家電
炊飯器
2017/10/13 11:00

炊飯器は「内釜の名前」も見どころなんです! 1万5000円台「くろがね極厚釜」採用モデルに見るハイアールの自信

ハイアールジャパンセールスは、鉄釜の高い蓄熱効果で米の甘みを引き出す、鋳鉄「くろがね極厚釜」を採用したHaier Live Series(ハイアール・リブ・シリーズ)から、5.5合炊きIHジャー炊飯器「IHくろがねあつ旨炊き釜 JJ-H55A」を10月13日に発売します。実売予想価格は1万5800円前後(税抜)。カラーはホワイトです。

 

3.3㎜の鉄釜「くろがね極厚釜」で米の甘み成分を引き出す

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本機は、米の甘みを引き出し、ごはんを美味しく炊くために、内釜の材質や厚さ、火加減などにこだわています。最大消費電力1200WのIH加熱に加え、最厚部3.3㎜の鋳鉄「くろがね極厚釜」を採用。凹凸のある波状釜底から発生した泡による熱対流で、中心までしっかり加熱するとともに、極厚の鉄釜による高い蓄熱効果で、継続して熱を米に伝えます。これにより、お米のアルファ化(糊化)を効率よく進めることで、米の甘み成分を引き出します。また、「ツイン温度センサー」を搭載し、ふた裏の蒸気と釜の温度を計測。炊飯プログラムによる絶妙な温度調整で、さらに米の旨みを引き出します。

 

ごはんのかたさは「ふつう」「かため」「やわらか」3 種類の炊き分けができるほか、鉄釜ならではの芳醇なおこげが楽しめる「極おこげコース」や、まとめ炊きにも適した「冷凍用コース」など、便利で多彩な9 種類の炊飯コースを搭載しています。

 

なお、ハイアールの従来機のマイコンジャーは、厚さ3mmの銅コート素材で、名前もただの「極厚釜」でしたが、今回は素材も厚みも強化し、「くろがね極厚釜」という個性的な名前をつけてきました。1万5000円台とリーズナブルながら、その品質に自信がある証拠といえるでしょう。

 

ちなみに、内釜の固有名詞でもっとも有名なものといえば、三菱電機の「本炭釜」です。2006年、三菱電機は純度99.9%の炭素素材を採用し、職人の手作業で加工した内釜を使った「本炭釜 NJ-WS10」を発売。11万5500円という高価格ながら大ヒット商品となり、高級炊飯器市場を創出しました。現在、その流れを受けた各メーカーは釜の素材にこだわり、凝った命名で個性を伝えています。例を挙げれば、「極め羽釜」(象印)、「ダイヤモンド竈釜(かまどがま)」(パナソニック)、「高伝熱 打込鉄・釜」(日立)、「備長炭かまど本羽釜」(東芝)などがあります。内釜の違いがそのまま価格の差となることも多いので、今後は内釜の名前にも注目してみてはいかがでしょうか?

 

ハイアール

5.5合炊きIHジャー炊飯器

IHくろがねあつ旨炊き釜 JJ-H55A

●発売:10月13日●実売予想価格:1万5800円前後●サイズ/質量:W268×H211×D339㎜/約5.7kg●電源電圧:100V(50Hz/60Hz)●炊飯容量:0.18~1.00L(1.0~5.5 合炊き)●最大消費電力:炊飯時1200W●電源コード:1.0m●炊飯メニュー数:9 種類(エコ炊飯・ふつう・かため・やわらか・極おこげ・玄米・冷凍用・おかゆ・高速炊飯)

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