ヘルスケア
睡眠
2018/7/22 20:30

寝苦しいのは湿気のせいだった! 猛暑の夏を快適に眠るための方法とは?

蒸し暑い熱帯夜が続くこの季節、冷房でなるべく寝室を冷やそうとすると、妻に「寒くて眠れない!」と文句を言われるんだよなぁ……。結局、妻が設定した冷房温度で眠っているけれど、毎日寝苦しくて……。

そうだ、東京西川に勤めているご近所の杉原桃菜さんは、快眠サポートのプロフェッショナルとして活躍している「スリープマスター」だったな。暑がりの僕が、妻と同室でぐっすり眠るためのアドバイスをもらいに行こう!

参ったなぁ……と、いつも困っている「参田家(まいたけ)」の面々。きょうはお父さんが、なにやら困っているようです。

参田家の人々とは……
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ちょっと気弱なお父さん、元気でしっかり者のお母さん、もうすぐ小学生の娘、甘えん坊の赤ちゃん、家族を見守るオスの柴犬の4人と1匹家族。年中困ったことが発生しては、宅配便で届いた便利グッズや、ご近所の専門家からの回覧板に書かれたハウツー、知り合いの著名なお客さんに頼って解決策を伝授してもらい、日々を乗り切っている。

 

体感温度が違う家族が、同室で快眠できるコツは?

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お父さん「眠るときに冷房の設定温度を下げると、寒いって妻や娘から怒られちゃうんですよ。28℃設定にしているんだけど、なかなか涼しく感じられなくって……」

 


杉原さん「冷房の効き目を感じづらいのは、室内の湿度が高いことが原因かもしれませんね。眠るときに湿気が多いと、寝苦しいと感じやすくなるんですよ。それに、かいた汗も蒸発しにくくなってしまいます。なので家に帰ったら、まずは5〜10分ほど部屋を換気するといいですよ。このとき、湿気の溜まりやすいクローゼットや押入れの中、ベッドの下の収納などを開けて換気してあげると、エアコンをつけたときの冷却効率が上がるんです! 」

 

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お父さん「へ〜。それなら、エアコンのドライモードや除湿機を活用しても良さそうですね! 冷房をつけて眠るときは、やっぱりタイマーを使うのがいいんですか?」

 


杉原さん「タイマー機能を使うのは問題ないですが、タイマーが切れたあと室内の温度が上がるせいで目が覚めてしまうほか、お年寄りは熱中症で体調を崩してしまう可能性もあるんです。適正温度と言われる25度に設定し、夜中は冷房をオンにしたまま眠るのもよいです。ただし体が冷え過ぎてしまうのを防ぐため、風が直接体に当たらないように工夫しましょう。扇風機の風を壁にあてて部屋の空気を循環させると、快適に眠ることができますよ。また、眠るときはきちんとパジャマを着用することも大切です」

 

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お父さん「パジャマかぁ……。妻や娘はちゃんと着ているみたいだけど、僕は暑くてついついタンクトップで寝ちゃったりするんですよね〜」

 


杉原さん「体にかいた汗が蒸発しないまま冷気が当たると、寝冷えの原因となるので、注意が必要ですね。風邪をひきやすくなりますし、起きたときの倦怠感にもつながります。また、眠る際は寝返りがしやすいように、ゆったりしたサイズのパジャマを着ることがおすすめですよ。できれば袖があるデザインで、吸水性が良い綿やシルクなどの天然素材のものを選んでくださいね」

 

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お父さん「へえ……。パジャマって眠るときのことをきちんと考えて作られているんですね! 冷房が苦手な寒がりの妻とは寝室が同じなんだけど、ふたりとも快眠できる方法はあったりするのでしょうか? 」

 


杉原さん「筋肉量が男性より少ない女性は、体内で熱を作り出す力が弱いので、どうしても温度の感じ方に差が生まれてしまうんですよ。なので、それぞれの体感温度に合わせた寝具で寝てみてはいかがでしょうか?例えば、男性は接触冷感のもの、女性は麻など肌触りの良い掛け布団など、素材を変えてみるのもおすすめです」

 

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お父さん「実は、接触冷感の寝具は前から欲しいと思っていたんですよ!」

 


杉原さん「それなら東京西川・COOL TOUCHシリーズの『クールパッドシーツ』や『ピローパッド』はいかがですか? 通気性が良く接触冷感性が高い素材で作られているので、触れた部分の熱をすばやく逃してくれるんです。寝返りを打つことを想定し、体を冷やしすぎない温度を保てるので、体に負担をかけずに爽やかに眠ることができますよ。取り外しも簡単ですし、乾きやすいのでお洗濯もラクチンです」

 

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お父さん「洗濯がラクなのは妻も喜んでくれそうだし、これで少しは寝苦しさも改善されそうですね!」

 


杉原さん「あと、東京西川の「ねむりの相談所」に行って、「寝室チェックシステム」を体験するのもおすすめです」

「温度や湿度はもちろん、照度や騒音レベルなどを感知する計測器を3〜5日枕元に置いて眠り、その計測器を店舗に持っていくだけで、寝室の環境が睡眠に適しているかどうかを調べられるんですよ。例えば参田さんがお悩みの室温も、就寝中にエアコンをつけているせいで温度や湿度が低くなっているなど、お悩みを解決する糸口を見つけることができます。もちろん、そのデータを元に、最適な快眠環境にするためのアドバイスもしてもらえますよ」

 

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お父さん「寝室が睡眠に適しているかを簡単に調べることができるなんて、驚きです! さっそくお店に行って、『寝室チェックシステム』を体験しなくっちゃ!」

 

まとめ

環境と寝具を見直して、快眠を目指そう!

早速、COOL TOUCHシリーズの「クールパッドシーツ」と「ピローパッド」を使ってみたら、触るとひんやりしているし、気持ちよく眠れたなぁ。これは夏場は手放せないな! 「寝室チェックシステム」は、小さい計測器で温度や湿度の推移まで記録されていてびっくり。自宅の寝室を今の季節の適正な室温と湿度と比較すると、改善が必要みたい……。家族みんながぐっすり眠れる環境を作らなくっちゃ!

 

教えてくれたのは……

東京西川・スリープマスター/杉原桃菜さん
社内の専門講習を通し、最新の睡眠科学や睡眠生理学、寝具などの知識を習得した「スリープマスター」。さまざまなアプローチで快眠へのサポートを行う眠りのプロフェッショナル。
https://www.nemuri-soudan.jp/

 

【商品情報】

写真左:東京西川「COOL TOUCHシリーズ ピローパッド」価格4320〜
写真右:東京西川「COOL TOUCHシリーズ クールパッドシーツ」価格:1万800〜
https://www.nishikawasangyo.co.jp/brands/cooltouch/items/