家電
調理家電
2020/7/6 17:30

「あぁ、料理が楽しくてたまらない」夢みたいな台詞が初心者でも言える、魔法の高機能レンジ「ビストロ」で送る美食の日々

私は中学生の娘がいて共働き夫婦だ。かつ、私も妻も週2〜3回は出社するがそれ以外は在宅勤務、娘は分散登校で2日1回のペースで学校に行っている(6月下旬現在)。そんな典型的な「DEWKS」世帯では現在何が起こっているかというと、料理担当が目まぐるしいのである。

 

「山田=在宅、妻=出社、娘=登校」なんて日は気楽で好きな時間にお腹を満たせばいいが、「山田=出社、妻=出社、娘=自宅学習」だったりすると、朝からバタバタ、帰ってきたら娘の夕食作りでバタバタ、塾のリモート授業が終わって「腹減った」。常時、バタバタである。私、恥ずかしながら料理の多くを妻に担当してもらう、これまた典型的なDEWKS世帯であり、「それではいかん」と四苦八苦しながら調理をしていた。

 

が、パナソニックのビストロの最新モデルがやってきて生活が変わった。「料理を作らなきゃ」というプレッシャーから解放されるどころか、「料理楽しい」というマインドになるレベルだ。

にわかには信じがたいかもしれないが、本当なのだ。というわけで、本稿ではビストロ最新モデル「NE-BS2700」を紹介しながら、DEWKS世帯で「よくあるシーン」をピックアップしながらビストロがどのように役立っているかをレポートしたい。特に、父親世代&料理初心者にはぜひ読んで欲しい内容だ。

 

なお、本記事と連動して、パナソニックとデリッシュキッチンによるInstagramの生配信番組「ビストロライブキッチン」の初心者向け番組「ビストロライブキッチン forビギナーズ」も7月8日21時からスタート。私山田が番組に登場し、昨今の調理家電事情や本機の魅力を含めてMCのあまりさんとお届けするので、そちらもぜひご視聴いただければ幸いだ。

↑「ビストロライブキッチン forビギナーズ」の詳細はコチラ(画像をクリックするとページに移動します)

 

【今回紹介する製品】

パナソニック 

スチームオーブンレンジ NE-BS2700

オープン価格

焼く、煮る、蒸す、揚げるといった調理を一台でこなすスチームオーブンレンジ。最新版となるNE-BS2700は、3つの進化が大きな特徴だ。1つ目は持ち前のヒーターの火力がアップし、たんぱく質と野菜が一緒の好バランスなメニューを冷凍から一気に焼き上げて時短調理する、「凍ったままグリル」。

 

2つ目は分量フリーで野菜を手軽に調理する「やみつき野菜」がワンボウル調理に対応したこと。3つ目は、アプリ「キッチンポケット」が、食のプロを育成する辻調グループ監修のメニューを追加して随時更新される仕様に。より料理を手軽かつ豊かに楽しめるようになった。

 

【ある日のシーン01】

家族の昼食どうするんだ問題は「ワンボウルパスタ」で大喜び

朝は、ホームベーカリーで焼いたパンで済ませることが多い我が家。で、問題は昼である。この日は、妻は出社、娘は登校しない日で自宅にいる。時間は午前11時。そろそろ昼ごはんのことを考えなくては。でも、これからリモート会議。「会議後の12時から作れる食材あったっけな?」と会議ぎりぎりに冷蔵庫を開けて確認。

 

こういった風景が繰り広げられている家庭も多いはずだ。そんなときはビストロのワンボウルパスタが最強であり、私は最近このレシピで難局を乗り切っている。

ワンボウルパスタとは、その名の通り、ボウルに必要な材料入れて設定してビストロのスタートボタンを押すだけ。パスタなのに、ゆでる必要もなければ、ソースを炒める必要もない。そんな夢のようなレシピがビストロには存在するのだ。

 

【手順(画像をタップすると手順の説明が表示されます)】

レンジで作ったパスタがおいしいの? その完成度、味は?

