Nothingが低価格スマホ市場に参入?「Lite」や「T」を準備の可能性

ink_pen 2025/7/28
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Nothingが低価格スマホ市場に参入?「Lite」や「T」を準備の可能性
多根 清史
たねきよし
多根 清史

IT / ゲーム / アニメライター。著書に『宇宙政治の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)がある。

これまで英Nothingは、フラッグシップ機とミッドレンジモデルに注力してきましたが、今後はより手頃な価格のスマートフォンを計画している可能性があると報じられています。

↑Timon/Adobe Stockより。

信頼性の高いリーカーであるYogesh Brar氏は、X(旧Twitter)にてNothingが「Lite」または「T」ブランドを新たに追加する予定だと述べています。詳細については明らかにされていませんが、「Proモデルだけではユーザーの関心を維持できない」と付け加えており、さらなる低価格帯への展開を示唆しているようです。

Brar氏は以前にも、Nothingが2025年上半期に3機種のスマートフォンをリリースすると予測しており、その情報が的中した実績があります。今回の発言も比較的高い信ぴょう性があると見られています。

また、こうした動きはNothingが最近ユーザー層の拡大を目指している姿勢とも一致しています。ミッドレンジモデルのPhone (3a)も、国内価格が約5万5000円(税込)と手頃で、トリプルカメラや洗練されたデザインを採用するなど、コストパフォーマンスの高さが特徴です。

なお、中国ブランドのXiaomiは主要機能を保ちつつ価格を抑えた「Lite」シリーズを、OnePlusも「T」シリーズを展開しています。こうした戦略はいずれも成功を収めており、Xiaomiは昨年、最も急速に成長したスマートフォンブランドとなりました

ただし、Nothingは現時点で何も公式には発表していません。今後のリークや続報に注目したいところです。


Source: Yogesh Brar(X)

via: Android Authority

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