【メンテナンス性】
アルコール洗浄システムを採用し、ボタンひとつで圧倒的清潔さを維持!
シリーズ9には「クリーン&リニューシステム」(洗浄充電器)が付属するタイプと、付属しないタイプがありますが、今回テストした9525ccは、洗浄充電器搭載モデルになります。
本機の洗浄充電器の特徴は、除菌力のより高い「アルコール洗浄システム」を採用していること。ボタンひとつでシェーバーの刃とヘッドの洗浄、除菌、充電、刃の潤滑化、乾燥を全自動で行ってくれます。洗浄のたびにヘッドを99.9%除菌でき、毎回清潔なシェーバーでヒゲを剃ることが可能。アルコール洗浄システムで洗浄した場合、水道水で洗うより約10倍も衛生的なのだとか。実際、洗浄~乾燥後や、シェービングの前にヘッドのニオイを嗅ぐと、爽やかな柑橘系の香りがして清潔感が感じられます。
洗浄時間は約3分で、乾燥は40分。洗浄充電器がシェーバーの汚れを検知し、3種類の洗浄プログラムを自動選択します。試しに初日はシェービング後に洗浄を行わず、次の日にまとめて洗浄したのですが、それでも洗浄は2分強で終了しました。
洗浄液は専用の「洗浄液カートリッジ」を使いますが、毎日使う場合は、3週間に一度の交換が目安だそう。洗浄剤残量表示ランプが赤く点灯して3回使ったら新しいカートリッジと交換します。洗浄液カートリッジの実売価格は2個入りで1200~1400円程度。年間のランニングコストは1万円~1万2000円程度になりそうです。
洗浄液カートリッジのセット自体はとても簡単。洗浄充電器背面のボタンを押すと本体が上がるので、そこにカートリッジをセットして本体を押し下げるだけです。ただし、洗浄充電器に電源コードのメガネプラグを装着しにくいのがやや難点。中に洗浄液が入った状態で無理してコードを挿そうとすると、中の洗浄液がこぼれそうになりました。