ネスレが発売する「ネスカフェ ドルチェ グスト」は、世界85か国以上で販売され、累計販売台数5000万台を突破したカプセル式のカフェシステム。カフェクオリティのレギュラーコーヒーや抹茶、ミルクティー、ココアなど、20種類を超える豊富なメニューが手軽に1杯ずつ楽しめるマシンです。ネスレ日本は4月1日(月)より、この「ネスカフェ ドルチェ グスト」シリーズの新モデル「ネスカフェ ドルチェ グスト エスペルタ」を発売します。実売価格は1万8000円(税抜)。
2つの抽出機能を搭載し、1台で違った味が楽しめる
本機は、通常の抽出機能に加え、「エスプレッソブースト」と「ハンドドリップモード」の2つの抽出機能を搭載しているのが特徴。「エスプレッソブースト」は通常の抽出にコーヒーを蒸らす工程が加わっており、より強くコーヒー豆本来の味わいが楽しめます。一方「ハンドドリップモード」は圧力をかけずにじっくりと時間を掛けて抽出することで、香り高くクリアな味わいになるとのこと。
今回、本機に触れる機会がありましたが、実際に目にすると、色といい形といい、なかなかのインパクト。筆者の部屋(洋室なのに和室に見える)に合わせる自信はありませんが、モダンな部屋なら間違いなく映えるでしょう。さっそく「ハンドドリップモード」で淹れてみたところ、少量抽出しては停止、少量抽出しては停止…を繰り返し、5分ほどの時間をかけて抽出。飲んでみると雑味や苦味が少なくスッキリとした印象で、朝の時間、サッと飲みたいときに良さそうだと感じました。「エスプレッソブースト」のほうは試すことができませんでしたが、より深いコクを求める人は、こちらに期待したいところ。ともあれ、新たな2つの抽出モードが加わったことで、通常の抽出と合わせて3つの味が楽しめるのは大きなメリットです。
また、新機能としてBluetooth機能を搭載。スマートフォンにダウンロードした専用の「ネスカフェアプリ(無料)」と連動させることで、カフェメニューの温度を調整したり、お気に入りのレシピを保存したりすることができます。
このほか、従来のベーシックモデル「ジェニオ2 プレミアム」にBluetooth機能を搭載した「ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ アイ」(実売価格1万3455円(税抜)も4月1日に発売します。
なお、同社広報担当者によると、この 「ドルチェ グスト」シリーズは、2019年に国内累計出荷台数300万台を突破。専用カプセルがコンビニやスーパーで販売していることもあって、右肩上がりで普及しているとのこと。通常のコーヒーはもちろん、ラテや抹茶など多彩な味が楽しめて、カプセルは13か月間品質が変わらないことなどを人気の理由として挙げていました。価格が手ごろなこともあって、プレゼントや景品としての需要も多いとのこと。さらに今年のGWの10連休には自宅でゆっくり過ごす方が多いと見て、その需要も掘り起こしたいと語っていました。みなさんも自宅のカフェタイム用として、プレゼント用として、「ドルチェ グスト」を検討してみてはいかがでしょう。