家電
調理家電
2019/4/9 19:00

「ポタージュが全自動で30分」というアイテムも! ニッチな「おかず系調理家電」3項目で実力チェック

今回は、おいしいおかずが作れる注目の調理家電4品を取り上げ、「使い勝手」「作れるメニューの幅」「メンテのしやすさ」の3項目でチェックします。これらは食事作りの手間を減らす時短効果が期待できるうえ、手の込んだメニューが簡単に作れるアイテムもあり、ホームパーティなどでも活躍するはず。ぜひ参考にしてみてください!

【私がチェックしました!】

IT・家電ライター

小口 覺さん

「ドヤ家電」の名付け親。近書に「ちょいバカ戦略―意識低い系マーケティングのすすめ―」(新潮新書)。

 

【その1】

手間のかかる手作りポタージュが全自動30分で完成する!

ゼンケン

スープリーズR

実売価格3万8880円

ゼンケン スープリーズR ZSP-4

ゼンケン スープリーズR ZSP-4

25,300円(12/11 17:41時点)
Amazonの情報を掲載しています

 

食材の加熱および粉砕、かき混ぜを自動で行い、本格的な野菜スープを簡単に作れるスープメーカー。4人分が30分で完成します。容器やフタは洗いやすい構造で、手入れもラク。

【こうやって調理する!】

食材を入れてボタンを押すだけと超簡単!

野菜などの食材と水、スープの素を入れてボタンを押すだけでOK。滑らかなポタージュスープが完成します。

【3項目でチェック!】

使い勝手★★★★★
作れるメニューの幅★★★☆☆
メンテのしやすさ★★★★★

「スープが全自動で作れるのはスゴイ。おかゆや離乳食にも活用できるので幅広い世代にウケそうです」(小口さん)

↑ポタージュスープのほか、具だくさんの「食べるスープ」やおかゆにも対応。保温および再加熱機能も搭載します

 

【その2】

揚げたての串カツやコロッケを独占できる!

サンコー

お一人様卓上フライヤー 揚げもの亭

実売価格4980円

 

卓上で簡単に揚げ物ができる小型フライヤーポット。串カツ用の金串やフライドポテトに便利なカゴも付属し、幅広いメニューに対応。使用後は、油をそのまま本体内に保存できます。

【こうやって調理する!】

加熱が完了したら食材を入れて揚げるだけ

油の加熱が完了するとランプで通知されます。串カツなら3本前後を同時に揚げることが可能です。

3項目でチェック!】

使い勝手★★★★☆
作れるメニューの幅★★★★☆
メンテのしやすさ★★★★★

「お酒を飲みながら使えるのがうれしい。そのまま油の保存容器として使用できるのも便利です」(小口さん)

↑揚げ物で面倒な温度調整も、食材に合わせて選択するだけで簡単に行えます。80~190℃の範囲での設定が可能です

 

【その3】

機能アップした電気ケトルでひとり鍋ができる!

シロカ

おりょうりケトル ちょいなべ

実売価格1万1880円

 

簡単な調理ができる温度調整機能付きの電気ケトル。容量は1ℓで、1人分のラーメンや鍋料理などに対応します。ケトルとヒーター部は分離でき、ケトルは丸洗いが可能。

【こうやって調理する!】

加熱&保温で鍋料理も短時間で完成する!

キムチ鍋なら材料を本体に入れて加熱した後、10分間保温すれば完成。熱燗やホットワインの温めなどにも利用できます。

3項目でチェック!】

使い勝手★★★★★
作れるメニューの幅★★★★☆
メンテのしやすさ★★★★☆(4.5)

「電気ケトルを鍋のような形状にすることで、ここまで用途が広がるとは! 単身者にもオススメ」(小口さん)

↑40~100℃の範囲で温度調整が可能。コーヒーやお茶をいれるときの湯温にこだわりたい人にもうれしい

 

【その4】

多彩な料理がボタンひとつで作れるシンプル操作の電気鍋

maxzen

コンパクト電気圧力鍋

実売価格1万7064円

 

幅広い用途で使える電気鍋。圧力調理や低温調理、蒸し調理、炊飯など6つの調理モードに対応し、最長24時間の保温機能も備えます。カラバリはホワイト、レッド、ブラックの3色。

【こうやって調理する!】

豊富なメニューから作りたいものを選択

材料を入れて、メニューから作りたいものを選ぶだけで調理を開始できます。手動での加圧時間調整も可能です。

 

3項目でチェック!】

使い勝手★★★★☆
作れるメニューの幅★★★★★
メンテのしやすさ★★★★★

「多機能ながら操作しやすい点が好印象。容量が小さめなので、単身者世帯向けかもしれません」(小口さん)

 

↑プリセットメニューは全12種類を用意。おかずや炊飯だけでなくケーキやヨーグルト作りにも利用できます

 

構成/えんどうまい、河野弘道、酒井麻里子

文/えんどうまい、河上 拓、鳥居一豊、中山秀明、並木政孝、平島憲一郎

撮影/篠田麦也、高原マサキ(TK.c)、福永仲秋(ANZ)