裸眼で立体3D体験が可能になる「SpatialLabs」とプロトタイプノートPCが発表

ink_pen 2021/5/31
  • X
  • Facebook
  • LINE
裸眼で立体3D体験が可能になる「SpatialLabs」とプロトタイプノートPCが発表
GetNavi web編集部
げっとなびうぇぶへんしゅうぶ
GetNavi web編集部

モノ好きの「買いもの」をナビゲートするウェブメディア。生活家電、AV家電、デジタルガジェットなど、最新の電化製品情報を幅広く網羅するほか、モビリティ・ヘルスケア・日用品・機能性アパレル・食品など、暮らしや家時間を快適にするちょっと“贅沢”なモノをピックアップ。読者の「欲しい」に対する「買う」「買わない」の選択を、強力にサポートします。

台湾Acerは、裸眼で3D体験が可能になる「SpatialLabs(スぺイシャルラボ)」を発表。合わせて、SpatialLabsの技術を搭載したプロトタイプノートPCを公開しました。

 

SpatialLabsは、ステレオカメラセットでユーザーの頭と目の位置や動きを追跡するアイトラッキングソリューションのほか、立体3Dディスプレイ、リアルタイムレンダリング技術を組み合わせたソリューション。この3つによって人の左右の目に異なる画像を見せることができ、コンテンツが画面の前に浮いて見える立体的な3D効果を作り出すことができるといいます。

 

これにより、3DメガネやVRゴーグルを用意することなく、没入型の立体3D体験が可能になるとのこと。

 

台湾Acerは、SpatialLabsを提供することで、3Dコンテンツを扱うクリエイターの負荷を排除し、360度の視点でモデルを回転、移動、画面からドラッグなどをして、すべての角度からオブジェクトを確認することが可能になるとしています。

 

また、合わせて公開されたプロトタイプノートPCは、デフォルトで2D表示のモードに設定されており、専用アプリケーションを起動すると立体3Dモードが自動でオンになるモデルとのこと。

 

このプロトタイプノートPCは、台湾Acerが開始するデベロッパー向けプログラムに応募、選定されたデベロッパーが3カ月間無料で利用できるようになるとしています。

 

一般ユーザーが使えるようになる時期はまだ先になりそうですが、SpatialLabsを応用したエンタメノートPCなどが登場するとおもしろそうですね。

Related Articles

関連記事

もっと知りたい!に応える記事
Special Tie-up

注目記事

作り手のモノ語りをGetNavi流で