが、異形断面糸は、断面が三角形、六角形、三角中空などになっており、毛細管現象を起こし水分を吸収しやすい、つまり、汗を吸いやすい“吸汗速乾性能”があります(②の条件をクリア)洗濯耐久性もあり、洗濯による吸汗速乾性能の機能低下も最小限に抑えています。スポーツウェア開発における汗処理の技術が採用された、高機能なインナーウェアです。

 

また、後述のレビューでも紹介しますが、ある程度の厚みがあり、透けるリスクも最小限(④の条件をクリア)。サイズも複数展開なので、自分の体型に合った商品を選ぶことができます。上記の条件をすべて満たす商品(特に②)は意外に少ないので、GetNavi webでは「コレ、いまはまだそこまで知られていないけど、穴場的逸品だよね」と考えています。

 

↑異形断面糸イメージ写真。実際の製品は十字断面の糸ではありません

 

↑ドライプラスの生地イメージ

 

なお、ドライプラスクールは、快適性の高い吸湿冷却ファブリックを採用。汗などの水分を吸収すると冷感成分が溶解・吸熱しクール感が得られます。素早く汗を吸い取り、発散させる吸汗速乾性もあり、水分(汗)を衣服外に発散させ、肌側を快適に保ちます。

↑ドライプラスクールの生地イメージ

 

[編集部員の試着レビュー]肌へのベタ付きを抑えてくれる高機能インナーシャツ

ここからは、モノ選びにはうるさい我ら編集部員が「ドライプラス半袖Vネックシャツ」と「ドライプラスクール半袖Vネックシャツ」を実際着用してみました。普段、ビジネスシャツ派の編集者久保田と、Tシャツ派のカメラマン中田がレビュアーです。

 

普段、襟付きシャツで仕事をすることが多い編集部員、久保田。彼はタイトな服装が似合うクールな男ですが、そんな彼もビジネスシャツの下にはインナーを欠かせない。そんな久保田に、「ドライプラス半袖Vネックシャツ」を着用してもらいました。

「シャツの下から肌着のラインが目立たないのはグッドで、ストレッチが効いているので肩周りは動かしやすいです。普段着用する肌着よりも厚みがあるので、そのため身体にほんの少し重みを感じますが、これによりフィット感が増している気もします。真夏の炎天下で着用して外出しましたが、あまり肌へのベタつきませんでした」

続いては普段、外などで撮影の仕事が多いカメラマン中田。炎天下のなか走ったりアクティブな活動が多く、この夏は冷涼感漂うインナーシャツは必需品。そんな中田に「ドライプラスクール半袖Vネックシャツ」を着用してもらいました。

「まず体感できたのは着心地のサラサラ感、伸縮性、そして軽さです。重ね着のインナーなので、実際に目視できていませんが、確実に普段のTシャツよりベタつき感は少なかったです。普段はHanesなど(最近はZOZO Tシャツも着用してます)のコットン生地のTシャツをインナーに使っているので、生地が厚めなこともあり、ドライプラスクールのごわつきのなさに驚きました。あと、サラサラ感!この着心地はコットン生地にはない感覚です」

首回りはクルーネック、Vネックの2タイプ。そして、Tシャツだけでなく、ノースリーブもあります。日本人の体型に合わせて、成型されているのでジャストフィット形状となりますが、ストレッチも効いているので着心地の悪さはありません。

 

【フォトギャラリー】※画像をクリックすると大きい画像で閲覧できます

 

価格は「ドライプラス半袖クルーネックシャツ」925円(税込)、「ドライプラス半袖Vネックシャツ」925円(税込)、「ドライプラスクール半袖クルーネックシャツ」832円(税込)、「ドライプラスクール半袖Vネックシャツ」832円(税込)、「ドライプラスクールノースリーブVネックシャツ」832円(税込)です。一週間分購入しても約7000円と一夏を快適に過ごせるのであれば、安い買い物ではないでしょうか。また、10月に入っても日中暑い日はかなり暑いので秋着用としてもオススメです。

 

撮影/我妻慶一