2018年に30周年を迎えるバンダイの「カードダス」……かつては10円玉を2枚入れて回す仕様だったの、覚えてますか? 今回は、特にドラゴンボール、SDガンダム直撃世代にとってはたまらない話題ですよ。
日本中で活躍した自販機のミニサイズ版。セットで買いたいカード&ディスプレイも
1988年、自販機で買えるカード商品としてバンダイから発売された「カードダス」。アニメから飛び出した人気キャラクター、なかなか手に入らないキラカード。そしてカードダス自体から最速で発信される情報・遊びの数々。集めたり、友だちとバトルしたり……小学生を中心とした日本中のキッズたちがこれに熱狂しました。
以後、現在に至るまで続く長寿ブランドになったカードダス。その誕生30周年を記念する商品として、懐かしのカードダス20自販機をミニチュア化した「30周年記念カードダスミニ自販機」が限定発売されます。
お店に並んでいた実機のミニチュアという扱いですが、横幅110×高さ180×奥行き110mmと、小さすぎず“遊べる”サイズ感。実際にカードダスを中にストックし、コインを入れ、ハンドルを回してカードを出す……という一連の動作を楽しめるのが特徴です。価格は税込6480円で、バンダイのショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で現在予約を受け付け中。
「30周年記念カードダスミニ自販機」で遊ぶには、カードダスの商品(カードそのもの)が別途必要ですが、今回はセット買いにうってつけの記念アイテムも同時発売されます。それが「カードダス30周年記念ベストセレクションセット」。
これら各セットにはそれぞれ32枚に厳選されたプリズムカードに加え、ミニ自販機の本体に差し込める「オリジナルディスプレイシート」5枚、ミニ自販機用デコレーションシールがついてきます。
「ベストセレクションセット」はドラゴンボール、SDガンダムの超人気シリーズからそれぞれ2種類ずつ、計4種というラインナップになっています。ここに収録されるカードは、特にメモリアルなもの、当時入手困難だったものなどを中心に“キラキラ”ばっかり32枚。古いカードダスをいまから集めるのは大変なのでちょっと……という人にやさしく、マニアにとっても楽しめる構成なんです。
まさに一家に一台!? 実機のサンプルを触らせてもらった
今回は、着々と開発が進んでいる「カードダスミニ自販機」の最新実機サンプルを特別に体験することができました。
こちらのサンプルでは、外観(カラーリングやシールなど)が最終仕様ではないものの、銀メッキ加工のハンドルやカード払い出しの動作などは製品版にかなり近い仕様になっているとのこと! 期待を胸に、さっそく遊んでみます。
なんてことはないシンプルなギミックですが、「コインを2枚入れないとハンドルが回らない」という仕掛けは重要なポイントに。本製品では、10円ではなく1円玉や5円玉(あるいは海外の硬貨など)でも遊べますが、コインはあくまで2枚入れる必要があります。というのも、カードダス自販機はかつて「カードダス20」……すなわち「20円でカード1枚」という仕様だったからです。
お金を入れてカードを出すところは、その雰囲気をぜひ動画でも見てもらいたいと思います。
10円玉を入れたあと、ハンドルのカリカリッ、カリカリッ…という音とともにカードが出てくる手ごたえまでもが再現されています。カードダス20世代にとっては、“一家に一台”レベルの仕上がりなのではないでしょうか……!