家電
2021/8/17 17:30

ついにクリーニングいらずのIQOSが登場! ブレードレス構造に進化した「IQOS ILUMA(イルマ)」

フィリップ モリス ジャパン合同会社は、独自の「スマートコア・インダクション・システム」を搭載した加熱式たばこの新モデル「IQOS ILUMA(イルマ)」と、IQOS ILUMA専用たばこ「TEREA(テリア)スティック」を、世界に先駆けて日本先行発売することを発表しました。

 

IQOS ILUMAシリーズは、フラッグシップとなる「IQOS ILUMA プライム」(実売価格1万2980円)と、スタンダードモデル「IQOS ILUMA」(同8980円)の2種類をラインナップ。いずれもデザインやアクセサリーが異なるのみで、連続使用回数や充電時間などの基本的なスペックは同一となります。

↑フラッグシップの「IQOS ILUMA プライム」

 

IQOSオンラインストア、IQOS LINE公式アカウントでは8月17日より予約販売を開始し、9月2日以降順次配送されます。また実店舗での販売は、8月18日から全国9店舗のIQOSストアおよびIQOS ILUMA Lab渋谷(期間限定ポップアップストア)にてスタート。その後、9月2日よりIQOSショップ、IQOSコーナー、コンビニエンスストア含む全国のたばこ取扱店などで販売されます。

 

シリーズ初のブレードレス構造を採用

IQOS ILUMAシリーズで搭載された「スマートコア・インダクション・システム」は、IQOS史上初となるブレードのない“ブレードレス”構造を採用。これにより残りかすが出ず、従来必要だった使用後のクリーニングが不要となります。

 

また、ILUMA専用に新しく設計されたTEREAスティックは、スティックの内側からたばこ葉を加熱する方式を採用。たばこ葉を燃やすことなく芯から加熱することで、火や煙を抑えます。

 

なお、これまでのIQOSシリーズとの互換性はなく、IQOS ILUMAで従来のたばこスティックを吸うことや、従来のIQOSシリーズでTEREAスティックを吸うことはできません。

 

新機能として、スティックを挿入すると自動的に加熱が開始し、スティックを取り出すと自動的に停止する「オートスタート・オートストップ」や、使用していない時にホルダーを手前に傾けることでホルダー正面のライトが点灯し、残りのたばこスティックの使用可能回数が表示されるスマートジェスチャー「リフトアップ」、使用中にホルダーをダブルタップ(軽く2回たたく)すると、バイブレーションにより、残りの使用時間を通知するスマートジェスチャー「ダブルタップ」を搭載しています。

 

連続使用回数は2回、充電サイクルは20回ごと、充電時間は約135分となります。

 

デザインやカスタマイズ性にもこだわり

IQOS ILUMAシリーズは、デザイン性やカスタマイズ性にこだわっている点も特徴。フラッグシップのIQOS ILUMA プライムは、アルミ製のスタイリッシュなボディに加え、本体を9色3素材のラップカバー、4色のフルラップカバー、13色3テクスチャーのリングで自由にカスタマイズすることが可能。カラーはジェイドグリーン、ゴールドカーキ、オブシディアンブラック、ブロンズトープの4色を用意しています。

↑オブシディアンブラック

 

↑先端部分のリングは付け替えてカスタマイズ可能

 

スタンダードモデルのIQOS ILUMAは、IQOS 3 DUOの形状を継承。新アクセサリーのリングやドアカバー、シリコンスリーブなどでカスタマイズ可能です。カラーはモスグリーン、ぺブルベージュ、ぺブルグレー、アズールブルー、サンセットレッドの5色。

 

スティックは全11種類をラインナップ

IQOS ILUMAの発売に合わせて販売されるTEREAスティックは全11種類。大きく分けて3つにカテゴライズされており、レギュラー4種、メンソール3種、フレーバー系メンソール4種をラインナップしています。価格はいずれも20本入り550円。

↑まろやかさとシャープな味わいの「バランスド・レギュラー」

 

↑強冷・強メンソールの「ブラック・メンソール」

 

↑エキゾチックな爽快感「トロピカル・メンソール」

 

従来モデルの不満を解決する新システムに自信

オンラインで発表会に参加したフィリップ モリス インターナショナルのヤチェック・オルザック最高経営責任者(CEO)は、「IQOS ILUMAを日本市場で発売できることをうれしく思う」とコメント。同社では紙巻たばこの代替品として加熱式たばこへの切り替えを推進しており、IQOS ILUMAはそれを後押しする重要な製品であることを強調しました。

 

また、シリーズ初となるブレードレス構造を採用した「スマートコア・インダクション・システム」について、「従来モデルで使用後のクリーニングが必須だったことや、ブレードの破損による故障などの不満が寄せられていることは把握していた」と述べ、それらの問題を解決する方法として新しいシステムが開発されたと説明。今後は従来のブレード有りのモデルと併売していくものの、将来的にはブレードレスに統一していきたいと語りました。

 

従来モデルの不満点を解消する新構造の採用により、より便利に進化したIQOS ILUMAシリーズはファン待望の製品といえそうです。紙巻たばこ派の方も、この機会に加熱式たばこに切り替えてみてはいかがでしょうか。

 

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