前編では、「九伝流」という施術法を開発した網戸泰一先生に、リンパやこの施術法のエッセンスについてお伺いしました。科学的かつスピリチュアルな話が展開されましたが、九伝流は本当に効くのでしょうか? 後編では、網戸先生が身体の不調を訴えるGetNavi webのスタッフ2名を実際に施術した模様をレポートします。驚くべき効果が検証されました。
Case 1 首の痛み・肩の痛み編
網戸先生が最初に施術したのは野澤さん(30代)。主に首と肩の痛みに悩んでいる女性スタッフです。
【症状】
①一番の痛みや違和感はどこにあるのか?
ストレートネック。その影響で右肩も痛い。
②痛みのレベルはどれくらいか?
(首)
・いつも違和感(重さ)がある。
・気圧の変化で首から頭にかけて痛くなる
(肩)
いつもカチカチで、右の肩甲骨まわりが常に痛い。
Before
施術中
After
「首は後ろの一か所に詰まった感じがあり、痛みもありましたが、それが伸びた感じがします。痛みも緩和。右肩は施術後に触ってみると明らかに左肩と違っていました。もともとは内側に入り込んで丸くなっていた肩が外側に広がって、自然と胸を張るような感じに。右側の肩甲骨周りが痛かったのも軽減されました」(野澤)
Case 2 肩の痛み・腰の痛み編
次に網戸先生が施術したのは尾崎さん(40代)。右肩と腰に“爆弾”を抱える営業担当です。
【症状】
①一番の痛みや違和感はどこにあるのか?
・四十肩(右肩)。
・ぎっくり腰になりやすいこと。
②痛みのレベルはどれくらいか?
・肩関節の一部が上がらず激痛が走る。
・右大腿骨部分を押すとかなり痛い。
Before
施術中
After
「右肩は当初、筋が痛み、腕の横方向の上下運動に限界がありました。施術中も痛みがありましたが、しばらくして痛みは緩和。施術後は稼動域が広がり、上がらなかった腕が上がるようになりました。
腰のほうは施術中、痛みはなく、「つぼ」を刺激するような心地よい刺激でした。施術後は骨盤の調整によって股関節部分の痛みが緩和。背筋が伸びたような感覚です。また、以前は夜中に必ず1~2回痛みで目が覚めていましが、お陰さまで朝までぐっすりと眠れるようになりました」(尾崎)
九伝流を広めて健康な人を増やしたい
今回、九伝流を体験した2人にはその効果が見られました※。
(※効果には個人差があります)
網戸先生はどのような将来の展望を描いているのでしょうか?
「世の中の人たちが皆健康だったらいいんですけど、現実には多くの人たちが身体に痛みを抱えながら生きています。私にはそういう方たちの背中をちょっと押してあげることぐらいしかできません。本来、病気というのはお客さん自身ができる限り自己免疫力で治すのが理想的。九伝流はその力を引き出すための施術法なんです。背中を押す人は一人でも多いほうがよいわけですから、多くの方たちに九伝流を伝えていきたい」と言う網戸先生。「それが私に与えられた使命です」