パスタはベストな茹で具合で、まるで鍋で茹でたような食感。たっぷりソースが絡まった麺と具を口に運ぶと、白みその風味と味わいが口いっぱいに広がり、生クリームの甘味が混ざって最高のマリアージュ。そこにベーコンの塩みも絡まって、幸せが3段階ステップアップである。止まらなくなるのである。食べたことのない料理に警戒しがちな娘も、これおいしい!バクバク食べてくれた。

 

なんで、パスタをオーブンレンジで茹でられるの?

ワンボウルパスタを可能にしているのが、本機に搭載された「高精細・64眼スピードセンサー」。食品の温度や分量などをセンサーによって見分け、その料理に最適な仕上がりを実現する独自の技術である。食品の温度上昇を瞬時に検知することにより、沸騰状況を判断することができ、メニューに適した火力に自動調整することができるのだ。

 

この技術、パスタ以外の調理にも様々に応用される。とろみのこびりつきを抑制したり、ふきこぼれを制御したり、温度の異なる2品を同時に効率よく温めたり。また、冷凍された肉の解凍ムラを抑えつつ、中までしっかり解凍して下ごしらえをスムーズにするなど主役から脇役までこなすのだ。「高精細・64眼スピードセンサー」の性能の高さはのちのシーンでも取り上げていこう。

 

【料理初心者・山田の感動ポイント】ワンボウルで得られる価値は簡単さだけではない

パスタは調理工程のなかで火を使う時間が多い。麺を茹でる、ソースを炒めるetc.。ソースはレトルトを使ったとしても、やはり鍋で温める時間がかかる。キッチンにいないといけない時間があり、仕事の合間にはハードルが高い。同時に、使う用具が比較的多い。鍋、フライパン、ヘラ、ザルなどなど。キッチンの面積を占有するデカモノをそこそこ使う。

 

ただ、ビストロの場合、ワンボウルで済む。もちろん、ベーコンを切るために包丁とまな板は必要だが、使う用具はそんなもんだから、洗い物が圧倒的にラク。火を使うわけではないからキッチンに付きっきりになる必要もない。食べるためのハードルが低いだけでなく、料理前後に出てくる作業も大幅に軽減できるのだ。

 

また「生クリーム×白みそ」という組み合わせもイイ! 料理初心者(私)は生クリームを食べる以外で触れた経験が少なく、スーパーでどの売り場にあるのか迷うこと迷うこと。乳製品やチーズ売り場の近くにあるケースが多いが、「こんな棚があるんだ」と自分の視野を広げてくれるから新鮮だ(偉そうに言える内容ではないけど)。

 

そもそも、「みそと生クリーム」って、それだけで料理上級者になった感覚が味わえるし、ふるまう人にも感じてもらえる。この成功体験が重要で、「あ、僕でも食で家族を笑顔にできるんだ。超簡単なのに」という実感が、また作ってみたい気持ちにさせてくれる。ビストロは、単なる調理家電ではなく、モチベーター(やる気にさせてくれる人)であると思った。

 

さて、ビジネスマンの昼は短い。午前中の打ち合わせ案件をまとめたり、午後の打ち合わせの準備をしたり、という激戦の谷間の時間は忙殺されがちだ。そんなさなかでも、このレシピなら作れるし、その充実度は何にも変えがたい。この日も昼食ミッションを乗り越えられて、午後の仕事も捗った。業務効率の面でもビストロがあると助かるということは、ビストロはビジネス快適化ツールなのかもしれない。

 

【とある日のシーン02】

育ち盛りの子どもの食欲を満たすのはどうするんだ問題は「凍ったままグリル」で解決

こどもの食欲はすごい。昼を食べて、夕方にはしっかりお腹がすく。そして、夕方は昼以上に仕事のピークタイムである。仕事のピークタイムと子どもの空腹のピークタイムが重なる板挟みは親にとって辛い。

 

この日は、夕方17〜19時に公開する必要があるウェブ記事が集中しており、買い物にも行けそうにない。それどころか、調理をする時間もほぼなさそう。どうしたもんか。

 

そんなときは冷凍したハンバーグをビストロに調理してもらう。とはいえ、ハンバーグを家で作ろうと思ったら大変。「焼く」という行為だけをとっても、初心者の場合、火加減がわからない、裏返すタイミングがわからない、中に火が通っているかわからない、何度も裏返してしまう、そして、火が入りすぎてパサパサになってしまうーー

 

