家電
エアコン
2023/2/3 5:45

プロが太鼓判をおすエアコンのエントリーモデルはコレだ!

空調家電はまず適応畳数を意識するが、そのうえで求める機能を吟味することが重要だ。今回は空調家電のプロが「コレなら選んで間違いナシで、しかもおトク!」と太鼓判を押すエアコンを紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました

家電ライター

近藤克己さん

生活家電を中心に執筆する家電&デジタルライター。“オジさん目線”を意識した製品レビューが好評だ。

 

エアコン内部と部屋の空気をナノイー技術で清潔に保つ

パナソニック

エオリア EXシリーズ

実売価格17万7340円(14畳/2022年モデル)

ナノイーX技術を用いて冷暖房時には空気中の様々な有害物質を抑制し、エアコン内部も清潔にキープ。フィルターのホコリを自動で捕集するお掃除ロボットも装備する。パーシャル制御を駆使し、室温を下げ過ぎない快適除湿モードを新搭載。

SPEC●適用畳数:暖房11~14畳、冷房11~17畳●定格消費電力:1340W●期間消費電力:1455kWh●温度設定:0.5℃刻み●気流:ワイド、スイング●能力:暖房5.0kW、冷房4.0kW●サイズ:W798×H295×D239mm

 

温度や湿度管理のみならず空気の質にまでこだわる

同社独自の新ナノイーXを採用するというだけでも、エオリアシリーズを選ぶ理由となる。エアコン内部をクリーンに保ちつつ、冷暖房では部屋の空気中に浮遊する菌・ウイルス、さらに家具やカーテン等に付着する菌・ウイルスの抑制に効果を発揮するのだ。

 

エントリーのEXシリーズは足元にパワフルな温風を届ける足元暖房や、室温を下げずに除湿を続ける快適除湿を搭載。適度な冷暖房機能でどの季節も快適に使える。

 

上位機のLXシリーズには給気換気、排気換気のほか給水不要の加湿機能も加わるなど、部屋の中で長時間快適に過ごせる機能が満載。エアコンを使用しても、窓を開けて換気するたびに寒くなる・暑くなるという不快さに悩まされていた人にピッタリだ。

 

エアコンはエントリーモデルでもココは譲れない!

<Point 1>エアコン内部を清潔に保つ自動掃除機能や抗菌作用

エアコン内部は夏場に冷房運転をして放置しておくとアッという間にカビだらけに。部屋で過ごす人の健康のためにも、内部を清潔に保ち菌の増加を抑制する機能が欲しい。

 

<Point 2>冷房や除湿運転時などに必要以上に体を冷やすのはNG

特に季節の変わり目などに運転するときには、エアコンの風が直接体に当たらない送風性能が望ましい。また、湿度を下げる際にも、なるべく室温は一定に保てると良い。

↑マットな質感の本体にはLEDランプを搭載。タイマー運転や、自動運転の「AI快適」など、運転中のモードがひと目で確認できる

 

<ココが上位モデル級>オールシーズン快適で清潔な空調をサポート

「新ナノイーXはエアコン内部でカビが増えるのを防ぎ、部屋のニオイも除去。湿度の制御技術の進化で、『室温が設定温度に達したのに湿度が高くて不快』という事態を防げます。足元に温風を届ける足元暖房もあり、1年じゅう快適です」(近藤さん)

 

上位モデルはコレ!

パナソニック

エオリア LXシリーズ

実売価格36万5200円(14畳/2023年モデル)

冷暖房中に室温を保ったまま新鮮な外気を取り込める給気換気に加え、不快な空気を排出する排気換気を搭載。毎日の暖房開始時間をAIが学習し、スイッチオンですぐに温風を吹き出す「すぐでる暖房」がこれからの季節に重宝する。

 

機能の差早わかり!