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オーブン・レンジ
2021/3/27 18:30

これはほぼスイーツだ!「超蜜やきいもトースター」でトロットロの焼きいも作り

想像以上に甘くてねっとりした口当たり

2時間後、「いしや〜きいも〜おいもっ」のメロディが流れてついに完成! と思いきや、焼き上がってもそのまま庫内に置いたままにしたほうが蜜が出やすいので、もう15分ほど待ちました。ついに完成した焼きいもを手に持ってみると……柔らかい!

↑アルミホイルに蜜が付いている。手に持つとかなり柔らかく、2時間前の硬さが嘘のようだ

 

さっそくほかほかの焼きいもを頬張ってみると、想像以上に甘くてねっとりした口当たり。ほぼペーストのような食感で、まるでスイートポテトを食べているようです。砂糖を使っていないのに甘みが強く、これなら専門店が監修しているというのも納得! 最初に完成した焼きいもがあまりにおいしくて、このあともう1ターン焼いたほどハマってしまいました。

 

焼きいもはラップに包んで冷蔵すると冷やし焼きいもになり、冷凍しておけばひと月ほど持ちます。冷やし焼きいもはしっとりした口当たりで、ほとんどスイーツ! これなら冬だけでなく夏場も楽しめるのでおすすめです。

 

超蜜やきいもモードはさつまいもの品種に注意

「超蜜やきいも」モードを使うにあたって注意したいのが、「熟成された紅はるか」を使うのがベストだという点です。収穫されたばかりのいもはおいしく焼けず、最高の焼きいもを食べるにはさつまいも選びからひと手間かける必要があります。土付きであれば自分で熟成させることが可能ですが、スーパーで買ったさつまいもは一度洗われているので熟成の難易度が高いそうです。

↑近場のスーパーで手に入らない場合はネット通販で探すといい。筆者は最近「新潟直送計画」というECサイトにお世話になっている

 

とはいえ、熟成した紅はるかが手に入らなくても超蜜やきいもトースターは使えるのでご安心を。セルフセッティングで温度と時間を設定すれば焼きいもが作れます。ホクホク系の品種は180℃で60分、ねっとり系のさつまいもは180℃で90分、水を入れずに加熱。今回はねっとり系の「安納芋」とほくほく系の「紅あずま」を焼いてみたところ、たしかに品種ごとに口当たりや甘さの違いが感じられました。

↑安納芋はねっとりした口当たりで、甘みが強い。これで干し芋を作るとおいしそう

 

↑紅あずまはほくほく感が強め。まさに昔ながらの焼きいもという感じ

 

いずれも「超蜜やきいも」モードに比べると蜜はほとんど出ませんでしたが、それでもさつまいもの味わいが際立っており、好みによってはこちらを好む人もいるはず。あつあつで食べるときはセルフセッティング、少し冷やして食べるなら超蜜やきいも、といった使い分けをするのも良さそうです。

 

超蜜やきいもトースターの実売価格は1万8480円(税込)となっており、焼きいも好きなら買う価値のある一台。これまで焼きいもに思い入れのなかった人でさえ、このトースターで作った焼きいもを食べれば、間違いなくその魅力に気付くことでしょう!

 

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