この夏の注目アイテム? 人間の肌みたいなスマホケースが必要になってしまう理由とは…

ink_pen 2025/7/11
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この夏の注目アイテム? 人間の肌みたいなスマホケースが必要になってしまう理由とは…
佐藤まきこ
さとうまきこ
佐藤まきこ

大学時代に細胞培養の研究を専攻した後、メディア・広告の世界へ。雑誌編集者や広告のプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのプランナー、エディターとして活動中。ハワイ、オアフ島在住。Instagram: @hawaii_milestone

日に焼けると、火照って赤くなる。そんな人間の肌にそっくりのスマホケースが作られました。

↑こんなスマホケースが私たちの意識を変える?(画像はイメージです。作成/ImageFX)

その名も「Skincase(スキンケース)」。3Dプリントによって、シリコン製の人工皮膚で作られています。表面には特殊な顔料が使われているため、紫外線にあたると、人間の肌と同じように赤くなるんです。

これを作ったのは、欧州連合(EU)全域でローミングサービスを提供するO2。人工皮膚などを作っているクリエイターのマーク・テシエさんとタッグを組んで、このスマホケースの開発を行いました。

このスマホケースの目的は、紫外線への意識や日焼け対策の大切さを広く知ってもらうため。毎年のように熱波に見舞われる欧州では、記録的な猛暑が続いています。きっと多くの人が、暑さをしのぐために、海水浴やビーチに繰り出していることでしょう。

そんなときに忘れてはいけないのが、日焼け止めを塗ること。専門家によれば、日焼け止めの効果を最大限に引き出すためには、頻繁に塗り直すことが必要だそう。

それなのに、英国で行われた調査によると、日焼け止めを塗り直している人はわずか2割ほど。それに対して、午前11時から午後3時までの最も陽射しが強い時間帯に3回以上スマホを確認している人が、半数以上いたことがわかったのです。

そこで、スマホを確認するときにこのスマホケースを見て、自分の肌がいかに危険な状態にあるかを知り、日焼け止めの塗り直しを促そうというわけです。

スキンケースはまだ試作品の段階で、実際に発売されるかどうかは明らかになっていませんが、O2のウェブサイト上では1名にこのスマホケースが当たるプレゼントキャンペーンが開催されています。

【主な参考記事】

Daily Mail. Now that’s what you call a burner phone! Creepy case is covered in fake SKIN that burns just like human flesh when exposed to UV. July 7 2025

O2. Don’t get burnt this summer – Win a Sun-Activated Phone Case

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