家電
調理家電
2016/11/5 14:55

話題のヘルシオ グリエは「即買い」で一致! 最新キッチン家電を2人のプロがジャッジした

11月に入って、そろそろ年末の足音が聞こえてきました。キッチン家電も年末商戦に向けて各社様々な製品が登場しています。今季は、「ヘルシオ グリエ」「BALMUDA The Pot」など、シンプルながら個性的なモデルが登場。一方で、パナソニックから「MX-XE901」といったプロ顔負けの料理ができるミキサーも登場しています。しかし、新製品で情報が乏しいだけに、果たしてこれらは買うべきか否かが判断しづらいどころ。そこで、家電のプロと調理のプロの2人にWチェックを依頼。使う人のタイプなども考慮して、「即買い」か「様子見」かをジャッジしてもらいました!

 

【2人のプロがチェック!】

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家電コーディネーター

戸井田園子さん

テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍する専門家。消費者目線に立った製品評価で、ユーザーの厚い支持を集めています。

 

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フードスタイリスト

新井美代子さん

雑誌や広告などを中心に活躍するフードスタイリスト。レシピ開発やスタイリング、制作と料理全般に携わっています。

 

ユーザーの探究心をくすぐる単機能特化型製品が多数登場

キッチン家電で今季話題なのが、単機能特化型の製品。既存の技術をブラッシュアップして、付加的機能をそぎ落とすことで、価格を抑えながら商品価値を高めた名作が続々と登場しています。

 

その背景として考えられるのは、消費者の製品購入マインドが「生活に必要だから買う」から「この機能を試してみたいから買う」に変わってきたことです。

 

例えばヘルシオ グリエは、マイクロ波より時間はかかりますが、料理も温め直しもおいしくできる過熱水蒸気調理に機能を絞っています。BALMUDA The POTは革新技術こそ使われていないが、注ぎ口の細かな設計でお湯を注ぐ微妙な量を調整でき、コーヒーをおいしく淹れたい人に吉。パナソニックのハイパワーミキサーも、プロ仕様の切削・攪拌性能を家庭用100Vで実現しています。

 

ちなみに今回取り上げた製品は、同カテゴリの競合製品と比べるといくぶん高額。ターゲットを「若い人より40代以上」「料理でもワンランク上を目指す、探究心の強い人」とピンポイントに絞っている印象。決して万人ウケする製品ではないが、ターゲットにハマる人には絶対オススメの逸品です。

 

その1 ウォーターオーブン

火加減と時間の設定だけで過熱水蒸気をラクに使いこなせる!(戸井田)

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シャープ

ヘルシオ グリエ AX-H1

実売価格4万3070円

「ヘルシオ」の過熱水蒸気機能に特化した小型オーブン。水を使わないオーブン加熱の約8倍の熱量で、ノンフライ調理から惣菜の温め直しまで、おいしく仕上げます。異なる食材の同時調理機能も搭載。

ウォーターオーブン

SPEC●加熱パワー切替:3段階(弱・中・強)●タイマー:15分(お知らせ音付き)●加熱方式:過熱水蒸気●庫内容量:約5ℓ●定格消費電力:1410W●水タンク容量:約40㎖●サイズ/質量:W412×H218×D315㎜/約6.3㎏

 

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↑容量約40㎖の水タンクをセット。クロワッサンの加熱には約20㎖の水を用います

 

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↑設定は過熱水蒸気の強さと時間だけと簡単。加熱途中での時間延長も可能

 

【戸井田園子のJUDGE!】

上級の味を望むなら「即買い」

電子レンジのマイクロ波調理より、味は格段に上。加熱時間は多少長くかかりますが、トーストとベーコン、卵を同時調理でき、使い方次第で時短になります。

 

【新井美代子のJUDGE!】

忙しく時間のない人は「即買い」

色々な食材を一度に加熱できるので、かなりの時短になります。子育て中の主婦の方などにはピッタリのアイテムでしょう。カラバリが赤だけなのがネックかも。

 

その2 電気ケトル

手の加減で絶妙に注水量を変えられる注ぎ口がお見事(戸井田)

