家電
2018/12/14 17:30

【家電大賞2018】今年一番の家電は何だ? 掃除機・ロボット掃除機・炊飯器のトレンドを振り返る

GetNaviと白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による年に一度の家電アワード「家電大賞」が今年も開催!

このアワードは、全13部門、98アイテムのなかから「2018年の白物家電の王者=家電大賞」と、それぞれの部門賞を選出します。選出方法はみなさまの投票のみ! 専門家や編集部の票は一切なく、読者が考えるベストなものを決めましょう、という趣旨になっています。

 

家電大賞にノミネートされた98製品は、以下のページにまとめてありますが、今後は部門ごとに注目アイテムを詳しく紹介していきます。

「白物家電の王様」に輝くのはどれだ? 「家電大賞2018」ノミネート98製品を一気見せ!

 

【掃除機部門】

パワー系or軽量系の二極化が進み、変形するモデルが話題を集めた

掃除機部門のコードレススティックタイプでは、シャーク、パナソニック、ダイソン、ツインバード、アイリスオーヤマ、LGエレクトロニクス、三菱電機、 エレクトロラックスがノミネート。

 

王道のパワーとスタミナで目立ったのは、ダイソンとパナソニック。ダイソンは、モーター性能の進化と風路の直線化で吸引力を向上させ、運転時間も最長約60分と十分。パナソニックは同社史上最高の吸引力と運転時間約65分を実現しました。一方で価格を抑えつつ、軽さを重視したモデルも登場。ツインバードは1.5㎏の軽量ボディを誇る紙パック式を投入し、アイリスオーヤマはパワーヘッド搭載ながら1.4㎏を実現しています。

 

また、今年は掃除するシーンに応じて、変形するモデルが話題に。シャークはワンタッチでパイプが曲がり、家具下も立ったまま掃除可能。エレクトロラックスは重心をスライドできます。エレクトロラックスは“男性ユーザーを狙う”と明言する通り、こうしたギミックは男心をくすぐる面がありそうです。

 

コードレスキャニスターは、キャニスター型のパワーとコードレスの使いやすさを兼備するジャンルで、今回は東芝とシャープの2製品がノミネートされました。両機とも2代目のモデルとなっており、東芝は「おまかせモード」の運転時間が従来の約1.5倍に、シャープはラグの段差もラクに乗り越えられる仕様に進化するなど、機能面でも充実してきた印象です。

 

ノミネートされた10の製品は以下のとおり。アワードに投票してもらうと、豪華賞品が当たることもあるのでぜひ参加ください!

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【ロボット掃除機部門】

価格をダウンしたルンバ、センサーの強化モデルが際立つ

ロボット掃除機部門は、アイロボット、日立、エレクトロラックス 、エコバックス 、パナソニック、シャーク 、RFがノミネート。特に業界に衝撃を与えたのが、アイロボットのルンバe5。優れた制御プログラム、高い掃除能力はそのままに、実売価格で5万3870円の価格を実現。従来モデルルンバ890に比べて約2万円の価格ダウンに成功しました。これにより、ルンバの普及にさらなる拍車がかかる可能性も。価格を抑えたモデル(3万円台)では、5.7cmと薄型設計で水拭き可能なエコバックス や、ブラシに絡んだ毛を自動除去するシャークなども注目です。

 

センサー機能やマッピング機能に磨きをかけ、障害物を避ける能力を高めたモデルも登場。パナソニックは3種の障害物検知センサーを搭載し、家具にぶつかることなくキワまで掃除。エレクトロラックスは、独自開発の3Dマッピング機能と先進の検知システムで、家具にぶつからず、コード類も巻き込むことなく走行します。このほか高価格帯モデルでは、日立が「コネクテッド家電」を掲げ、スマートスピーカーの「Google Home」に対応した点も見逃せません。

 

また、韓国のRFから新たな窓掃除用のロボットが登場。2つのユニットで窓を挟み、ボタンを押すだけでガラスの両面を同時に自動で拭き掃除できます。こちらは、大きな窓の多い家庭には重宝しそうですね。

 

ノミネートされた7つの製品は以下のとおり。アワードに投票してもらうと、豪華賞品が当たることもあるのでぜひ参加ください!

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【炊飯器部門】

高機能化に拍車がかかり、新たな発想の土鍋炊飯器に注目が集まる

炊飯器部門では、ZOJIRUSHI、長谷園 × siroca、パナソニック、東芝、タイガー魔法瓶、三菱電機の高級炊飯器がノミネート。各社ともかまどごはんのおいしさを目指して開発を進めるなか、ZOJIRUSHIが従来の南部鉄器の内釜を廃してフルモデルチェンジしたのが大きなトピック。かまどの炎のゆらぎも再現し、甘み豊かなごはんに仕上げます。

 

炊飯器の高機能化にも拍車がかかっています。三菱電機は41銘柄もの銘柄炊き分けに対応するほか、パナソニックは50種類もの銘柄炊き分けに対応。米の鮮度に合わせて炊き方も自動で調整します。また、東芝は玄米・白米混合炊飯の混合比率を3通り用意することで、ヘルシー志向のユーザーに向けて訴求しています。

 

土鍋を使ったモデルでは、遠赤効果の高い土鍋を採用したタイガーのほか、長谷園 × sirocaの「かまどさん電気」に注目。伊賀焼きの人気土鍋「かまどさん」の性能を活かすため、IHヒーターではなく、シーズヒーターを用いて 料亭レベルのふっくらごはんを実現し、話題を集めました。

 

ノミネートされた6つの製品は以下のとおり。アワードに投票してもらうと、豪華賞品が当たることもあるのでぜひ参加ください!

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