試飲ではマシンの繊細な抽出を実感
さて、ひと通りの説明が終わったところでお楽しみの試飲タイムです。説明会場にはカフェ・バッハによる中深煎りの「バッハブレンド」を細挽きで、浅中煎りの「パナマ・ドンパチ」を中挽きで、それぞれその場で豆から挽いて抽出したものが振る舞われました。
ともに雑味がなく、まろやかな苦味。透き通るような漆黒と、強い芳香。五感をフルに働かせて、コーヒーを感じる体験がそこにありました。豆がいいだけじゃないか? と思う方もいるかもしれませんが、本機にはそれ以上のものを感じます。煎りの違い、挽きの違い、何より豆の違いが舌の上ではっきりと味わえる。それだけ、このマシンが繊細な抽出をしているということですね。
全自動コーヒーメーカーはこれまでも多くの家電メーカーが発売していますが、ハンドドリップに比べるとどうしても味が薄くなりがち。一方で、家庭でハンドドリップをやろうとすると、抽出のスピードが一定にできないなど、プロの技術を再現できません。その結果、雑味や苦味が前に出て満足のいく一杯を作れないわけですが、CM-D457Bはこうした不満、悩みを手軽に解消してくれそうな1台です。コーヒー党には、間違いなくオススメですよ!
協力:楽天市場