「昼飲み・お通し・ボトルキープ」在日外国人が「居酒屋」文化に触れる噺

ink_pen 2025/7/11
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「昼飲み・お通し・ボトルキープ」在日外国人が「居酒屋」文化に触れる噺
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げっとなびうぇぶへんしゅうぶ
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訪日観光客からも注目されている「居酒屋」。日本人にはすっかりおなじみの業態ですが、外国人にとって「居酒屋」の魅力はどこにあり、彼らは何に惹かれるのか。海外赴任経験もある、「居酒屋礼賛」主宰の浜田信郎(しんろう)さんが、在日歴の長い外国人と酒を酌み交わしながら、世界に誇れる日本の文化「居酒屋」について語り合いました。

浜田信郎(左)/ブログ「居酒屋礼賛」の主宰。『酒場百選』(筑摩書房)『ひとり呑み』(WAVE出版)など、大衆酒場に関する著作を多数上梓している。
フロリアン・フレイタグ(中央)/フランス出身。日本人女性との結婚を機に移住し、現在で8年目。VFXやCGを用いたアートディレクションなどを行うワイルドチャイルド社のクリエイティブ・プロデューサー。好きなお酒はワインで、特にフルーティーな辛口が好み。
ガイル・デルヘイ(右)/ベルギー出身。同じく日本人女性との結婚を機に移住し、10年目を迎える。ワイルドチャイルド社の共同創立者で、ロンドンでファッションカメラマンとして活躍していた経歴も。好きなお酒はビールで、濃厚なタイプや辛口を好む。

「居酒屋」の歴史について

まずは、居酒屋の歴史を簡単に振り返ってみましょう。

いつ居酒屋が誕生したかについて正確な記録は残っていませんが、有力な参考文献といえるのが『続日本紀(しょくにほんぎ)』です。同書には、761(天平宝字5)年に平城京(現在の奈良県)の酒肆(しゅし。酒を売る、飲ませる店のこと)で起きた事件が記されており、これが居酒屋について書かれた最古の記録とされています。

大衆的な居酒屋は、中世~近世になってから根付いたと考えられています。1603(慶長8)年に江戸幕府が開かれ、町づくりのために全国から独身男性を中心に労働者が集まってきました。彼らの食事は外食が中心。仕事終わりには、現在のようにお酒を飲んで活力を養ったり、コミュニケーションを深めたりしていました。こうしたニーズに応える形で角打ち(酒屋の一角で飲むこと、または飲める酒屋のことなどを指す)の酒屋や飲食店が、現在の居酒屋へ進化して今に至ります。

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「居酒屋」マニアが考える日本の「居酒屋」が注目される理由

浜田さんは、ブラジルのレシフェに約1年半赴任していた経験があるほか、海外旅行の際には現地で飲み歩きを嗜むなど、各国の酒場文化に触れてきたそう。そのうえで、浜田さんは、居酒屋が世界から注目される理由は、「日本の伝統的な食文化をリーズナブルに体験できるうえ、昼夜を問わず安心して飲めること」を挙げています。

「お店によっては朝や昼から飲めますし、なかには24時間営業の居酒屋もあります。これは大前提として、日本が安全だからだと思うんですね。安全だから深夜早朝でも営業できるし、気軽に飲みに行けるという信頼関係が成り立つ。こんなに素敵な国は日本だけですよ」(浜田さん)

また、居酒屋のメニューは伝統的な日本の料理に加え、お店によっては洋食や中華、エスニックなど、独自のおつまみも食べられます。さらに、品数が豊富なことも魅力だと浜田さんは話します。

「居酒屋の代表的な組み合わせのひとつが、鮮魚の刺身を醤油とわさびで味わい、日本酒と合わせるペアリング。海外の日本料理店にも似たようなメニューはありますが、さすがに本場のおいしさには敵わないと思います。

そして、和洋中のどんな料理にも幅広くマッチするお酒が“チューハイ”。おいしくて自由度の高いメニューを、しかもリーズナブルな価格で味わえるわけですから、世界中から愛されているのだと思いますね」(浜田さん)

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“ファースト居酒屋”はチェーン店だった

ここからは、フロリアンさんとガイルさんを交え、居酒屋について語らいます。浜田さんも、外国人のリアルな声を聞きたいと興味津々。場所は「居酒屋 大将 西日暮里店(東京都荒川区)」で行いました。

浜田 お二人とも日本に来て最初に入った居酒屋はどんなお店でしたか?