でも、大丈夫。ビストロなら、下ごしらえしたものをそのまま冷凍しておいて、専用のグリル皿に置いて、メニューを選んで押すだけ。

もう一度言うと、焼いて冷凍したものを解凍するのではなく、こねた状態のものを「そのまま冷凍」し、それをそのまま専用のグリル皿に入れてスタートするのだ。この機能を「凍ったままグリル」という。そうすると上記のような適度な焦げ目があって、中まで火が通ったハンバーグができるのだ。解凍したのではなく調理したモノだから、もちろん旨い。この衝撃的な体験について、ここでは紹介していこう。

 

【手順(画像をタップすると手順の説明が表示されます/レシピ・時間は2人分)】

 

本当に絶妙に焼けているし、本当に自分で作ったのか疑う旨さ

見た目からしてベストな焦げ目、そしてナイフや箸を入れるとやわらかく入っていき、もうこの時点で旨いを確信。口の中に入れると肉汁がしっかりと広がって、肉の旨味がガツンとやってきてジューシー。ベタすぎる例えで言うと「お店で出てくるレベル」、もっとベタに言うなら「自分で使ったとは思えないレベル」。どんどん食べてしまうから「ゆっくり食べろ」と娘を叱ったぐらいだ。

 

肉汁が閉じ込められているから、肉と下味の調味料だけでも味がしっかりしていて、個人的にはハンバーグソースを付けなくてもいけると感じた。ソースを絡めれば味変化も楽しめる逸品である。幸せ。

 

なんで裏返さずに焼けてしまうの?

ハンバーグ料理をはじめとしてグリル皿を使ったレシピで活躍するのが、前述の「高精細64眼スピードセンサー」に加え、「大火力極め焼きヒーター」だ。上部は熱の立ち上がりの早いヒーターが焼き上げ、下からはマイクロ波が当たる。このときに使う専用グリル皿がマイクロ波の熱を効率良く吸収。両面でフライパンの役割を果たして、しっかりと熱を加えてくれるのだ。

 

↑こちらが専用のグリル皿。軽量で女性や子どもの力でも持ち運びやすい重さで誤って落としてしまうこともない。丸洗いもできるからあと片付け面も簡単だ

 

【料理初心者・山田の感動ポイント】家庭内の雰囲気を和やかに余裕あるものにしてくれる

夕方、子どもが帰ってきてお腹を空かせているときに、親がピリピリしていたり、厳しい表情でずっとPCに向かったりしているのは、子どもにとって良い影響を与えないだろうなと思うことがある。元気に帰ってきた時も、しょんぼり帰ってきた時も、「お腹空いた?ハンバーグあるよ?」って余裕を持っていえる親でありたい。

 

その理想がビストロでは手に入る。

 

この日は記事確認の合間を縫って、盛り付けまでたどり着き、ハングリーな娘のお腹を満たした。本記事を執筆するためもあって自分で最後までやったものの、火を使わないから、本当にどうしようもない場合は、工程の一部を子どもに任せてしまうことも可能だ。グリル皿は高温で、ミトンなどを使って取り出すのがマストなので、そこは自分で担当するのがよいだろう。

 

ただ、ビストロと娘に甘えることもできるで、追い込まれるストレスから解放された気分である。ビストロが来て、我が家の雰囲気は確実に良くなった気がする。

 

 

【とある日のシーン03】

「オンライン飲み会&晩酌」のつまみが想像を絶するぐらい豪華に

家族の話が続いたので、今度は自分ゴト。すっかり一般化したオンライン飲み会。すべて出来合いのものだったり、乾き物だったりだと味気ないので一品は自分で用意したいと思っている。

 

もう一度言おう……「思っている」

 

だが、それが実は負担。料理初心者だから調理にかかる時間が見えなくて、早くできすぎると飲み会が始まる前に食べ終わってしまう、時間がかかりすぎて会に遅刻してしまう不器用さ。この日はビストロを活用して、その課題をクリアできるのか。まずは作った料理を見て欲しい。

↑作ったおつまみは、じゃがいものたらこマヨネーズ【右下】ピーマンとツナの塩昆布あえ【左下】きのこのナムル【上】

 

どうでしょう。これ1品にかかる時間は10分程度だから驚きだ。次に手順を見ていただこう。

 

【じゃがいものたらこマヨネーズの手順(画像をタップすると手順の説明が表示されます/分量は4人分)】

 

【ピーマンとツナの塩昆布あえの手順(画像をタップすると手順の説明が表示されます/分量は4人分)】

 

【きのこのナムルの手順(画像をタップすると手順の説明が表示されます/分量は4人分)】

 

食材の良さが生きたまま出来上がる !