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バルミューダ

BALMUDA The Pot

実売価格1万1880円

細長の注ぎ口を採用し、最高の注ぎ心地を追求した電気ケトル。本体の傾き角度で、コーヒーを淹れる際の丁寧な注ぎからスピーディな注ぎまで自在に変えられます。ハンドル先端の電源ランプに採用したネオン管もオシャレ。

SPEC●安全機能:空だき防止機能、自動電源OFF機能定格消費電力:1200W●湯沸かし時間(0.6ℓ):約3分●容量:0.6ℓ●コード長:1.3m●サイズ/質量:W269×H194×D142㎜(電源ベース込み)/約0.6㎏(本体)

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↑ノズル形状と注ぎ口の角度に工夫あり。止めたいところでピタッと湯切りできます

 

 

【戸井田園子のJUDGE!】

コーヒー手淹れ派なら「即買い」

ハンドドリップで重要な糸のような注水が可能に。カップ麺を作る際の素早い湯入れもできます。ただ、デザインは抜群だけど注ぎ口の掃除はやや大変かも。

 

【新井美代子のJUDGE!】

すでにケトルがあるなら……「様子見」

600㎖と容量が少ないのと、やや高価なのが気になります。すでに電気ケトルを持っているなら、買い換える必要はないかも。食卓をオシャレに演出したい人には◎。

 

その3 ミキサー

“プロの仕上がり”を家庭で再現できるハイスペック機です(新井)

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パナソニック

e-PROシリーズ

ハイパワーミキサー 

MX-XE901

実売価格10万7780円

家庭料理のレベルを超えた上質な仕上がりを実現。高硬度な6枚刃カッターと高速回転で、食材を裏ごししたようななめらかさに仕上げます。6つのオートメニューでスープやフローズンなど様々なメニューに対応。

SPEC●モード:オートメニュー6+マニュアル(速度10段階)容量:約1.8ℓ●消費電力:約940W●カッター:6枚刃●オートメニュー:6●サイズ/質量:約W228×H447×D240㎜/約6.1㎏

 

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↑ピュレなど下ごしらえ用モードも搭載。マニュアルモードの回転速度は10段階です

 

【ここをCHECK!】

ハイパワーミキサーならここまでできる!

白和えはムースの食感に

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マニュアルモードで食感の異なる豆腐とゴマを同時にすり潰した白和え。裏ごしすることで生まれる滑らかな口当たりがミキサーだけで可能に。

 

手羽先を骨ごと砕いて絶品スープに!

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手羽先でダシをとった担々麺。マニュアルモードで手羽先を硬い骨ごと砕くことで、鶏のうまみを引き出した絶品スープストックが短時間で作れます。

 

熱々スープも1台で作れる

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スープモードでは高速回転で食材を約90℃まで温め。食材の切削から加熱・攪拌まで全自動で行えます。口当たりも滑らかでおいしい!

 

【戸井田園子のJUDGE!】

キッチン狭めの家なら……「様子見」

この切削力と滑らかさを100Vで実現したのがスゴい。ただ、サイズと運転音がやや大きい印象です。料理が義務でなく趣味の人、料理を極めたい人ならオススメ!

 

【新井美代子のJUDGE!】

毎日料理をする人なら「即買い」

かぼちゃのポタージュが、短時間で驚くほど滑らかに仕上がりました。加熱機能があるのも便利で、毎日料理する人なら買って損はないです。私も欲しい!

 

e-PROシリーズ その他のLINE-UPはコチラ!】

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マルチプロセッサー MK-FE601

実売予想価格7万5000円前後

(2017年2月発売予定)

大型カッターと大容量容器で大量の下ごしらえが可能。オートメニューは回転数と駆動時間を的確に制御します。肉のミンチから卵白の泡立てなど多彩に活躍。

 

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ハンドブレンダー MX-SE501

実売価格2万6780円

新形状の4枚刃ブレンダーカッターで、食材を循環させながら細かくカット。野菜や果物の繊維を断ち切り、滑らかに仕上げます。回転速度を3種類で切り替え可能。