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2021/7/24 6:00

「歴史群像」8月号付録・戦艦『大和』超精密ペーパークラフト——作り方を徹底解説します!【前編】

いよいよ組み立てに! まずは船体から

さて、それでは実際に作っていきましょう。まず最初に、冊子の展開図のページ(P9~24)をすべて、ページの左側の切り取り線部分でカッターかハサミで切り離してください。以降は、冊子の「組み立ての手順」(P8、25~31ページ)を確認しながら、適宜パーツを切り出して、組み立てを進めていきます。

 

船体の底部

船体の底部は全体の土台となります。最初に組み立てるパーツ1、2、3はズレが生じないようにしっかりと接着しましょう。

 

舷側の組み立て

微妙な曲線部分はハサミを使うと切り出しやすいです。

 

パーツは切り出したあと、組み立てを始める前に折り線をなぞって、折りクセを付けておきす。

 

艦尾側の舷側パーツ8、9と10、11は構造が複雑なので、まずは接着剤を付けずに仮組みをしてみて、どことどこを接着するのか等を確認してから接着するとよいでしょう(写真は右舷側の接着後の状態)。

 

艦首側と艦尾側の舷側パーツは、丸棒でクセを付けておくと、艦底パーツに接着しやすくなります。

 

艦首のパーツ12(矢印部分)は、曲げクセを付けてから接着します。

 

船体中央部

6つあるパーツ27は、円柱が歪まないように注意して所定の位置に接着してください。

 

艦橋や煙突が載る土台となる部分は、甲板に接着した後、浮き上がらないように圧着させてください。

 

ここまでで船の基本部分である船体が完成しました。いかがでしたでしょうか。次回の「後編」では、艦橋から主砲、そして完成までの手順を解説します。お楽しみに!

 

接着剤

接着面が狭い場合は、チューブから直接パーツに接着剤を付けず、適量を爪楊枝の先に移してから、のりしろ部分に塗布すると、きれいに仕上がります。

↑隙間などに接着剤を付ける際にも爪楊枝は利用できます

 

 

【後編はこちら

 

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歴史群像8月号

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