これまでXbox Series XでXbox Oneのゲームディスクを遊ぶときは、オンラインに接続してDRM(デジタル著作権管理)サーバーで認証を受ける必要がありました。これが不要となり、オフラインでもXbox Oneのディスクがプレイ可能になったと報じられています。

Xbox Series Xが発売されて以来、Xbox Oneのディスクを直接セットしたり、ハードディスクにインストールした場合でも、ネットに接続する必要があることは不評でした。マイクロソフトのDRMサーバーが落ちているときは遊べず、また将来的にDRMサーバーが閉鎖された場合は過去のゲームがまったくプレイできなくなる恐れがあるからです。
なお、Series Sはそもそもディスクドライブがないため、この問題は技術的にあり得ません。
それが9月6日にリリースされた更新により、オンラインでのチェックが不要となりました。
XboxエンジニアリングリードのEden Marie氏がユーザーからの指摘に応え、事実だと認めています。なお「一部のゲームでは、最高の体験を保証するために、インストール後にオンラインで更新する必要がある場合があります」とのことです。
https://twitter.com/neonepiphany/status/1571860007435771905?s=20&t=jNyxJ2UKG1_CIjfJXs4Q8w
いまなおXbox Series Xの初期設定にはオンライン接続が必要であり、後方互換性のあるXboxおよびXbox 360のゲームも、ディスクを挿入した後にダウンロードを行うため、インターネット接続なしには遊べません。とはいえ、今回のアップデートにより、ネット環境が不安定だったり、マイクロソフトのサーバーが停止しているときも、ほとんどのXboxゲームはプレイできそうです。
Source:Gamesradar