ヘルスケア
2018/12/6 18:30

つらい腰痛・肩こりは環境作りで改善!整形外科医おすすめの解消術&アイテム

最後に、腰痛や肩こりを軽減するための“よくある質問”にも答えていただきました。

 

腰痛対策Q&A

他にも腰痛や肩こりを軽減する方法はあるのでしょうか。ここでは竹谷内先生によくある質問に答えていただきました。

 

Q 枕はどんな硬さのものがおすすめですか?

A 枕が柔らかすぎると頭全体が沈み込んで埋もれてしまうので、ある程度の硬さがあり、首をしっかり支えるものがいいと思います。楽な姿勢がとれるならば、抱き枕なども有効です。

 

Q 腰痛はお風呂で温めた方が良くなりますか?

A 温めると筋肉が和らいで楽になる方もいらっしゃいますが、汗をかくほど温めると、体温調節するために自律神経が働いて疲労につながってしまうので、ぬるめ(39〜40℃)のお湯に10〜20分くらい浸かって温まりましょう。

 

Q 温湿布と冷湿布、どちらを使えばいいですか?

A 温湿布も冷湿布も、貼ったときに温度を感じたり、ひやっと感じたりするだけで、患部を温めたり冷やしたりすることはできません。また、温めたり冷やしたりしても腰痛を根本的に解決することはできないので、心地よいほうを使う、ということでいいと思います。

 

寒くなってくると体が縮こまることが多く、筋肉がこわばり、腰痛の原因になることも。腰痛は日頃のケア次第で予防できることもあります。定期的な休息と体操を心がけて、体に疲れがたまらないようにしていきましょう。まずは生活環境と生活習慣を見直し、腰痛に負けない環境に整えていきましょう。

 

竹谷内 康修  Yasunobu Takenouchi

竹谷内医院・カイロプラクティックセンター院長。慈恵医大卒業後、福島県立医大整形外科学講座へ入局。腰痛治療の権威である菊地臣一先生(福島県立医科大学長)に師事し、福島県立医大附属病院等で3年間整形外科診療を行う。2003年に渡米してカイロプラクティックの発祥地で学び、Doctor of Chiropracticの称号を得る。これまでに腰痛、腰部脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、肩こり、首の痛みや頚椎症の著書を12冊出版。http://takeyachi-chiro.com/

 

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