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調理家電
2025/1/3 19:15

プロが「なくては困る」とヘビロテする調理家電は? 2024年「調理家電」ベスト5

忙しい毎日を送る現代人にとって、調理家電は時間を節約しつつ、美味しい料理が作れる心強いパートナー。今回は、家電プロレビュアーで、日々家族のために料理を作る立場でもある石井和美さんを招き、2024年に発売されたオススメ調理家電を5つ紹介してもらいます!

私が解説します!
家電プロレビュアー 石井和美

家電レビューを得意とするフリーライター・家電プロレビュアー。レビュー歴は15年以上を誇り、茨城県守谷市に家電をレビューするための一戸建てタイプ「家電ラボ」を開設。キッチン家電のほか、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のテストを行う。

1.「毎日使っています。おかげで包丁を使う回数が減りました」

レコルト 

コードレス カプセルカッター ボンヌ RCP-7

実売価格9900円(税込)

コードレスで場所を選ばず使える、コンパクトでパワフルなフードプロセッサー。”刻む・混ぜる・砕く・練る・つぶす・鬼おろし・おろし・泡立てる”の1台8役をこなします。ガラス製のカップは、食材が飛び散らないカバー付きで、液体の撹拌も可能。容量は最大約500ml。

【石井さんのオススメポイント】

これがなくては困るくらい、ほぼ毎日愛用しています。コードレスだとパワーが弱いものも多いのですが、こちらはパワフル! 野菜のみじん切り、肉のミンチ、大根おろしも手軽にできます。おかげで包丁を使う回数が減りました!

↑パワフルなので野菜のみじん切りもカンタン。市販の氷や凍ったフルーツなども砕いてシャーベット状にすることができます

 

2.「焼きたてを食べきれるちょうどいいサイズ。小さくてもとても美味しいです」

パナソニック 

コンパクトベーカリー SD-CB1

実売価格2万1780円(税込)

本体サイズ幅18.8×奥行28.5×高さ24.3cmと、キッチンに常設しやすい省スペース性が特徴。少人数世帯で食べきるのにちょうどいい、約0.6斤サイズのパンを焼くことができます。独自のねり・発酵・焼成プログラムで、材料を入れるだけで気温に左右されず安定して年中ふっくら焼きあがるのもポイント。デイリーパン(食パン)、高加水パン、米粉パン等のパンメニューのほか、ピザ生地やジャムメニューなども搭載しています。

【石井さんのオススメポイント】

0.6斤というサイズがちょうどいいです。通常のホームベーカリーだと焼いても食べきれず、残ったパンは次の日に食べていましたが、味が落ちるのがイヤで作らなくなってしまいました。その点、こちらは焼きたてを食べきることができ、小さくてもとても美味しいのでこまめに焼くようになりました。1斤は多すぎると感じている方、場所を取らないホームベーカリーを探している方にオススメです。

↑1斤(左)に対して、本機で焼いた0.6斤の食べきりサイズ(右)

 

3.「ほどよい圧力がいい。お惣菜を短時間で、煮崩れを抑えて仕上げます」

タイガー魔法瓶 

電気圧力鍋<TIGER COOKPOT> COK-B220

実売価格2万2700円(税込)

1台11役の電気圧力鍋。一般的な電気圧力鍋は1.7気圧以上の高圧力を採用するなか、本製品は、約1.15気圧のやさしい圧力「うま圧」メニューを搭載することで、食材の食感を活かし、栄養素を逃しにくいのが特徴です。また、従来モデルから「炒め」メニューが追加になり、炒め物レシピに対応。炊飯器メーカーならではの「白米早炊き」に加えて、近年注目度の高い「濃厚焼きいも」メニューなどを搭載しています。

【石井さんのオススメポイント】

約1.15気圧のほどよい圧力調理で、家庭のお惣菜を短時間で美味しく作ることができます。高い圧力をかけるモデルだと加圧に時間がかかりますし、食材が煮崩れしてしまうこともあるのですが、こちらは時間も煮え方もちょうどいいです。

↑42のオートメニューを搭載するほか、タイガー独自のやさしい圧力「うま圧」により、おいしさと時短を両立します

 

4.「材料を入れるだけでスープが完成。スムージーもできるので年中活躍間違いなし」

シロカ 

おうちシェフ BLENDER SM-S151W

実売価格1万7820円(税込)

ヒーター機能付きで温・冷両方に対応するブレンダー。独自形状の8枚刃と回転制御によるパワフルな粉砕力で、固い野菜や繊維の多い葉物もなめらかな熱々スープに調理できます。保温やあたため直しも可能で、鍋に移す手間も必要なし。「ヨーグルト」メニュー、甘酒や味噌などの発酵調理ができる「こうじ」メニュー、薬膳の考えに基づいたお粥やスープが作れる「薬膳」メニューなど、12種類のオートメニューも搭載。

【石井さんのオススメポイント】

最近、子ども達がお弁当でスープジャーにスープを持って行くようになりました。こちらがあれば、ざっくり切った材料を入れるだけでポタージュなどのスープが簡単に作れるので、重宝しています。冷たいスムージーから温かいスープまで一台で作ることができるので、一年中活躍するはず。

↑食材をざっくり切って入れるだけで調理できます

 

5.「カフェラテが失敗なくできるので、スタバにいく回数が減りました」

ネスプレッソ

ヴァーチュオ ラティシマ

実売価格7万7000円(税込)

ミルクレシピ機能付きのカプセル式コーヒーメーカー。温かいフォームミルクが作れるホットフォームボタンを使用すれば、ミルクを加えたさまざまなアレンジレシピも楽しむことができます。カプチーノおよびラテマキアートのメニューボタンには「コーヒークリエーションズ モード」を搭載しており、レシピに合うコーヒーの味わい・量になるよう、コーヒー自体の抽出条件を自動で調整します。また、植物性ミルク(豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク)も使用でき、ソイラテなどのレシピも作ることが可能です。

【石井さんのオススメポイント】

カフェラテをいつでも失敗なくできるので、スタバに行く回数が減りました。限定カプセルが出るのも楽しみで、気分に合わせて色々なコーヒーを楽しんでいます。

↑フォームミルクを使った様々なレシピが作れます

 

2025年はコンパクトでニッチな調理家電が増える

世帯人数が少なくなっていることもあり、2024年はサイズや容量が大きな家電というよりも、個々の好みに合わせて使える、便利で小さな家電が続々登場しました。この流れは2025年も続きそうです。1~2人用のコンパクトで便利な家電、特定の人に必要とされるようなニッチな家電が発売されるでしょう。いつもお弁当を作っている身としては、お弁当作りがラクになるようなアイデア家電がもっともっと出てきてほしいですね。

 

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