家電
2017/10/24 13:00

新フィルター搭載で“隙のない”仕上がりに! ここがスゴいぞ、ダイキンの「加湿空清」

この秋、ダイキンから最上位モデルの加湿ストリーマ空気清浄機MCK70Uが登場。独自のストリーマ技術を強化しつつ、手入れをより手軽に、操作性もより高めた同モデルの魅力を解説します。

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ダイキン
加湿ストリーマ空気清浄機 MCK70U
実売予想価格6万3500円
(11月17日発売)

ツインストリーマユニット搭載で脱臭力を2倍に高めたフラッグシップモデル。静電力が落ちにくい新フィルターを採用し、メンテナンスなしでも高い集じん力が長続きします。加湿時も空気清浄能力が落ちないうえ、スマホ連携も可能となりました。カラーはホワイトとビターブラウンの2種類。

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↑表示部(上)は2LED表示がブルーになり、すっきり清潔感のある印象に。操作部(下)も運転コースと風量、加湿強度の設定だけで、超シンプルです

 

【SPEC】
●適用床面積:31畳(空気清浄時) ●最大風量:7.0㎥/分 ●加湿量:630㎖/h ●センサー:トリプル検知センサー( ハウスダスト・M2.5・ニオイ)、温度、湿度 ●サイズ/質量:W395×H600×D287㎜/12.5㎏

 

新フィルターが高い集じん力と省手間化を高い次元で両立

集じん・脱臭性能の強化と手入れの軽減は、空気清浄機の2大命題。特に集じん性能の維持を考えると、定期的なフィルター交換かフィルターの掃除がマストです。しかし、フィルター交換はランニングコストがかかるうえ、掃除も疎かになりがち。そのため、高い空気清浄能力を発揮できないまま使い続けてしまうということも多いですよね。

 

ダイキンの新作は、そんなジレンマを解消。集じんフィルターに、メンテナンスなしで高い集じん性能が維持できる「TAFUフィルター」を採用しています。GetNavi生活家電担当の青木は、このフィルターのメリットを次のように語ります。

 

「従来の電気集じん方式もフィルター繊維に汚れの微粒子が吸着するため目詰まりしにくかったのですが、汚れと水分が混じることで汚れ同士がくっつき、風がやや通りにくかった。『TAFUフィルター』は撥水・撥油効果の高い繊維を使っているので、汚れが繊維に吸着しながらも汚れ同士がくっつかず、さらに初期の集じん性能が長続きするようになっています」(青木)

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↑本体内には『TAFUフィルター』(中央)のほかに、プレフィルター(左)、脱臭フィルター(右)も搭載。ちなみにプレフィルターは約2週間に一度の掃除が必要

 

また、今回いち早く実際に使ってみた青木は、高い脱臭力に驚いた様子。

 

「自宅で焼肉をしたあとターボ運転したところ、ニオイがみるみる消えていきました!!」(青木)

 

強力脱臭できる理由は、新採用の「ツインストリーマ」。フィルターで捕集したニオイの元を電子の力で酸化分解するストリーマの発生ユニットを2基搭載し、風量を上げずに脱臭力を大幅アップさせているのです。

 

「ストリーマはアレル物質の分解除去力も強いので、花粉の季節にも大活躍。年中頼れます」(青木)

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↑本体上部の青いパーツが「ツインストリーマ」ユニット。ここで作った活性種がフィルター左右から侵入してニオイ物質や菌を分解します

 

さらにスマホ連携も可能。室内の空気の汚れレベルをスマホで確認でき、コース・風量設定、加湿 設定もスマホで行えます。まさに“隙のない加湿空気清浄機”なのです!!

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↑汚れレベルは、数値のほかキャラの表情でも確認可能。さらに、1日や週の積算グラフで部屋の汚れサイクルも確認できます

 

【まとめ】ここがスゴいぞ、ダイキンの加湿空清

【Point1】高い集じん性能が持続する

静電フィルターの一種「TAFUフィルター」は、フィルター素材に撥水・撥油効果の高いロータス繊維を採用。汚れが広がりにくく、フィルターの静電力も低下しにくいのがポイントです。使用3年後も初期性能の95%、10年後も72%を維持します。

 

【Point2】脱臭力が2倍にアップ

2つのストリーマユニット搭載とストリーマ通路の最適化で、強力な酸化分解力を持つ活性種がフィルター上に従来の2倍到達。風量を上げることなく、従来の2倍のスピードで脱臭が行えるようになりました。

 

【Point3】スマホ連携でより使いやすい

Wi-Fi接続アダプターを内蔵し、スマホ連携が可能に。PM2.5、ホコリ、ニオイの3種類の汚れレベルの6段階表示や、屋外から運転のオン・オフ、コース設定などが行えます。一週間のタイマー設定もスマホで行えて便利。

 

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加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55U
実売予想価格5万9180円
(11月17日発売)

シンプルなスクエアフォルムがオシャレなスリムタワー型。MCK70Uに搭載のトリプル検知センサーを採用しています。加湿量3段階調節のほか、湿度高めの「のど・はだモード」も対応。カラーはフォレストグリーン(限定色/左)、ホワイト(中央)、ディープブラウン(左)の3種類が用意されています。

【SPEC】
●適用床面積:25畳(空気清浄時) ●最大風量:5.5㎥/分 ●加湿量:500㎖/h ●フィルター:静電HEPAフィルター ●サイズ/質量:W270×H700×D270㎜/9.5㎏

 

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加湿ストリーマ空気清浄機 MCK40U
実売予想価格5万2700円
(11月17日発売)

適用畳数19畳のスリムタワー型普及モデル。27㎝の横幅で、家具の隙間などにもすっきり収まります。ストリーマとプラズマイオン放出のダブル方式で、室内をしっかり脱臭します。

【SPEC】
●適用床面積:19畳(空気清浄時) ●最大風量:4.0㎥/分 ●加湿量:400㎖/h ●フィルター:静電HEPAフィルター ●サイズ/質量:W270×H700×D270㎜/9.5㎏

 

■ダイキン
http://www.daikinaircon.com/ca/index.html

 

文/平島憲一郎  撮影/高原マサキ(TK.c)