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2020/3/27 20:00

ツヤッツヤで表面つるん! 「水分発生量18倍」のドライヤー「ナノケア」で髪質が変わった

今回ご紹介するのは、パナソニックのドライヤーの人気シリーズ「ナノケア」の最新モデル「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0B」(以下EH-NA0B・実売価格2万7930円)。「ナノケア」は高級ドライヤーの先駆けとして知られ、2018年4月に国内累計販売台数1000万台を突破。発売15年目にして登場した「EH-NA0B」は、「ナノケア史上最高の髪ケア効果」をうたっています。そこまで違いがあるの? と思っている方も多いと思いますので、今回はその特徴を使用感とともにお伝えしていきます!

↑パナソニック「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0B」。見た目は従来モデルと変わらないようにも見えますが、しっとり感の進化がスゴかった!

 

イオン放出ドライヤーのなかで基準となるのが「ナノケア」

いまや店頭に並ぶ多くのドライヤーにマイナスイオンの放出機能が搭載され、「髪にはマイナスイオンがよさそうだ」というのを、なんとなく感じている人も多いのではないでしょうか。マイナスイオンは負の電荷を帯びた分子(主に水分子を指す)で、髪に潤いが与えられ、静電気を抑えるなどの効果があると言われています。

 

この「ナノケア」も、イオン放出機能を搭載するドライヤーの一種ですが、他と大きく違うのは、放出するのがパナソニック独自の微粒子イオン「ナノイー」であるという点。ナノイーは、体積比で一般的なマイナスイオンの約1000倍もの水分を含んでいるため、一般的なマイナスイオンをはるかに超えるうるおい効果が期待できるとのこと。1000倍といわれてもピンときませんが、「ナノケア」がヒットし続けているのは、使った人が違いを実感しているということなのでしょう。

 

実際、私も初めて「ナノケア」を使ったときは、そのうるおい感に驚きました。イオン搭載ドライヤーで髪がサラサラになる実感はありましたが、「ナノケア」の場合はしっとりなめらかで、ほかとは違う手触りになる印象。以来、イオン搭載ドライヤーを体感するときは自分の中で、「これはナノケアに匹敵する!」「しっとりするけど、ナノケアほどでもないかな……」と、評価する際の基準になっています。

 

そして、しっとり感が大幅にパワーアップしたというのが、今回試す最新モデル「EH-NA0B」です。大きく変わったのが、「ナノイー」の水分発生量。「ナノイー」を発生するデバイスを従来の「コロナ放電」から「マルチリーダ放電」に変更したことで、「ナノイー」の水分発生量が従来の18倍に跳ねあがりました。その結果、毛髪水分増加量も従来の1.9倍に! これこそ「ナノケア史上最高」とうたう理由ですね。いったいどんな効果があるのか、楽しみです。

↑「EH-NA0B」のスケルトンモデル。この中で、水分をたっぷり含む微粒子イオン「ナノイー」が生成されます

 

乾かしながら髪がコーティングされていくようなイメージ

では、実際に「EH-NA0B」を使っていきましょう。「ナノケア」は機能が豊富なため、操作が少し複雑ですが、どのモードでも「ナノイー」は発生します。濡れた髪を乾かすだけなら、レバーを「TURBO」または「DRY」に動かすだけでOK。髪にかけ始めて間もなく、手触りがしっとりしてきます。髪がまだ濡れているのに、しっとりとは?? と疑問に思う方もいるでしょうが、感覚でいえば、髪が何かにコーティングされていくようなイメージです。

↑使い始めてすぐ、手触りと指通りの違いがわかります

 

ドライヤーの温風温度は125℃にもなり、近年の低温風ブームの中では高めの設定ですが、「インテリジェント温風モード」を使えば、室温に合わせて自動で約60℃まで温度調整してくれます。未使用時は少し温風が熱すぎるかな、と思いましたが、同モードを使用すると心地よく感じる温度になるので、髪の傷みが気になる人も安心ですし、暑い夏でも使いやすいですね。

 

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