ヘルスケア
睡眠
2023/3/29 6:30

15万枚以上売れたBAKUNEに新ウェアが登場!睡眠サポート効果が実証されたTENTIALが次に目指すものとは?

TENTIAL(テンシャル)は、2023年S / Sに発売する新商品として、累計販売数15万枚を突破した大ヒット「BAKUNE」シリーズの新たなリカバリーウェアやレディース向けウェア、リカバリーサンダルなど8商品を「Potential Conference’23S/S」で発表しました。

 

同社が展開しているカテゴリは「Sleep」「Foot」「Work」の3つ。「Sleep」では、BAKUNEシリーズから新素材を採用したリカバリーウェア「BAKUNE Mesh」が4月13日より発売されます。顧客ニーズに応え、従来の機能性に加えて着心地の良さを追及した同商品は、販売中の「BAKUNE Dry」素材と比較し16%軽量化、伸縮性は縦10倍、横3.6倍の向上を実現。シリーズ最軽量かつ最高のストレッチ性を備えるアイテムとなりました。

 

特殊機能繊維「SELFLAME」を使用したことによる血行促進効果も健在です。さらに、吸汗速乾性も高く、ドライな着心地をキープできる、夏場にうってつけの商品となっています。価格は、Tシャツ(半袖)とショートパンツが 各1万450円、Tシャツ(長袖)とロングパンツ が各1万1000円(いずれも税込)。

↑「BAKUNE」シリーズ最軽量化・伸縮性を実現した「BAKUNE Mesh」

 

「Foot」カテゴリからは、特許技術のキュボイドバランス理論を用いた「Conditioning Sandal」にスライドタイプの「Conditioning Sandal Slide」(1万780円、税込)が登場。顧客ヒアリングを行った際に、室内履きのニーズが高かったこと、また同商品は長時間履くことで機能が最大化されることから、スライドタイプの開発に至ったといいます。

 

また、サンダルでは「Recovery Sandal Flip flop / Slide」(7480円、税込)が、前年よりも柔らかい履き心地にアップデートされて発売されます。いずれの商品も販売開始は6月上旬予定。

↑2023年6月上旬発売予定の「Conditioning Sandal Slide」

 

「Work」カテゴリの新商品は「Body Care Inner」(シャツ 7700円 /パンツ 5500円、税込)です。同社初の理学療法士全面監修のもと開発された同商品は、全身12か所をサポートしてくれる構造になっています。たとえば、骨盤を後ろ側から持ち上げ、前側から引っ張り上げることで骨盤を前傾させる効果があるほか、肩甲骨を押し上げるサポートによって猫背を正す効果も見込まれているとのことです。

↑4月27日から本販売が開始される「Body Care Inner」

 

このように正しい姿勢を学習させるためには、長期間継続的に使用することが重要であるため、従来のサポート機能だけではなく、毎日気軽に使い続けられる着心地の良さにもポイントを置いて開発されたそう。デスクワーカー向けということで、パソコン作業による動きも想定され、腕の根本を引っ張り上げるサポートも備わっています。

 

「Body Care Inner」は現在、クラウドファンディングサイト「TIMELINE」にて先行販売実施中。プラットフォーム史上最高額の1000万円の支援達成をしたといいます。本販売は4月27日から。

 

同社のプロダクト推進部 部長 相川和也氏は「『Body Care Inner』には、『BAKUNE』と同じだけのポテンシャルが眠っているのではないかと考えています。今後も、夏用の薄い素材やレディース向け商品の開発を進めてきたい」と、今後の展望について語っていました。

↑TENTIALのプロダクト推進部 部長 相川和也氏

 

そのほか、ラインナップとして「Hybrid Setup NAGIE×TENTIAL」(5万5000円、税込)を4月6日から、「BAKUNE Dry Ladies」(Tシャツ 半袖・ショートパンツ 各9350円/Tシャツ 長袖・ロングパンツ 各1万450円、税込)を2023年4月25日から、「MIGARU Dry ポロシャツ」(9900円、税込)と「阪急梅田BAKUNE Pajamas」(トップス、ボトムス 各1万3750円、税込)を5月19日から、それぞれ発売されます。

 

また、今回のカンファレンスでは、早稲田大学睡眠研究所との共同研究の結果、リカバリーウェアが速やかな睡眠の誘導に作用することが明らかになったと発表されました。同研究所 所長の西多昌規氏によると、就寝から睡眠初期において特殊機能繊維 SELFLAMEを使用した同ウェアを着用すると、よりリラックスした状態で放熱し、深部体温の速やかな低下が生じるといいます。そして、これにより効率的な睡眠導入が実現されているのだそうです。

 

さらに、睡眠後半の深部体温も低く保たれていること、ストレス指標であるLF / HF値が小さいことから、快適な睡眠が持続していることも明らかとなりました。

↑早稲田大学睡眠研究所の所長 西多昌規氏

 

同社の代表取締役を務める中西裕太郎氏は、睡眠課題、眼球疲労、肩凝りなど国民の健康課題を解決していくことが、今後の少子高齢化を迎える社会において医療費、介護費の削減につながると考えているそうです。そのためには一次予防をしていくということが重要なテーマとなるため、R&Dやエビデンスを今後さらに強化していくことを目指したいとしています。

 

↑TENTIALの代表取締役 中西裕太郎氏

 

また、アパレル企業としてではなく、ウェルネス・ヘルスケアカンパニーとしてのチャレンジを続けていくとのことです。

 

日常生活で蓄積される健康課題は、是が非にでも解消したいところです。今回、新たに「快適性」を付加してくれたTENTIALが今後どのように健康課題を解消していってくれるのか期待が高まります。

 

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