フロリアン 焼鳥のチェーン居酒屋でした。そこはメニューの価格も均一で、すごく安くてお得だなーと驚いた記憶があります。当時を振り返っても、すごくリーズナブルなお店だと思いますし、今でもたまに行きますよ。

ガイル 僕もチェーンの居酒屋です。そのお店も安かったですね。チェーン店のよさは、お得なプライスと安定感のある味。あと、メニューリストがわかりやすいのも魅力です。写真付きで、英語で書かれていることも多いですからね。

浜田 確かにそうですね。僕も、昔は便利なスマホの翻訳機能がなかったから、外国のお品書きになんて書いてあるのかわからなくて苦労したことがありました。ということで、ドリンクを注文しましょうか!皆さん、焼酎ハイボール(チューハイ)でいいですよね。

三人 はい、カンパーイ!

↑まずは「居酒屋大将」の焼酎ハイボール“西日暮里の社長ボール”で乾杯。

浜田 あらためて聞きたいんですけど、外国人のお二人から見る“居酒屋の魅力”って何ですか?

フロリアン メニューでいえば、おいしさとバリエーションの豊富さ。料理はもちろん、お酒の種類も悩むぐらい多い。ワインとか、ウイスキーやジンもあったりしますからね。

ガイル そう、悩む悩む(笑)。レシピも店それぞれですよね。

浜田 うんうん。煮込みひとつとっても、野菜の有無や、醤油味か味噌味かでも違いますもんね。

お客さんとの一体感が「居酒屋」の魅力

浜田 居酒屋ならではの雰囲気として、どんなところが好きですか?

フロリアン にぎやかで楽しいところ。日本は平和でいい国だなーって感じます。

ガイル おしゃべり好きの店主や女将さんがいるお店ってあるじゃないですか。積極的に話しかけてくれると、私たちの緊張もほぐれるのでいいなって思います。

フロリアン あとは内装もにぎやかというか、「タンザク(短冊)」でしたっけ? 壁にメニューが貼ってあるお店が多いですよね。フランスにも黒板メニューはあるんですけど、日本の壁のメニューは頻繁に書き換えないだろうから、値段もずっと変えないのかな?と。それもすごいですよ。

ガイル お客さんとの一体感も魅力だね。ベルギーやロンドンにも、スタンディングのパブやスポーツバーに行けば一体感があるんだけど、日本の居酒屋はテーブル席でもそれがある。だから知らない人とも仲良くなりやすいし、新しい出会いも生まれやすいと思います。僕自身、居酒屋でできた友達がいるし。

浜田 短冊メニューや一体感の魅力は、老舗の大衆酒場になるともっと感じられるかもしれません。

↑手書きで書かれる「短冊メニュ―」も居酒屋の魅力のひとつ(写真は東京・四ツ木の「ゑびす」)

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フロリアン そうですね。あと、ローカルの居酒屋にも。地方には都会と違ったご当地料理があるし、お酒も九州は焼酎、沖縄は泡盛と、地域色が出て面白いです。もちろん、東京のご当地居酒屋にもその魅力はあるんですけど、現地の本場感はまた格別!

ガイル 東京にも時々タイムスリップしたような古い居酒屋があって、デザイン的にもすごく興味深いです。あとは、店主の趣味がテーマになっているお店もあって面白い。「ここはベースボール好きなんだな~」とか。

浜田 ふたりともすごい! よく観察してますね。では、日本の居酒屋で、一番驚いたことは?

ガイル それでいえば、日本には朝や昼からお酒を気軽に飲めるお店が多いことに驚きました。ロンドンやベルギーにもあることにはあるんですけど、日本は圧倒的に数が多いし、堂々と営業してる印象です。

浜田 なるほどね。では母国についてだけど、フランスやベルギーにもいくつかの和風レストランや日本料理店はあるかもしれません。でも、もっと大衆的な居酒屋はありますか?

フロリアン パリなどの大都市には数軒ありますけど、メジャーではないですね。ただ、日本の食文化は年々人気が拡大しているので、居酒屋も徐々に増えていく気はします。

ガイル ベルギーも同じかな。コース主体の高級日本料理店や、寿司、ラーメン、天ぷらなどを提供する日本食レストランのほうが主流で、家庭的な料理をつまみながらお酒を楽しむ大衆居酒屋となると、まだ少数かと思います。

浜田 僕が赴任していたブラジルのレシフェもそう。スシバーとかはありましたが、大衆的な居酒屋はほぼなかったです。サンパウロなど、日系移民が多い地域にはありましたけどね。

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海外にはボトルキープの仕組みはない?