ピーマンはほどよくシャッキリ。じゃがいもはサクサクとホクホクが良い意味で拮抗。きのこはプリプリ。それぞれの食材の芯まで適度に味を浸透させ、たくましい弾力を残しながら絶妙な柔らかさに仕上がっている。確かにレシピに沿っただけであることはわかっているが、とはいえここまでウマくできていいものか。料理のおいしさを左右するのは味付けだけではなく、熱加減も重要だということがよくわかった。

 

ここでも64眼のチカラが効いている!

以前から好評だったワンボウル調理メニューに新搭載されたのが、野菜を分量フリーで調理する「やみつき野菜」だ。野菜をレンジで歯ごたえ良く加熱するには、分量に合った加熱時間の調整が必要だが、「やみつき野菜」コースなら「高精細・64眼スピードセンサー」が分量を判定。自動で火加減をコントロールするため、ボウルに野菜を入れたら任せっきりでおいしくヘルシーな料理が作れるのだ。

 

【料理初心者・山田の感動ポイント】つまみが充実すれば、喋りも滑らか、飲み会自体が充実する

ふだんは、なんとなく買ってきたつまみばかりなのだが、今日はヘルシー。なおかつ自分で作って盛り付けた、胸を張れる渾身のつまみ群。飲み会に望むテンションがいつもより高めである。

 

そして飲み会が始まった。さあだれか、いつもと違う私の画面に気付いてくれ。ほら、ウマそうだろ? そもそも今日は食品トレーじゃなくて器に盛りつけられているだろ? そんなことを思っていたら、「ヤマダさぁ、今日なんかイイことあった? なんかニヤニヤしてるよね」と。おや、表情に出てしまっていたか。まあとにもかくにもフリが、キタァー!

 

「そう、実はさぁ」と、ビストロと自作料理の話をきっかけに、会話が弾む弾む。続いて話のテーマは自然と“最近感動したこと”へ。ここのところ会えてなかったけど、みんな元気そうでよかった。「いつか集まろうよ!」と、ホームパーティで私が料理担当になることが決まってしまったが、のぞむところだ。それまでに、いろいろなメニューにチャレンジしてみようと思う。

 

【まとめ】

小さな成功体験が、次のアクションにつながる

調理家電の見出しとは思えない、ビジネス記事のような見出しだが、ビストロを使い始めて心からそう思う。

 

山田家の朝食はホームベーカリーと触れたが、ホームベーカリーもまさにそうなのだ。小麦粉と水とバターとドライイーストを入れるだけで、朝起きると出来立てのパンが完成している。準備にかかる時間は5分以内。でも、とてもおいしい。簡単なのにとてもおいしいパンが作れる小さな成功体験が続いたことで、いまはちょっとこだわったパンも作れるようになった。

 

ビストロも同じだ。簡単に、でも満足度の高い料理を作れると、次も作ってみようかなと自然にアクションが起きる。「料理をしなきゃ」から「料理してみてもいいかな」と思えるようになる。「料理をしなきゃ」という切羽詰まった場面でも、ビストロに任せておけばどうにかなるという安心感がある。

 

と、まだまだ料理初心者であり、偉そうなことを言えた立場でないが、ビストロはパナソニックのレシピアプリ「キッチンポケット」と連動しており新しいメニューが随時追加されており、目下、新レシピに挑戦中だ。

 

という日々の悪戦苦闘の模様も、「ビストロライブキッチン forビギナーズ」で随時お伝えしていきたいと思っている。レンジは単に温める道具なのではなく、料理を支えてくれる相棒であり、ビストロは我が家の胃袋を握っている存在であると改めて伝えておこう。

 

↑「ビストロライブキッチン forビギナーズ」の詳細はコチラ(画像をクリックするとページに移動します)