家電
調理家電
2019/5/13 21:30

特売の肉が、高級ステーキに!? タテ型オーブン「テングリル」の焼き加減が驚くほど絶妙だった

最近お腹周りのぜい肉が気になる……太る原因は人それぞれですが、やはり食生活の偏りは大きな理由のひとつです。とはいえ、おいしいものは脂と糖でできていますし、マズいものは食べたくない。じゃあおいしいものの「脂」だけをカットすればカロリーが抑えられるのでは!?

 

そんな単純な考えで手にしたのが「TENGRILL(テングリル)」という縦型オーブン。食材を縦に挟むだけで簡単にヘルシーなグリル料理が楽しめるのがこのオーブンの最大の特徴です。それでは実際に使い勝手をみていきましょう。

 

奥行きはわずか182mmのスリムデザインで収納性が優秀

オーブンといえば、キッチンで場所を取るイメージがつきもの。しかし、このテングリルはまるでポップアップトースターのようなデザインで、奥行きはわずか182mmしかありません。このサイズ感ならひとり暮らしの狭いキッチンにも難なく収納できます。カラーはミントとブラックの2種類。使わないときは付属のシリコンカバーをフタに載せることで、ホコリやゴミが入るのを防げます。

↑サイズは幅448×奥行き182×高さ295mm。重さは3.9kg。ポップアップ式のトースターをひと回り大きくしたくらい

 

食材を挟んでタイマーをセットするだけでOK

テングリルの使い方は至ってシンプルです。付属のグリル網に食材を挟んだら、あとはタイマーをセットするだけ。中低温でじっくり焼き上げるので、食材の肉汁や旨みを閉じ込めながら、余計な脂を落としてくれます。

 

網のサイズは大きめのステーキ肉がしっかり収まり、空いたスペースに野菜を入れて一緒に焼くことも可能。魚の干物も頭から尾まで難なく収まりました。

↑肉や野菜を焼く際は、はけなどで油をまんべんなく塗っておく。あらかじめ塩コショウもしておこう

 

↑今回は生魚でなく干物を焼いてみた。普段は魚焼きグリルで焼くのだが、仕上がりに差が出るのかが気になるところ

 

200g程度のステーキの場合、レアなら5分、ミディアムレア8分、ミディアム12分、ミディアムウェルダン15分、ウェルダン17分といった目安が付属のレシピブックに出ていたので、今回、ステーキはタイマーを8分にセットしました。タイマーを回すと内部がオレンジ色に光るようになっており、加熱が開始していることがひと目でわかります。

↑食材の厚みに応じて網を引っ掛ける箇所を調整する

 

↑食材を挟んだ網をグリルに挟む。本体内部には2か所の熱源があり、ヒーターガードを取り付けている。食材を熱源で直接焼くというよりは、反射熱で焼いているようだ

 

↑時間をセットするだけのシンプルな設計。オーブントースターを使う感覚に近い

 

こちら(下写真)が8分後、焼き上がったステーキと野菜。網に挟んで焼き上げることで網目がついて、フライパンで焼くときよりも見栄えがいいですね。また、焼いている最中に食材が落ちることもなく、しっかりホールドされていることがわかります。

↑レシピブックのミディアムレアで焼いてみたが、思ったよりも表面に焼き目がついている

 

ステーキをカットしてみると、内部は絶妙な焼き加減!

予想よりも表面に焼き目がついているので、ちょっと焼きすぎなのでは? と思いながらステーキをカットしてみると……おお、内部はキレイなピンク色になっています! 火加減などを一切調整せずとも、ここまで絶妙な焼き加減になるとは!

↑正直、こんなに絶妙な焼き方ができるとは思っていなかったので非常に驚いた。特売のステーキ肉が高級肉のように見える

 

↑ダイエット中なので味付けはシンプルに塩コショウのみ。低温調理したかのような仕上がりで、ステーキがしっとり焼き上げられている

 

フライパンでなかなかステーキを上手に焼けない筆者でも、テングリルだと何度焼いてもいい具合にステーキが焼けました。ちょっといい肉を焼いてみてもこの通り(下写真)。こちらはミディアムで焼いたのでしっかり火が入っていますが、それでも肉の旨みが存分に感じられました。

↑肉の脂を落としつつも、しっかり旨みを閉じ込めている

 

魚のグリルはひっくり返す手間が不要で煙が出ないのが魅力

魚のグリルに関しては、魚の旨みが凝縮された印象。ただ、魚焼きグリルの場合は庫内に水分が留まるので比較的しっとり焼き上がるのに対し、テングリルの場合は少々水分が飛んでしまった印象でした。

↑10分間グリルしたところ、キレイな焼き目が付いた。魚焼きグリルで焼くよりも旨みが凝縮されたように感じた

 

とはいえ、魚焼きグリルとは違い、いちいちひっくり返す手間がかからないのはテングリルの強み。ほかのことをしていてうっかり焦がしてしまうなんてことはなくなります。

 

さらに、魚を焼いて気付いたのですが、焼く際にほとんど煙が出ないんです! これは、食材から落ちた脂が本体下部の受け皿に溜まる仕様に隠されています。通常、煙というのは脂が熱せられて発生します。その脂が下に落ちて加熱されないため、必然的に煙も出ないんです。

↑魚焼きグリルの場合は受け皿に脂が落ちたあとも加熱され続けるが、テングリルは熱源が側面にあるので一旦落ちた脂は加熱されない

 

唯一、テングリルの難点を挙げるとすれば、洗うパーツが多いこと。使うたびにすべてのパーツを取り外して洗う必要があるので、そこだけは少し面倒に感じました。

↑調理中の手間はとことん省けるのがうれしいが、油受け皿、ヒーターガード、反射パネル、焼き網を使うたびに洗うのは手間がかかる。その反面、衛生面を保てるのは利点でもある

 

ダイエット中の食生活にもいいことづくめ

今回は肉、野菜、魚を焼いてみましたが、パンや冷凍食品などにも応用できます。付属のレシピブックでは冷凍春巻きを焼くレシピが出ていたので、テングリルはノンフライオーブンのような感覚でも使えそう。また、実際に脂がどれだけ落ちたかが目で見てわかるので、健康的な料理を作っているような気持ちになります。それでいておいしく焼き上がるとあれば、ダイエット中の食生活にもいいことづくめ。

 

肝心の価格は2万2800円(税別)と、購入を検討する余地のある価格設定。みなさんも、テングリルでとことん手軽にグリル料理を楽しんでみてはいかがでしょう。

TAG
SHARE ON