家電
2021/7/2 18:30

理由はウイルス除去だけじゃない! 琉球大学病院が88万円~の空気清浄機「ナノドロン」を選んだ意外なワケと満足感を語る

コロナ禍により、いままで以上に徹底した感染予防対策が求められる病院で、新たに空気清浄機を設置する病院が増えています。沖縄にある琉球大学病院もそのひとつ。今年春に沖縄での感染者が増加したことを受け、検査部の生理機能検査室にドイツの空気清浄機「ナノドロン」を新たに設置しました。

↑琉球大学病院に設置された空気清浄機ナノドロン(壁際の白い筒状のもの)

 

ナノドロンは熟練のドイツ職人が生産工程の半分をハンドメイドする税込88万円~の高級モデル。これだけ高価なのにもかかわらず、数ある空気清浄機のなかから、なぜナノドロンを選んだのでしょうか? 同室に所属する臨床検査技師の皆さんにオンラインで話を聞いてみると、意外な答えが返ってきました。

 

↑ドイツHealth Air Technology社が製造するナノドロン空気清浄機。森のように澄んだ空気を生み出すことから「森の発電機」と呼ばれており、ロールス・ロイスやポルシェなど世界の一流企業にも採用されています。サイズは直径17cm×高さ165cm、重量16㎏。適用床面積は70畳まで。カラバリは12色で、写真のカラーはカーボンホワイト

 

検査中の感染リスク低減のため、空気清浄機の導入を検討

↑インタビューに答えてくれた琉球大学病院検査部生理機能検査室のみなさん。中央が導入したナノドロンのカーボンホワイト。左奥の男性はナノドロンの正規代理店・沖縄三和メディカル 営業部の山田晋之亮さん

 

生理機能検査室では、心電図検査や超音波検査、呼吸機能検査などを行っています。今回、ナノドロンを設置したのは、呼吸機能検査を行う検査室だそう。

 

「患者さんには検査中も基本的にマスクを着けていただいていますが、呼吸機能検査は大きく息を吸ったり吐いたりしてもらうことで肺の機能を評価するため、患者さんにマスクを外して行ってもらいます。そのぶん感染症のリスクも高くなるため、特に高性能な空気清浄機の必要性を感じていました」(検査部生理機能検査室のみなさん・以下同)

 

そこで院内の感染対策室に相談したところ、いくつかの高機能空気清浄機とともに紹介されたのが、このナノドロン。ナノドロンの空気浄化能力は通常のHEPAフィルターを搭載したモデルの約50倍。特殊合金の静電フィルターを搭載することにより、0.001μm以上の超微粒子の捕集を実現しています。さらに、捕集した粒子は高電圧電子を活用した「コールドプラズマ」(低温プラズマ)技術によって破壊。これにより、花粉やハウスダストなどのアレルゲンはもちろん、空気中に浮遊するウイルス、細菌、煙、不要なニオイもしっかりと除去・分解してくれるのです。

↑特殊合金でできた静電フィルターで、帯電させた超微粒子を捕集します

 

↑内部の「高電圧発生器」が1万2000Vの高電圧電子を供給。ナノドロンは、この高電圧電子を活用した「コールドプラズマ」技術により高圧磁場を発生させ、ウイルスや細菌などを破壊します

 

 

選択の大きなポイントは意外にも「音の静かさ」だった

このほか、意外にも生理機能検査室のみなさんが注目した点は、「音の静かさ」だったといいます。

 

「呼吸の検査では、私たちが患者さんにいろいろと指示を出し、その通りに呼吸をしてもらいます。しかし、検査中は私たちがN95という高気密なマスクを使用しているため、声が通りにくい。そのため、空気清浄機の音で私たちの指示が患者さんに聞こえなくなると困るんです。だから、ナノドロンは音の数値が優秀だった点も、大きなポイントとなりました」

 

ナノドロンの運転レベルは1から4まであり、最大となるレベル4で運転しても騒音値は45dB。目安としては図書館~静かな事務所と同じくらいの音で、これでも十分静かです。なお、呼吸機能検査室で検査中は、人の出入りがあるのでレベル4で運転しており、それ以外の時間はレベル1で運転しているそう。レベル4でも「患者さんへの指示が聞こえにくい」などの問題は起こっていないといいます。

↑ナノドロンの操作パネル。4段階で運転レベルを設定できます

 

ちなみに、ナノドロンが最小のレベル1で運転したときの騒音値は29dB。目安としては郊外の深夜やささやき声と同じくらいで、かなりの静かさです。メーカーによると日常的にはレベル1で十分だそうで、ニオイや空気の汚れを感じたときのみレベルを上げればOK。筆者も自宅で実際に使ったところ、レベル1だと耳を済ませないと稼働しているかわからないほど静かでした。

 

設置してみたら予想以上にスマートでスタイリッシュ

さて、ナノドロンの導入でもうひとつ気になる点といえば、空気清浄機らしからぬデザインです。高さも165cmと人の背丈ほどあるため、納品されるまでは「検査室が狭くなってしまうのでは?」という懸念もあったそう。ところが、実際に到着してみると「逆にコンパクトに感じた」といいます。

 

「納品される前までは、おそらく圧迫感はあるだろう、と思っていましたが、実際に置いてみたら予想以上にスマート。カラーも白(カーボンホワイト)を選んだのですが、これがスタイリッシュで清潔感があり、検査室に置くデザインとしても正解でした」

設置してから約3か月。「決めるときは悩みましたが、ナノドロンにしてよかった」と満足しているとのこと。空気の汚れは目に見えないものの、コロナ禍に高性能な空気清浄機がある安心感は大きかったといいます。

 

「検査室の大きさに対して、浄化能力が〜70畳とかなり大きいぶん、よりスピーディに浄化してくれていると思うので心強いですね。もっと多くの病室や検査室に置けたら理想的ではありますが、価格が安くはないので要交渉です。特に院内の換気しにくい部屋に設置するのはいいかもしれませんね。現在設置している呼吸機能検査室では特にニオイが発生することはありませんが、ナノドロンは脱臭効果も高いようなので、ニオイが出る部屋に置いて脱臭性能を試してみたいです」

 

また、空気清浄機というとこまめにお手入れをする必要がありますが、ナノドロンの場合は1年に1回(※頻度は使用状況によって異なります)専門スタッフがメンテナンスを行うため、日常的なお手入れは表面の汚れやプレフィルターのホコリを取るだけ。「業務の合間にお手入れする手間が減らせたのもうれしいポイント」とのことでした。みなさんもぜひ、高い空気浄化能力を誇り、デザイン・設置性も良く、音も静かで手入れの手間も少ないナノロドンで、「安心感のある生活」を実感してみてはいかがでしょうか。

協力/ナノドロン正規販売代理店・沖縄三和メディカル