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2018/3/28 19:00

「銭湯」で家電の体験会!? 「泡」と「謎」に包まれたパナソニック新製品とは?

夜の銀座を眼下に見下ろしながら、むさ苦しい男たちがアンダーヘアを剃るという、パナソニックの衝撃的なイベントからちょうど1年(詳細はコチラの記事をご覧ください)。再びパナソニックから1枚の案内状が編集部に届きました。今回はなんと、東京・鶯谷の「銭湯」で新製品の体験会を行うとのこと。こんなイベントは前代未聞、どんな製品なのか? 果たして写真は記事で使えるのか? といった諸々の不安と妙なワクワク感を胸に、今回も怖いもの見たさで参加してきました。

↑今回の舞台は、鶯谷の駅から徒歩5分、昨年リニューアルオープンした銭湯「ひだまりの泉 萩の湯」。暖簾にはパナソニックのメンズシェーバー「ラムダッシュ」のマークが!

 

会場となる銭湯「ひだまりの泉 萩の湯」を訪れると、入り口にはパナソニックのメンズシェーバ「ラムダッシュ」マークがプリントされた暖簾がかかっていました。暖簾をくぐると、銭湯の定番・富士山とラムダッシュがコラボした絵が! しかも、よーく見ると、頂上の白い部分は雪ではなく、「泡」。その泡をラムダッシュで剃っているイメージです。ははあ、なるほど。今日の体験会の内容が少し見えてきました。

↑ラムダッシュマークが入った銭湯の暖簾と泡を被った富士山の絵をこの日のためだけに用意したそう。パナソニック、気合が入ってます

 

高まる「男のスキンケア」ニーズに「泡」という回答

発表会場の席に着くと、参加者ごとに体験セットが置かれていました。中央に鎮座するのは、ボディトリマーの新モデル「ER-GK70」。その両脇にはメンズシェーバーのラムダッシュの新製品「ES-ST8Q」と、新しいコンセプトで開発された濃密泡ブラシ「ES-MC31」が並んでいます。今日は、この3製品がメインのようです。

↑写真左から、ラムダッシュ「ES-ST8Q」、ボディトリマー「ER-GK70」、濃密泡ブラシ「ES-MC31」。すべて5月1日発売予定

 

パナソニックによると、国内のメンズシェーバー市場は年間770万台で横ばい傾向にあるそうです。パナソニックはそのなかでも大きなシェアを持っていますが、さらなるシェアアップ・売り上げ拡大を狙うためには、単純な剃り味の追求だけでなく、新たな切り口で市場自体を活性化すべき、という考えに至ったとのこと。そのなかで同社が注目したのが、「スキンケアシェービング」という視点です。

↑シェーバーというと「深剃りできるかどうか」が重視されがちなイメージですが、近年ではスキンケア意識の高まりとともに「肌へのやさしさ」というニーズが高まっています

 

上のデータからもわかるように、最近の男性はシェービングに対して、剃り残しが少ないことや深剃りができることと同じくらいに「肌にやさしい」ことを求めているんですね。保湿美容液など男性用スキンケア商品の市場も年々増加しており、肌環境を気にする男性は増えているようです。

 

今回のイベントには、人気の理容室「THE BARBER」を都内7店舗で運営しているヒロ・マツダ氏がゲストとして登壇。最近のリアルな男性理容事情について、「THE BARBERの客層は意外に若く25-40歳が中心。最近の男性は髪型だけなく肌の状態にも非常に気をつかっている。特に、働き盛りの30代男性が最も見た目を気にしており、週1回必ずフェイスケアに来るお客さまもいる」と語りました。

 

この流れを受けて掲げられた今回の新製品のテーマが「泡でスキンケアシェービング」です。

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