フロリアン 私からも浜田さんに質問させてください。ブラジルにいたとき、居酒屋が恋しくなりませんでした?

浜田 なりましたよ。半年に一度は一時帰国してたんですけど、その都度あらためて故郷のお酒とおつまみはおいしいなって感動してました。でも、それ以上に感じたのは居酒屋の雰囲気への恋しさです。毎日のように常連さんが飲みに来るお店が、日本には多いと思いましたし、僕自身そういう居酒屋が大好きなんだなって実感しました。

フロリアン 常連のお客さんがいるお店は欧米にもたくさんあるんですけどね。でも、ボトルキープは珍しい文化だと思いました。少なくとも、私がフランスにいたときは見たことがありません。ワインだって、飲み切ることが前提ですから。

ガイル 私も、日本以外ではボトルキープって見たことないです。

浜田 南米もそうですね。例外として、日系移民が多い地域の居酒屋やカラオケ店にはあったような。でも「ボトルキープ」という言葉自体、和製英語なのかもしれませんね。

↑「ボトルキープ」も日本独自のシステム(写真は東京・成増の「やきとん泰希」)。

ガイル やっぱり、こうやっていろいろ話してみると、居酒屋って日本独自の業態なのかもしれません。お酒も料理もおいしくて、メニュー数が豊富で、値段が安くて、ゆっくり座れて、スタッフさんとお客さんの一体感があるお店って、外国にはなかなかないんじゃないかな。

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不思議な「お通し」というスタイル

フロリアン 営業スタイルでは、レストランとバーのいいとこどりをしたお店が、居酒屋といえそう。それに、そもそも日本では食事をしながらお酒を楽しむ文化って当たり前ですけど、たぶんそれって珍しいんです。

浜田 確かにそうですね。外国のほうが、食べる店と飲む店とが、目的別にもっとはっきり分かれてる気がします。

フロリアン だからかなと思うんですけど、最初にお酒や軽いおつまみを頼んで、途中でまた料理を少しずつ追加オーダーするスタイルが、日本には強く定着していると感じます。

浜田 最初の「とりあえず○○」みたいな考え方も、日本独自かもしれないですね。

フロリアン フランスだと、レストランやビストロは食事が主目的で、バーはお酒がメイン。ブラッスリー(ビストロよりもカジュアルな、ビールを主体とした酒場)や、お酒も提供するカフェなどでは追加オーダーもしながら楽しみますが、日本ほどの気軽さで頻繁に注文はしないですね。

ガイル 欧米でも例外があるとしたら、スペインのバルじゃない? バルは小皿のタパスやピンチョスをちょこちょこオーダーするから、居酒屋とシステムは似てるかな。

↑スペインのバル(写真提供:ピクスタ)。

フロリアン あとは、スタンディングバーやパブのようなキャッシュオン(注文ごとに会計)の店なら違和感ないですけどね。

浜田 お金や支払いに関する習慣といえば、お通しも日本の、特に居酒屋に多い気がします。どう思いますか?

フロリアン お通しは、すごく不思議ですね。好みに関わらずおつまみが出てきて、お金を取られますから。でも、欧米も国によってはテーブルチャージ料やサービス料みたいなものが大衆的な店でも発生するし、アメリカやイギリスなどはチップの習慣も色濃いですよね。それが居酒屋の場合、お通しにあたるのかなって思ってます。

ガイル たとえばイタリアには「コペルト」というテーブルチャージみたいな習慣があるんですけど、その概念と紐づいてパンが自動的に提供されるんですよ。それがお通しだと考えれば腑に落ちます。それに、日本は水が無料ですからね。

浜田 海外の飲食店であれば、飲料水は有料という考えが一般的ですもんね。欧米では「水は、スティル(無炭酸)にしますか、スパークリング(炭酸入り)にしますか?」と聞かれることもありますし。

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二人が選んだおつまみは?

浜田 ここからは、居酒屋でどう飲んでいるかお聞きします。よく飲むお酒や、好きなおつまみは?

