“濃密泡”でサロンクオリティの洗顔&シェービングを!
今回発表された濃密泡ブラシ「ES-MC31」は、その名のとおり自動でクリーミーな“濃密泡”を約5秒ほどで作ることができ、洗顔およびプレシェービングに使用します。
付属するブラシは2種類。1つは、理髪店が使用しているアナグマブラシから着想を得た「サロンシェービングブラシ」。根元が太くコシがあるのでヒゲにまとわりついた皮脂と汚れを掻き出し、剃りやすいようにヒゲを立たせます。そして、極細の先端が毛穴の汚れをしっかり取り除きます。毛足が長く、コシがありながらも柔らかさもあるので、まるで床屋やサロンのヒゲ剃りのような気持ちよさを自宅で体験することができます。
もう1つが「洗顔ブラシ<しっかりタイプ>」。こちらは毛足が短めなので、鼻の横や額など脂ぎった男の肌汚れをしっかり落とす役目を果たします。サロンシェービングブラシ同様、キメの細かい濃密泡を簡単に生成し、毛穴の汚れまでディープ洗顔できます。さらに、本体下部には「温感パター」を搭載。洗顔後に保湿剤などを顔に塗ったあとに温感パターで顔全体を温めれば、保湿剤などを肌になじませやすくする効果があります。
ラムダッシュの新製品「ES-ST8Q」はお風呂場でも使える防水設計のメンズシェーバーです。新たに外刃の横に搭載された「ヒゲ起こしフィン」により、あご下のクセ毛や寝たヒゲを根元から立たせ、肌に負担をかけずに深剃りしやすくなりました。
また、本製品も泡に関連した機能として「泡メイキングモード」を搭載。この機能を使えば、手にとった洗顔料に水を少し垂らし、ラムダッシュのヘッドを当ててスイッチを入れれば、みるみるうちに泡ができてきます。これを顔に塗ってそのままシェービングするのですが、「泡スルーヘッド」により泡が適度に抜けていき顔に残っていくので、何度でも泡シェービングができる点がミソ。
パナソニックは、この濃密泡ブラシ「ES-MC31」とラムダッシュ「ES-ST8Q」の組み合わせによる「スキンケアしながら肌に優しい深剃り」を提案し、メンズグルーミング市場の活性化を狙っていく考えです。
ゲストのヒロ・マツダ氏も今回の濃密泡ブラシを使ったシェービングについて、ユーザーのニーズにしっかり合っているとしつつ、「1日働いたあとの肌は汗やホコリ、排出ガスなどでかなり汚れている。ブラシによる洗顔は、その汚れを毛穴レベルでしっかり落として肌コンディションを整えるとともに、泡で滑りやすくなっているため、肌を傷めずにシェービングできる。ES-MC31のブラシは店で使っているシェービングブラシ同様、柔らかくて泡がなめらかで気持ちが良い。いつまでも泡で肌を撫でていたいぐらい」と語りました。
昨年大ヒット、でも思わぬ要望が――ボディトリマー新モデルの進化点とは?
スキンケアに対応した上記2製品に加え、新たな男の身だしなみアイテムとして昨年大きな話題となったボディトリマーの新モデル「ER-GK70」が登場。初代「ER-GK60」は発売当初から注目を集め、たびたび品切れを起こし、ネットではプレミア価格で売られる例も発生するほどの人気ぶりでした。同製品は目標の2倍の売り上げを達成し、このおかげでパナソニックのメンズグルーミング事業は前年比1.5倍の規模に成長できたとのことです。
そんなER-GK60の購入者は20~40歳までが61.4%と若く、購入者の8割以上がアンダーヘアのお手入れに使用と、パナソニックの想定通りの結果となりました。しかし、毛の長さをそろえる付属アタッチメントが最大6mmであったため、購入者からは「アンダーヘアのカットにはもう少し長いものが欲しい」と強い要望があったそうです。そこで新製品のER-GK70では新たに9mmのアタッチメントを追加することとしました。