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2019/2/6 17:45

エアコンの「風がクサい問題」ついに終結か? 自力で水を作り、内部を洗う新モデル登場

季節の変わり目に行うエアコンのお掃除、面倒だなぁと思っている方も多いはず。かといってなにもせずにいると、カビクサい風が出てきて部屋中がクサくなる……なんてことも。

 

東芝ライフスタイルは、そんな悩みを解決するルームエアコン「大清快」DRシリーズ10機種を2月下旬から発売します。税抜の実売予想価格は21万円前後(6畳タイプ・RAS-F225DR)~。その大きな特徴は、約1Lの水でエアコン内部の汚れを洗い流す「マジック洗浄プラス」を新たに搭載した点です。

↑DRシリーズ

 

東芝

RAS-F225DR

大清快 RAS-F225DR(W)(2.2kW)

大清快 RAS-F225DR(W)(2.2kW)

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約1Lの水でエアコン内部の汚れを洗い流す「マジック洗浄プラス」

新機能「マジック洗浄プラス」は、手軽にエアコン室内機の熱交換器を洗浄する機能です。リモコンで「クリーニング運転」を実行すると、1時間で発生させた約1Lの結露水でエアコン内部の熱交換器の汚れをしっかり洗い流します。カビが気になる梅雨時や本格的な冷房シーズンを迎える前など、エアコン内部の汚れが気になるときに使用することで、いつもキレイな状態に保つことができます。

↑マジック洗浄プラスのイメージ。熱交換器を約1Lの結露水で洗浄します

 

なお、日常のお手入れは従来の自動掃除機能「プレミアムクリーン」が行います。熱交換器についたホコリ等の汚れを常に洗い流して屋外に排出、さらに運転を停止したあとはブラシとブレードが自動でエアフィルターの両面を掃除し、セルフクリーン運転(乾燥&プラズマ空清)で送風路を脱臭。付着菌を減少させ、ホコリの付着やカビの発生を抑えます。

 

送風ファンには抗菌剤を採用し、菌の繁殖を抑制。前面パネルには帯電防止加工を施し、ホコリや汚れの付着を抑えて外観もキレイに保つことができます。

↑プレミアムクリーンのイメージ

 

冷房時の設定室温までの到達時間を約10%短縮

このほか、冷房運転時の最大能力の向上により、ハイパワーな冷房運転を実現したのも進化ポイント。設定室温までの時間を約10%短縮したことで、真夏の室内も短時間で涼しくすることができます。設定温度に到達したあとは、「エナジーセーブコンプレッサー」による安定した小電力運転で、電気のムダを抑えながら温度変化の少ない快適な環境をキープします。

↑エナジーセーブコンプレッサーによる消費電力比較。小さな電力で温度変化を抑えて運転します

 

空気中の汚れ物質を除去する「プラズマ空清」も踏襲

また、同社のエアコンの特徴として知られる強力な空気清浄機能「プラズマ空清」(適用床面積20畳)も踏襲。「プラズマ空清」ユニットは、空気中に浮遊する汚れ物質を帯電させて熱交換器に吸着させることでPM2.5を99%除去し、さらにPM0.1レベルの超微細な粒子(0.09~0.11μm)まで90分間で90%以上除去することを実証しています。花粉やカビ、タバコの煙、細菌、ウイルスまで集じんできるので、エアコンからはいつも清潔な空気が出るのがうれしい点。ペットや生ゴミなどの様々な生活臭もしっかり脱臭してくれます。なお、この「プラズマ空清」は単独での運転も可能です。

↑プラズマ空清ユニットのイメージ。花粉やPM2.5などを除去するほか、ペットや生ゴミのニオイなども脱臭してくれます

 

すぐに暖かさが広がる「秒速ダッシュ暖房」や、生活シーンに合わせて好みの気流(風あて/風よけ)が選べる「快適気流」、前方25mまで風が届くパワフルな気流など、気流制御も抜かりはありません。基本性能と清潔性能が充実し、「プラズマ空清」で空気もキレイにしてくれるDRシリーズ、ぜひ注目してみてください。

↑設置例