ヘルスケア
2017/2/10 18:00

【ゴッドハンド VS 人気マシーン】ヘッドスパの癒され方はどう違う? それぞれのメリットを徹底検証

どうも最近頭が重い、目が疲れる……。こういったときには頭皮のマッサージも有効で、家庭用のヘッドスパマシーンが注目されています。たとえば、MTGの「Dreamin HEAD(ドリーミンヘッド)」、VERTEXの「mondiale head spa iD3S(モンデールヘッドスパ iD3S)」などの製品が代表的。

 

どちらも頭にすっぽりとかぶるヘッドギアのようなデザインで、空気圧によるマッサージ、バイブレーション、ヒートコンプレッサーなどにより、手軽にヘッドスパの心地よさが体験可能。

 

では、機械の効果と人間のプロはどんな違いがあるのか? 今回はこの2機種に加えてプロからの施術、「世界一簡単な髪が増える方法」の著者で育毛専門ヘッドスパ「PULA(プーラ)」で代表を務める辻 敦哉さんによるヘッドスパも体験してみました! 最新マシーンとプロによる施術。それぞれのメリットを紹介しましょう。

 

「Dreamin HEAD(ドリーミンヘッド)」とはなにか?

まず、MTGの「Dreamin HEAD」(販売価格3万2184円)は前側は額からこめかみ部分までをカバーしてくれるヘッドスパマシーン。頭の気持ちいいポイントを把握した作りになっており、側頭部をホールドして上に揉み上げるような動きは、頭の筋肉を揉みほぐす効果を得られます。

 

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↑やや軽量で気軽にヘッドマッサージを受けられる

 

また、とくに疲れが溜まりやすいこめかみ部分、首後ろをグイグイとプレスしてくれるのも、常に同じ姿勢で仕事をしている筆者にとってはかなり効果の高いマッサージのように感じました。緊張や疲労でこわばった筋肉を揉みほぐすだけの十分なパワーが備わっています。

 

1回の稼働時間は15分、プログラムされたコースに従ったマッサージが行なわれます。終了間際には首後ろのモミ玉でバイブレーションが作動し、これもまた気持ちの良い動作です。そして、装着したまま何か他のことができるというのが本製品の大きな利点。ヘッドスパを受けながら、スマホの操作や読書、テレビ試聴なども楽しめるため、リラックスタイムにヘッドスパをプラスするといった癒やしの相乗効果を期待できます。

 

気になるポイントとしては、頭頂部パーツは固定されており、アジャスターによる調整ができない点でしょうか。頭の大きさは人それぞれ異なるため、装着者によっては気持ちいいポイントにかぶれないということもあります。そのため、なるべく事前に体験してみることをおすすめします。本体重量は実測で903gでした。

 

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↑本体重量は実測で903g

 

「mondiale head spa iD3S(モンデールヘッドスパ ID3S)」とはなにか?

つづいての「mondiale head spa iD3S」(販売価格3万8880円)はすっぽりと目元までかぶり、マッサージ範囲が広いのが特徴のヘッドスパマシーン。15分のプログラムの中で、エアーによる圧力は小刻みに形を変え、気持ちのいいポイントを押さえてくれます。たとえば頭頂部付近で生まれた圧力が、徐々にポイントを変え降りていくような、指の動きに似た立体的な圧力の動きを体感可能。

 

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↑目元まですっぽりと覆う形状なのでヘッドスパに集中したいならばこちら

 

目の周囲へ圧力がかかるため、疲れ目解消効果も期待できます。ただし、かなりの圧がかかるので、コンタクトレンズは取り外しておいたほうがいいでしょう。また、首後ろのモミ玉は優しいもみ心地で、かぶる位置によって受ける圧は若干変化します。こちらも終了間際には首後ろのモミ玉でバイブレーションが作動。

 

利点としては、柔軟な調整によるフィット感の良さ。アジャスターは前後だけでなく、上下にも調整できます。自分好みのフィット感・装着位置に調整することが可能。また、施術中はイヤホンを使うことでヒーリング効果が得られるであろうピアノ・シンセサイザーのミュージックが奏でられるのもユニークな機能です。本体重量は実測で974gと、「Dreamin HEAD」よりもやや重めです。

 

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↑実測で974gとやや重め

 

代表的なヘッドスパマシーン2機種はどんな共通点があるのか?

