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2020/1/22 20:00

「トミカ」大好きライターが50周年発表会で感じた、親子3代に渡って愛され続ける日本国民車の魅力!

オリンピックイヤーとして盛り上がる2020年ですが、実は日本を代表する玩具メーカーであるタカラトミーの主力商品「トミカ」が生誕50周年を迎える記念すべき年でもあるのです。それを記念して、1月15日「トミカ50周年記者発表会」がおこなわれ、その発表会にトミカ大好きライターが行ってきました。

日本生まれのミニカーとして愛されるトミカは、1970年に「ブルーバードSSSクーペ」、「コロナ・マークⅡハードトップ」、「クラウン・スーパーデラックス」、「クラウン・パトロールカー」、「トヨタ2000GT」、「フェアレディZ 432」の6車種を同時に発売しました。発売当時は1台180円という値段でしたが、質の高いダイキャストモデルは大きな話題となり半世紀を経た現在までに6億7000万台もの売り上げを記録。2秒に1台売れている計算になるのですから驚きです!

↑ 毎月、第3土曜日の「トミカの日」には、チャリンコをかっ飛ばすトミカフリークの筆者。最近、エアブラシを手に入れてビンテージ・トミカをレストアしているという

 

累計6億7000万台を超えるロングセラーモデル

トミカは子ども用玩具でありながらもスケール感を大切にし、手のひらサイズの中に自動車の特徴が凝縮されているのが大きな魅力。正直、精密なディテールを再現するミニカーは数あれど、ミニカー自身がひとつの個性となり自動車の楽しさを与えてくれる存在は他にはありません。また、タカラトミーではトミカの双璧として「プラレール」がありますが、子どもの頃に「トミカ派」と「プラレール派」に分かれ、トミカ派は『クルマオタク』に、プラレールは『鉄ちゃん』になることが多いようです。この原稿を書いている不肖・並木も同様にトミカの魅力にはまったひとりであり、最終的には某自動車雑誌の編集長を任されるまでのクルマオタクに育ったのであります(笑)。

↑トミカ50年の歴史や歩みとして歴代の約1000種を一挙展示

 

トミカは子ども用玩具でありながらも大人のファンも数多いはず。子どもの頃に手に入れたトミカは大人になっても忘れられない思い出となり、今でも集め続けている人も少なくありません。50年と言う長気に渡って造り続けられる背景には親から子、子から孫へと楽しかった思い出が受け継がれ、3代に渡って愛され続けるロングセラー商品なのです。

↑ 1970年に発売された初代モデルは6車種。「黒箱」と呼ばれる黒と黄色の箱が初期モデルの特徴。1976年から発売が開始された外国車シリーズは青いパッケージの「青箱」となり、国産車と輸入車で分けられていました。その後、国内外のモデルが統合され現在へと繋がる「赤箱」へとつながります

 

2020年、生誕50周年を記念したプロジェクトが始まる!

今回のイベントは「トミカ50周年記者発表会」として、東京のウォーターフロントである天王洲で行われました。司会進行役はカーオブザイヤーの選考委員でもある元TBSアナウンサーの安東弘樹さんと、トミカファンとしても知られる小林麻耶さん。壇上にではタカラトミーの富山幹太郎会長が登壇し、ブランドを支えてくれた多くのファンと関係者に向け、50周年を迎えられた感謝の気持ちと共にトミカの50年後、100年後に対する熱い思いが語られました。

↑ 現在フリーアナウンサーとして活躍するお二人がMCを担当。安東さん(右)はクルマ好きとしても知られ、小林さん(左)はトミカを150台以上所有するトミカファンでもある

 

↑ トミカの生誕50周年に向け、ファンや関係者に感謝の言葉を述べる富山幹太郎会長

 

トミカが生誕半世紀を迎えるに当たり、数多くのプロジェクトが企画され、その目玉として発表されたのが「自動車メーカーコラボプロジェクト」。ホンダ、トヨタ、日産という日本の主力自動車メーカーが総力挙げてトミカだけのカラーリングをデザインし、アニバーサリーモデルを完成させたのです。ホンダは「シビック・タイプR」(2020年4月発売)、トヨタは「GRスープラ」(2020年6月発売)、日産は「GT-R」(2020年8月発売)となり、発売が待遠しい限りです。価格はそれぞれ800円(税別)。

↑ 会場のエントランスにはトミカの50周年記念モデルのベース車両を展示。ホンダ、トヨタ、日産が誇るデザイナーたちがデザインしたモデルの発売に期待!

 

イベントでは各メーカーの開発、商品企画の責任者が登壇し、自動車産業発展の礎となるトミカの魅力と思い出を語ってくれました。先ほどの話でありませんが、日本を代表する自動車メーカーの責任者たちも同様、幼少期に“トミカ派”となりクルマへの思いが高じて自動車を作る側になってしまったという話には熱いシンパシーを感じてしまったのは言うまでもありません。

↑ ゲストとして登壇した各メーカーの責任者。右からホンダ・シビック・タイプR開発責任者である柿沼秀樹氏、トヨタGRスープラ開発責任者の多田哲哉氏、日産の商品企画責任者の田村宏志氏。子供の頃からトミカを愛し、その延長線上に今の活躍があるといいます

 

また、自動車メーカーとのコラボの他にもアニメ製作や50周年を記念したファン感謝祭、サンクスフェアが予定され、日本各地の商業施設でイベントが開催されます。会場には巨大ジオラマやフォトスポット、親子で楽しめるステージショーが予定されるとのこと。さらには「トミカ50周年記念コレクション」として、1970年に発売された初代の6モデルを、現在の金型で再現した復刻版をすでにリリースしています。マニア垂涎のモデルだけに争奪戦は必至ですね。

↑ 初代6車種を復刻した、トミカ50周年記念コレクション。一台×700円(税別)の価格で現在発売中。当時の思い出を取り戻す絶好のチャンス!

 

コラボレーション企画として予定されているのは「はとバス」がトミカと連動し、忠実にラッピングした「リアルトミカ号」を運行する予定。お菓子では人気のロッテの「チョコパイ」に特別パッケージ仕様の発売など、ミニカーだけではない盛りだくさんの企画が予定されています。

↑会場ではイベントを記念して製作された巨大なロッテ・チョコパイが華を添えていました

 

↑ 市販されるコラボ商品はパッケージがトミカのペーパークラフトとなり、オリジナルトミカが当たるキャンペーンも実施されます

 

また、会場には50周年に向けた基地系の参考商品も展示。トミカはミニカー本体だけでなく、ミニカーを使って遊べる環境を整えているのが大きな魅力。トミカはクルマに親しみながら創造力を育てる知育玩具でもあります。

↑これらの基地系の製品にミニカーを並べると、さらにテンションが上がることでしょう

 

↑参考展示「スーパースピードトミカ & デジタルアクセルサーキット(仮)」

 

↑参考展示「トンネルくだって! やまのぼりドライブ(仮)」

 

↑参考展示「Wアクショントミカビル(仮)」

 

子どもたちに夢を与え自動車との親和性を促してくれるトミカは、これからも数多くのクルマ好きを育てると共に、手のひらサイズの国民車として愛され続けて行くことは間違いありません。トミカの功績は日本の自動車産業を支える礎となり、自動車王国としての存在感を強化して行くことでしょう。50周年を記念したイベントが盛りだくさんの2020年は子どもだけでなく、大人のトミカファンにとっても忙しい年になりそうです。

 

【フォトギャラリー(GetNavi webにてご覧になれます)】

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