フロリアン お酒は、ビールとチューハイ、あとはやっぱりワイン。チューハイは、レモン入りのフルーティーなタイプが好きです。すっきりさっぱりしていて、あっさりした料理にも濃い味にも、すごく合いますね。おつまみは刺身が好きで、特にサーモンとマグロが好物。

ガイル 私はビール党ですけど、日本酒やチューハイもクール! おつまみは、タコワサが好きです。

浜田 ピンポイントでタコワサとは、よっぽど好きなんだ?

ガイル ヨーロッパ人はほとんどタコを食べないから、最初は私も苦手意識がありました。でも日本に来て食べてみると、食感もワサビの辛さもクセになる味。お店でタコワサがあったら、必ず注文します。

↑2人が注文したおつまみ「辛味噌きゅうり」「若鶏の唐揚げ」「ポテトマカロニサラダ」「つぶ貝ワサビ漬け」

浜田 なるほど。だからガイルさんは今日、「つぶ貝ワサビ漬け」(638円)をオーダーしたんですね?

ガイル はい(笑)。このお店にタコワサがあれば、マストでいってますよ!

フロリアン ちなみに、私の大好きなお刺身は、日本酒と一緒に注文するために温存してます。

浜田 お! わかってるね~(笑)。では次の注文でいきましょう! 「ポテトマカロニサラダ(煮卵付き)並」(539円)をオーダーした理由は?

ガイル ポテトサラダは、多くの居酒屋さんにあるじゃないですか。お店のこだわりを感じられると言いましたけど、もっといえば、どんな工夫をしているかなど、そのお店の力量がわかると思うんですよね。ポテトサラダがおいしいお店にハズレはないと思っています。

フロリアン 私が「若鶏の唐揚げ」(748円)を注文した理由も、それに近いですね。お店ごとに個性が出るじゃないですか。こちらのお店は大ぶりで、サクサク感の強い衣で、すごくおいしい!

浜田 この衣の感じは、小麦粉ではなく片栗粉という粉を使ってるのかも。欧米のフライドチキンとはまた違って、和風の唐揚げもおいしいでしょ?

フロリアン はい。醤油ベースだったり、生姜を使っていたり。もちろん、スパイスフルなフライドチキンも好きですけど、唐揚げはチューハイやレモンサワーにもすごく合います。

浜田 「辛味噌きゅうり(旨辛コチュジャン)」(440円)をオーダーしたワケは?

フロリアン あっさりヘルシーな、野菜系のおつまみがあったほうがいいなと思って。

外国人の「居酒屋」の楽しみ方

浜田 全体バランスも考えてるんですね。では、ふだんはどんな風に居酒屋を楽しんでいますか? 仕事終わりが多い?

フロリアン はい、仕事仲間と行くことがほとんどです。ファミリーで食事をするときは、子どもやお酒を飲まない人もいるので、普通のレストランに行きますね。

ガイル 私も、居酒屋には友だちや仕事仲間と行くことが多いかな。うちは家族で出かける時はだいたい車移動で、私が運転を担当するんですよね。だからお酒は飲めないし家族とは居酒屋に行かないですね。

フロリアン 居酒屋に行くときは、日本式の飲み方と変わらないですよ。まずはチューハイやビールと軽いおつまみを合わせて、という流れです。でも行きつけの店はないので、ボトルキープしているお店もないですね。

浜田 お店はどうやって探してますか?

ガイル スマホで調べたり、住んでる街ならママ友パパ友などからオススメを聞いたり。地方に行ったときは、その地の仕事関係の方から教えてもらいます。予約はあまりせず、するとしたら混みやすい金曜ぐらいですね。

フロリアン 良く知られているチェーン居酒屋に行くこともありますよ。欧米にはカフェやファストフードのチェーンはあっても、お酒を飲む店のチェーンは日本ほど多くないし、各店の味やサービスに差がないのも魅力です。

浜田 では、居酒屋に「こうなったらもっといいのにな」って思うことはありますか?

フロリアン ベジタリアンやヴィーガンの友人がけっこういるので、そういったメニューが充実している店があれば、彼らと飲む際に行きやすいなって思います。

ガイル キャベツをおかわりできるお店が、もっと増えたらいいなって思います(笑)。

前編はここまで。後編では今回登場した3人で、日本酒や焼酎、チューハイといった日本のお酒について語っていきます。

<取材協力>

居酒屋 大将 西日暮里店

住所:東京都荒川区西日暮里5-15-8 今井ビル1F
営業時間:16:30~24:00、日曜祝日15:00~22:30
定休日:なし

※価格はすべて税込みです


取材・文/中山秀明 撮影/鈴木謙介

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