これまで英Nothingは、フラッグシップ機とミッドレンジモデルに注力してきましたが、今後はより手頃な価格のスマートフォンを計画している可能性があると報じられています。

信頼性の高いリーカーであるYogesh Brar氏は、X(旧Twitter)にてNothingが「Lite」または「T」ブランドを新たに追加する予定だと述べています。詳細については明らかにされていませんが、「Proモデルだけではユーザーの関心を維持できない」と付け加えており、さらなる低価格帯への展開を示唆しているようです。
Brar氏は以前にも、Nothingが2025年上半期に3機種のスマートフォンをリリースすると予測しており、その情報が的中した実績があります。今回の発言も比較的高い信ぴょう性があると見られています。
また、こうした動きはNothingが最近ユーザー層の拡大を目指している姿勢とも一致しています。ミッドレンジモデルのPhone (3a)も、国内価格が約5万5000円(税込)と手頃で、トリプルカメラや洗練されたデザインを採用するなど、コストパフォーマンスの高さが特徴です。
なお、中国ブランドのXiaomiは主要機能を保ちつつ価格を抑えた「Lite」シリーズを、OnePlusも「T」シリーズを展開しています。こうした戦略はいずれも成功を収めており、Xiaomiは昨年、最も急速に成長したスマートフォンブランドとなりました。
ただし、Nothingは現時点で何も公式には発表していません。今後のリークや続報に注目したいところです。
Source: Yogesh Brar(X)
via: Android Authority