どちらもバッテリー動作のコードレス。充電は付属のmicroUSBケーブルで行います。共通する特徴としては、背面のスイッチで全体をエアバッグが膨らんだり縮んだりを繰り返してのマッサージがスタートする点です。

 

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↑左が「Dreamin HEAD」で右が「mondiale head spa iD3S」。どちらも似たような形状だが機能や動作は異なる

 

首後部にはヒーター付きのモミ玉があり、振動とピンポイントでの指圧効果を得られます。疲れの溜まりやすい首をグイグイと押して、ほぐしてくれるという構造です。

 

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↑左が「mondiale head spa iD3S」で右が「Dreamin HEAD」。こめかみ〜目元のカバー範囲が大きく異なる2製品

 

「mondiale head spa iD3S」のほうが深くかぶることができ、目元までカバーできるのが特徴です。なお、目の周囲はマジックミラー状になっており、きちんと装着すればゴーグル越しに外の様子を見ることも可能となっています。

 

はじめてヘッドスパマシーンを使ってみた感想としては、いままで味わったことがないエアーによって頭部が締め付けられる感覚に戸惑いました。「三蔵さま、オイラがわるかった! もう言うことをききますから!」と、孫悟空と心が通じ合った気がしますが、それはすぐに錯覚だとわかりました。かかっていくうちに「ん? これは気持ちいいぞ!」となっていくのです。

 

ヘッドスパ専門店「PULA」でプロのヘッドスパを体験してみた

ヘッドスパマシーンは、プロのヘッドスパとどう違うのか? このデータを得るため、埼玉県さいたま市にある人気ヘッドスパ専門店「PULA」にて、辻 敦哉さんによるプロフェッショナルのヘッドスパも体験してきました。新規では半年、既存のお客でも2か月先まで予約が取れないという超人気店です。

 

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↑辻 敦哉さんが施術するヘッドスパ専門店「PULA」

 

今回受けたのはヘッドスパ 60分コースから9180円の「ヘッドクリア」。施術はオイルを頭皮に塗布した後、頭の筋肉をほぐすという内容からはじまります。辻さんによると、指先の感覚で、どこが疲れているのかがわかり、その人に合うように力を入れるとのこと。

 

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↑リラックスできる落ち着いた空間で「ゴッドハンド」による施術

 

筆者の場合は頭・首に多く疲労が溜まっていたらしく、こめかみ〜首〜頭頂部まで念入りにこわばった筋肉をほぐしていました。こういった、自分ですらわからない自分のコンディションを察し、人それぞれに適した施術を行ってくれるというのはプロゆえのメリットです。

 

マッサージ後はオイルによって溶け出した皮脂などをシャンプーで洗い流すのですが、これも心地よい時間。シャンプーの成分にもこだわりがあり、辻さん自身で開発・販売しているシャンプーであるとのこと。

 

こうしたヘッドスパ専門店、そして辻さんのゴッドハンドによるヒーリング効果は素晴らしく、施術後は蓄積していた頭の重みや肩・目の疲れなどが取り除かれた感覚です。とくに首まわりはその効果が高く、スッキリとした軽さで左右を見回した時の可動域が広がっていました。あまりの首の軽さに、帰り道はいつも以上にキョロキョロと周囲を見回してしまったほどです。

 

機械とゴッドハンドのヘッドスパはどんな違いがあるのか

頭や首は一般的なマッサージチェア、マッサージグッズではなかなかカバーできない範囲です。自分の手で揉むのにも限界があり、逆に肩が凝ってしまうこともあるでしょう。その点、ヘッドスパマシーンであれば、被って電源を入れるだけでOK。

 

コードレスでどこでも頭・首を揉んで貰えるという、手軽さがやはり一番のメリットだといえます。もし慢性的な頭の重さ、だるさに悩んでいるのであれば、自宅で手軽にヘッドスパを体験できるこれらのヘッドスパマシーンは有効です。

 

ただし機械ゆえのデメリットもあり、どちらの製品もエアーポンプのブゥゥゥゥンといった動作音とエアーの抜けるプシューという音は気になります。また、本体も900g〜1kg近い重量があるため、なるべくならソファなどに持たれかかって、肩・首・背中への荷重を分散したスタイルでかかるとさらに高い効果が得られることでしょう。装着時の負担を減らしたいのであれば、「Dreamin HEAD」の方が実測値で70gほど軽くなります。

 

一方でプロのヘッドスパは、やはりプロでしか味わえない効果があります。一人ひとりのコンディションに応じた力の入れ方・ほぐし方は、プロならではの技術となり、気持ちのよいポイントを的確に刺激してくれます。マシーンがこれを再現するのはまだ先の未来になりそうです。

 

また、今回施術を受けた「PULA」のコースでは、頭や首の疲労をほぐすだけでなく、頭皮のコンディションの改善も期待できます。定期的に通うとなるとコストだけでなく、時間もかかりますが、頭、首、そして頭皮の総合的なコンディション回復、維持には高い効果が得られるでしょう。

 

頭の重さ、肩こり、頭皮の悩み。悩んだまま、辛い重さを我慢しているのは大変です。自宅で手軽にヘッドスパマシーン、もしくは思い切ってプロの施術を受けてみるのもよいのではないでしょうか。

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